オープンイノベーションにより、製薬業界へのテクノロジーの取り込みを加速させている企業であるドイツに本社を構えるグローバル製薬メーカー、バイエル薬品株式会社様とオープンイノベーション『G4A Tokyo』でバイエル社と共に共創に取り組んできた内容を取材していただきました。
https://eiicon.net/articles/1812
患者さんに治療の選択肢を創出し続ける、製薬企業とスタートアップだからできるコラボレーションはテクノロジーを用いて新たな物を創ることができました。
先日6月1日から、今年度で第7回となるプログラム「G4A Tokyo Dealmaker 2020」の募集が始まってます。今回のテーマは、『患者さんの「満たされない願い」をかなえる、日本発のデジタルヘルスを実践すること』で、それに沿った課題(チャレンジ)が4つ提示されている。
株式会社Buzzreach
我々は『テクノロジーの力で一人でも多くの患者さんに新たな選択肢を』をミッションに掲げ、 ・製薬企業向け新薬開発(治験)DXの 「SaaS事業」 (治験をメインとした臨床開発〜市販後マーケティングのプロセス効率化) ・患者さんの声を届ける「患者特化SNS事業」 の2つの事業ドメインを持っています。 新たな治療法を患者さんに届けるためには、製薬企業は治験を行い厚労省に承認を得る必要がありますが、薬の承認までの平均時間は10年以上、、、、。 この承認を取得するまでの長い期間の中で多くの課題があります。 まずは、ここを解決するための製薬企業・治験実施医療機関向けにDX化していくSaaS型のプラットフォーム事業。 治験実施医療機関の調査から始まり、医療機関での治験業務管理、治験情報公開、被験者募集、治験に参加した患者さん服薬管理や来院管理のフォローなど多くの治験プロセスが未だアナログ且つ、データの蓄積などがされていません。 当社のメインプロダクトとなる、治験のインフラを目指す『StudyWorks』 https://product.puzz.app/lp/sw/ そして、エンドユーザーとなる患者さんやそのご家族の声を形にする事業。 患者特化型のSNS『ミライク』を用いて、患者さん同士を繋ぎ、患者同士での課題解決や先輩患者からのアドバイス、治療体験談の共有 など患者視点でのanswerを提供します。そして治療に関わる患者主観情報や、治療以外の定性的な悩みの情報などを SNSという環境を用いて収集し、実際に治療を受けいてる患者はどのような悩みを持っているのか、 それらのデータを製薬企業や研究機関に提供し、未来の医薬品開発、患者中心医療の基盤となるような取り組みを行います。 当該事業においては2020/8にDeNAとの資本業務提携を発表しました。 https://www.buzzreach.co.jp/news/18 これらの2つの事業をもとに製薬企業と患者を繋ぐプラットフォーマーを目指します。