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世界を飛び回っていたフランス人エンジニアが今、STANDAGE開発チームを率いている理由

こんにちは!STANDAGE広報担当です。

記念すべき社員インタビュー第1弾は、2022年の秋に彗星の如く現れ、STANDAGEの開発チームを見事にまとめ上げてくれたフランス人のニコラさんに、色々とお話を聞いてきました!

目次

  • 1.起業、移住、そして日本へ

  • 2.STANDAGE入社の決め手は「人」

  • 3.協調性のあるチームで、タフなチャレンジを楽しむ

1.起業、移住、そして日本へ


―まずは簡単なご経歴と、STANDAGEに辿り着いた経緯を教えてください。

ニコラ:
フランスの大学でIT関連、主にプログラミングとプロジェクト管理を学んで、卒業後はAppleのサポートエージェントの仕事に就きました。
しばらくして、自分の会社を立ち上げたいなと思って、友人と一緒にSaaSの会社を始めて、会社を大きくするために5年間くらい奮闘していました。

―起業経験があるんですね!ちなみに、何の会社だったんでしょうか?

ニコラ:
アポイントメントのソフトウェアをつくって売っていました。例えば、病院や美容サロンなどの予約をオンラインで管理できるシステムとかですね。
今となっては当たり前にありますけど、販売開始したのは2005年だったので、当時は結構珍しかったんですよ。
フランスよりアメリカでの人気が高かったですね。

一方で、私は世界中を旅行するのが大好きで。色々な国に住んでみたいという思いが強かったんです。
そこで、アメリカで仕事をしてみようと思って、今度はアメリカのスタートアップに、フルスタックエンジニアとして入社しました。
この頃キャリア的にシニアエンジニアに差し掛かってきたのもあって、だんだんとマネジメントに携わる機会が増えてきました。1年ちょっとくらい務めたかな。

そのあとはカナダに移住したりもしたんですが、紆余曲折あって、また別の国に行きたくなって。
さて次はどうするか・・・と考えて、そうだ、日本に行ってみよう!と。

―いよいよ日本編に突入!それにしても、この流れで日本はちょっと唐突ですね。

ニコラ:
なんというか、空気をガラっと変えたかったんです。今までとは全く違う環境に身を置いて、新しいチャレンジがしたいなと。
あとは現実的なところでいうと、ワーキングホリデーのビザが取りやすくて、とりあえず行く!がしやすかったというのもあります。
これが2011年の出来事です。

―震災があった年ですね。

二コラ:
そうですね。今の妻(日本人)と出会ったのも同じ年でした。
元々自分が立ち上げたSaaSの会社に戻って、妻と一緒に色々な国をまわりながら、プロダクトの開発を続けていました。
また、建築関係のスタートアップを立ち上げて、IT部門全体を担当したりもしました。CTO業務がメインといいつつ、スタートアップなので何でもやる!という感じで。
このとき、仕事で少しクリプト(デジタル通貨)に関わったりもしましたね。

そしていよいよ本格的に日本に根を下ろそうと、2020年に入国。このときコロナの流行り始めで、制限がかかるギリギリでの入国でした。
日本の会社をちゃんと経験してみたくて、新電力の会社に入り、IoT関連のプロダクト開発をやりながら、スクラムマスターだったり、マネジメントだったり、およそ2年間で色々と経験しました。

その後、2022年の秋からSTANDAGEにジョインしたという流れですね。


2.STANDAGE入社の決め手は「人」


―STANDAGE以外にもたくさんの企業からオファーがあったと思うのですが、なぜ入社を…?

ニコラ:
それぞれのオファーを単純に比較するのは難しかったんですけど、基本的に私はスタートアップが好きなんです。
フランスやアメリカ、日本の大きな企業からもオファーをもらって、もちろん大企業にも良いところはありますが、それでもリスクをとるチャレンジの方に魅力を感じて。

次に、どのスタートアップに行くかという話になるんですが、これもまた難しい。
面談だけでは雰囲気や人柄まではなかなか見えないし、入社前にチーム全員に会えるわけでもないですから。
そんな中で、足立さん(STANDAGE代表)の人柄には強く惹かれたんです。この人と一緒なら働ける!と。

また、STANDAGEならブロックチェーン技術に関われるチャンスもあるし、AIなど先端技術を取り入れる考え方ももっていて、自分の得意な技術も生かせる。会社としての成長にも期待できる。
こうした理由から、STANDAGEへの入社を決めました。

―足立さん、いったいどんな面談をしたんだ…(笑) 実際に入社してみて、開発チームの印象はどうでしたか?

ニコラ:
会ってみて分かったんですが、もう、とにかくみんなの人柄が良いです。
お互いを支え合い、高め合う風土があって、協力しながら成長できる良いチームです。
私が入ったときにはジュニアエンジニアが大半だったのですが、それでも誰も文句を言わず、自ら勉強したり、私と話したことをさらに自分で深堀りしてみたりと、成長意欲が非常に高いメンバーばかりです。
最近は徐々にミドルエンジニアが加わってきて、良い意味で変化が出てきたとも感じています。

―「挑戦と成長」を掲げるSTANDAGEらしさが、開発チームにも浸透しているんですね。そんなチームのなかで、二コラさんはどんな役割なんでしょうか?

ニコラ:
最近ではマネジメント業務の割合が多くなってきていますが、コードレビューや、何かを導入する際の技術的側面からの検討、プロダクトの課題解決に向けてのチームの話し合いを先導して、実装の決定などを行っています。


3.協調性のあるチームで、タフなチャレンジを楽しむ

―これから更にエンジニアの採用を進めていきますが、どんな人にジョインしてほしいですか?

ニコラ:
まずはスキル的な観点から。
今も非常に良いチームではありますが、まだまだ弱いところがあります。
そこを補ってくれる人が入ってきてくれるといいですね。

例えば、プロセスQAの経験がある人など。今もあるにはあるんですが、もっともっと改善の余地があると思っています。
バグ確率をさらに下げていくために、専門家や経験豊富な人が居てくれれば、より良いプロダクトの開発ができるので。

続いてパーソナリティ的な観点。
今のチームの良いところを生かしていきたいので、協力的で、思いやりをもって同僚に接することができる人が良いですね。
先程言ったとおり、ジュニアエンジニアが多いチームなので、それ以上のクラスの場合、コードレビューや教育の機会が多くなります。
間違いの指摘や説明の際、相手のことを思いやった伝え方ができる人に加わってほしいです。
教育は大変ですが、的確かつ思いやりのある指摘は、言われる人はもちろん、会社にとっても大きな財産になると思っています。

ー最後に、このインタビューを読んでくれている人たちにメッセージをお願いします。

ニコラ:
私たちはスタートアップです。つまり、日々さまざまなチャレンジや変化が起こる環境です。
さらに同時に複数のプロダクトを開発していることもあって、スタートアップの中でも相当タフなチャレンジに挑んでいます。
とはいえ、STANDAGEはとてもリーズナブルな会社なので安心してほしいです。
開発サイドとしてスケジュールに無理があれば、それをビジネスサイドや営業サイドはきちんと理解してくれますし、私もメンバーに無理な稼働をさせないようにしています。

あえてリスクを取ってチャレンジングな環境に挑む。困難を一緒に楽しめる、面白がれるメンバーがどんどん増えてくれたらいいなと思います。


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