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【社員インタビュー】「自由に楽しく生きる」──自身の人生のテーマを追究していきたい

2024年5月にInterRaceへジョインした黒田京子さん。これまでリクルートでエージェント事業の企業の採用支援や若手RAの育成、スタートアップ企業では法人営業をまとめる課長職を経験してきました。ご自身の強み、InterRaceで実現したいこと、今後の展望について伺いました。

InterRace株式会社
黒田京子

2006年に新卒でリクルート(旧リクルートキャリア)に入社。人材エージェント事業にて、RAとして法人クライアントの採用支援に携わる。大手企業から中小企業、スタートアップ企業に至るまで、さまざまな企業を担当してきた。リクルート時代の後半は、マネージャーとして新人や若手の育成に注力。2021年に退職後は、スタートアップ企業を2社経験し、2024年より現職。

情報をアップデートし「ここぞ」という瞬間を逃さず、成約につなげる


──社会人のスタートはリクルートだとお聞きしています。どういう業務を行ってきたのでしょうか?

リクルートには新卒で入社しました。退職するまでは、ずっと人材エージェント事業で、RA(リクルーティング アドバイザー)として、クライアント企業の採用支援を行ってきました。大手企業や中堅・小規模企業からスタートアップに至るまで、あらゆる企業を担当。業種もメーカー、不動産、ITなどさまざまです。マネージャーに昇進してからは、新人の受け入れ先になることが多かったので、若手にRAとしての基礎力を迅速に装着できるように、育成に注力してきました。


──最後の方は、管理職としてメンバーをまとめる立場にいらしたんですね。RA時代は、どのようなスタイルで仕事をされていたのでしょうか?

幅広い業種・業界の企業をクライアントとして持っていたので、人事採用担当者も、いろいろなタイプの人たちと向き合ってきました。自分自身は相手に合わせて対応し、人事採用担当者に深く入り込み、機会を見極めて、提案していくことを得意としていました。

たとえば、担当者と関係性をしっかりと構築して、本音を聞き出し、そこから詳細な人間関係を含め、組織のリアルな状況を常にアップデートし、把握する。そして「ここ」というタイミングで、担当者に当社のサービスを提案し、決裁者につなげてもらって受注に結びつけたケースが何度もあります。

大手不動産会社での人材紹介もその一つです。それまで契約がストップしており、出入り禁止になっていた企業でしたが、人事担当者の方との信頼関係を積み上げていき、キーマンの副社長に紹介してもらい、最終的には、過去の実績の3倍にあたる売上を獲得することができました。


──改めてRAのやりがいを挙げると、どんなところがありますか?

エージェント事業では、企業の人事採用担当者や決裁者そして転職者と、深く関わっていきます。人材紹介を通じて、企業と人(転職者)がつながり、どちらも成長していく姿を間近で見られるのは、大きなやりがいでした。また、企業の経営陣(決裁者)らとともに、優秀な人材を採用していく施策を一緒に考え、実行していく体験も数多くしてきました。こうした経験が、わたしにとっては、今の仕事の原体験になっています。

ボードメンバーに強いマネジメント力を持った人たちが揃っているのが大きな魅力


──その後、スタートアップ企業に転職されますが、どういった理由があったのでしょうか?

リクルートを退職する直前は、30代後半でマネージャー職に就いていました。年齢を鑑みると、外に出るなら、この時期だなと思い決断しました。40代になれば、リクルートでさらなる上位職を目指すか、外に出ても就けるポジションが限られてくるため、やりたいことができなくなる危機感があったからです。

次のステージでは、スタートアップ企業などで新しい事業の立ち上げにチャレンジしてみたいと思っていました。リクルートのような大企業の、仕組み化(標準化)された中で行う営業の面白さも当然ありますが、もう少し小さな組織で、これまでの知見を活かして、自分がどこまで通用するか試してみたいという気持ちがわいてきたのです。

そこであえてスタートアップ企業を選んで転職。仕事自体は面白かったのですが、方向性にギャップを感じました。

リクルートでは、顧客起点でサービスを考えます。「お客さんは、このサービスについて何といっているのか」「それで、お客さんは喜んでいるのか」というのを、徹底的にメンバーも含め皆で議論します。こうした顧客視点のサービスへのこだわりこそが、リクルートがあそこまで大きくなれた要因の1つだと思っています。その一方で自分たちが売りたいものを提供する(プロダクトアウト)の志向にこだわる企業も多いため、考え方のギャップにもどかしさを感じたりもしました。



──InterRaceには今年(2024年)5月にジョインされましたが、どのような点が魅力だったのでしょうか?

InterRaceのボードメンバーにマネジメントの強い人たちがいる点です。ほとんどがリクルートなどの大手企業出身で、大手クライアントなどと対峙してきた人たちなので、サービスの組み立て方やプロジェクトマネジメントに長けていると思いました。

スタートアップ企業は、それぞれに持ち味があります。しかし成功できるのは、100社中1社ほどの確率です。その1%の確率に入るかどうかは、経営陣にマネジメントに強い人材がいるかどうかが一つの決め手になるように思います。それは、いくつかのスタートアップ企業を経験してきて感じるところです。特に、成長過程においては従業員が100名を超える会社規模になると、如実に現れてきます。その点、InterRaceは現在企業として成長期にあり、この高いマネジメント力が大きな強みになってくると感じました。


──これから、どのような業務を担当する予定ですか?

まだ、業務をキャッチアップしている段階なので、何ともいえませんが、元々人材エージェント事業部でRAを経験してきたので、今のところはInterRaceのエージェント業務(人材紹介業務)をメインで行っていく予定です。

現在、InterRaceが株式会社ビズリーチのグループ企業となり、アライアンス業務も増えており、少しずつInterRaceの提供サービスも変わってきています。たとえば、エージェントサービスも、個別に行うというよりはダイレクトリクルーティングサービスのオプションとして導入される可能性も出てきました。そうなると、私自身の関わり方も、従来とは違ったものになりつつあります。

こうした変化にどのようにアジャストしていくか、自ら考えて最適なサービスを組み立ていくことは、リクルート時代の営業に戻ったようで、面白味を感じます。スタートアップ企業は、軸足を定めながらも、目の前のニーズに合わせて、いかにピポットできるかが生き残っていく上では、重要になってきますし、楽しみです。

中長期的なキャリアを築き、思い描くライフプランを実現する

──最後にこの先の展望を教えてください。

まずはエージェント業務で実績を築き、その上で機会があればダイレクトリクルーティング案件などのRPOディレクター業務にもチャレンジしていきたい。そして、キャリアの幅を広げていきたいと思っています。

わたし自身は、「自由に楽しく生きる」を人生のテーマとして考えているので、「どこにいても働けるスキルを持つこと」「自分で自由に使えるお金が常にあること」が生きる上では大切な条件になってきます。そのためには、長く働き続けられることが欠かせません。

その点InterRaceでは、プロフェッショナルやポートフォリオワーカーといったソロプレナーが活躍し続けられる土壌があるので、将来的には、自分の意思で正社員以外の働き方を選択できたり、これから20年以上働くことも可能だと考えています。こうした、自分が思い描くライフプランを実現できる環境が備わっているのも、InterRaceを選んだ理由の1つです。

現在、東京在住ですが、それ以外の場所にも住む拠点をつくるなど、二拠点生活なども考えています。InterRaceにジョインして、自分が描きたいライフスタイルも広がってきました。

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