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【代表インタビュー】建設・土木のイメージを仲間とともにスパイラルアップしたい。代表の想いと取り組みを語る。

はじめまして。代表の豊澤です。

僕たち豊沢工営は、この多摩エリアで東京×まちづくりに挑んでいます。水道施設や土木・民間工事をメインに、2011年からは継続して水道局の事業に携わってきました。

この豊沢工営という会社を、『誰かの困りごとをみんなで解決し、多摩エリアで1位2位を取れる最高のチーム』にしていきたい。そのために、今僕が取り組んでいること。例えば、仲間ひとりひとりが活躍できる仕組みづくりや、僕自身が大学院で学んでいる経営についてをお話しします。

豊澤京のプロフィール - Wantedly
有限会社 豊沢工営, 工事部 素人からスタートして、いま今年で24年水道というインフラに携わっています。あんまり良い印象がない建設業ですが、絶対に必要なこの仕事。固定概念にとらわれず、あんなことやこんなことをいろいろやってます。SECIとは超簡単に言うと、みんなであれやこれや気持ちを共有して高め合おうよということ。解決今が一番仕事が楽しい!だから、みんなの楽しいを集めて素敵な未来をつくりましょう。
https://www.wantedly.com/id/Keitoyosawa



少しだけ僕のことを紹介すると、大学では法学部を学び、卒業後はカード会社に就職。岐阜県の支店に配属されて、債権回収の仕事をしていました。

会社を継いだきっかけは、いわゆる家庭の事情。父が始めた会社だけど、僕自身が経営者になるとは正直思ってもいなくて…。当時大きな目的もなかったけど、今では仲間の可能性を引き出すための環境づくりに夢中になっています。


社員は退職、事業は存続の危機。だから“目指すもの”を掲げて、共有の文化を当たり前に。

この際なので、包み隠さずお話しすると…。豊沢工営は、過去に事業存続の危機に陥りました。仲間のほとんどが退職してしまったんです。これは個人的な見解ですが、理由は『共有の文化がなかったこと』だと思っています。

当時僕は、入社して5年目。将来的には会社を継ぐために、内勤と現場の仕事を両立していました。僕は言わずもがな未経験、会社として教育環境を整えているわけもなく、何もかもが手探り状態。その中で、社長の息子という立場もあってか、経営者と社員の両方の本音が聞こえてきたんです。

例えば、仕事が自然とどこからか湧き出てくる、なんてことは絶対にありません。営業担当が一生懸命仕事をもらってきて、それがお給料に変わります。父が営業活動を担っていましたが、当時の営業活動といえば基本ゴルフ(今では少なくなりました…)。父は社員のために、仕事を増やすためにゴルフが必死だというスタンスでした。

では、当時の社員は、父の行動をどう捉えていたのか…。「社長、またゴルフ行ってるよ。」「社員が活躍できる、活躍が認められる環境づくりを優先してほしい。」これが社員の本音なわけです。

お互いが自分よがりになって、フラストレーション をぶつけ合っている。とても健全ではない状態でした。想いを共有し、相手を尊重することができれば、これほどの食い違いは生まれなかったはずなのに。結果的に、当時の仲間1人が独立。それを皮切りに、1人また1人と退職していき、残ったのは僕と父だけに…。

その後間もなくして2人の仲間が入社しましたが、13人も退職すれば金銭面は当然苦しいし、夢とか希望とか語っている場合じゃない。それでも、“仲間との共通認識=目指すもの”がないと、会社としても再スタートをきれない...。

「多摩エリアで1位2位を争う会社になる。この恩は絶対に返すから、今は苦しくても協力してほしい。 一緒に会社をつくっていきたい。」2人には正直に話しました。今でも活躍してくれている2人には、感謝してもしきれません。

『多摩地区で  1位2位を争う会社になる。』を掲げたけど、正直なところまだまだ夢半ば。それでも業績は回復し、僕は今豊沢工営で社長を務めています。


建設・土木って大変そう。このイメージを払拭し、仲間の可能性をもっと引き出せるように。

僕自身もよくわかっています。「建設・土木って、大変そう。なんとなく働きにくそう。」っていうイメージがあることを。もちろん、大変なことがないとは言い切れないけど、ネガティブなイメージが優先しているなと思います。

まずはこの負のイメージを払拭して、新しい仲間を増やしたい。今いる仲間にもこれから活躍してくれる仲間にも、何かしらの形で恩返ししたい。そう思った時に、仲間の可能性を引き出す仕組みづくりをすることは、会社としてのミッションだと思いました。

そこで僕は、以下の3点に着目した会社づくりを行なっています。

①給与など条件面の見直し
②キャリアアップ支援
③働き方改革


業績で給与を変えるのではなく、そもそも金額を変えない。

実は経営を学ぶために、MBAを取得できる大学院に通っているんですよ。その中で、給与の仕組みについても勉強しています。業界的に還元されにくい。年間予算から給与枠が設定されるのでブラックボックス。どうやら会社側には、色んな課題があるみたいです。

でも豊沢工営の場合は、業界とかそういうの関係なく、会社の仕組みとして「やった分だけ還元する」ことにしています。一応、業界的な金額調査もしています。MVPや表彰制度はないけど、そもそも毎月の給与に正しく反映するべきという考え方でやってきました。

実際、税理士さんには「今の会社の業績(悪かった訳ではありません)に対して、この給与額は多いのでは?」と言われたこともあります。でも、頑張ってくれる仲間には還元したいですから、何があっても給与は下げない。これは僕の信念でもあるんです。


マニュアルも補助もない手探り状態から、誰でもできるように標準化。

僕が入社したばかりの時に思ったこと。まず第一に、取得するべき資格が多すぎる...!資格がないと実務ができないのに、学べる環境が整っていない...。僕自身も未経験から手探り状態で学んできて、その苦労も体験していた。だから、教育面だけは何がなんでも整えてやるという気持ちでした。(笑)

まず会社としては、資格取得に必要な試験・教材・授業料はすべて補助します。完全未経験の方については、建築を学べる場所(専門学校的なもの)に短期間通っていただき、卒業できれば授業料免除です。

ちなみに、最初に必ず取得する資格としては 、 配管工資格と給水装置工事主任技術者。この2つの資格があれば、水道をひとりで起こせます。案件ごとに必要な資格が異なったり、法律が変わることもあるので、その都度取得してもらう形です。


土日祝日も現場にいるイメージは誤り。家庭事情の中抜けだって普通にできる。

建設・土木業界って、休みが少ない。こんなイメージはないですか?実際、土日は基本的に仕事という同業他社は多いです。

でも豊沢工営の場合は、第2・第4土曜日、全日曜日・祝日(GW・年末年始含む)は固定電話完全オフ。第1・第3土曜日は出勤だけど、よっぽどの事がない限りは内勤でオフィスにいます。

稼働時間は8〜17時。子育てや介護の関係で中抜けすることももちろん可能性で、戻ってくる場合は有給申請も必要ありません。突然の中抜けや、そのまま退勤する場合も、僕に休暇届さえ出してくれればOK。届けをもらってNGにすることはありません。

産休・育休・介護休暇は、法律で定める通り。産休・育休については取得実績もあります。


制度・福利厚生のアイデアは、ボトムアップで柔軟に取り入れたい。

実は今、地方からの移住者に向けた制度も充実させたいと思っています。家賃補助は一律1万円から変えられないけど、例えば 一緒に物件を探すとか...。

僕が前職に入社した時、10枚の物件を渡されて「この中から選んで。」と一方的に投げられ…。あまりの選択肢のなさに驚いたし、そこまで良い物件でもなかったけど、結局時間がなくてその中から選んだんですよね...。

色々と話しましたが、必要な制度・福利厚生があれば、ぜひ僕にそのアイデアを出してほしいです。僕は経営者だけど、決して僕だけの会社ではないから。仲間たちみんなで、会社というチームをつくっていきたいです。



大学院で経営を学び、会社の仕組みにも活かす。

僕はこのストーリーの冒頭で、会社には『共有の文化』が必要だと言いました。でも、共有し合うって実は簡単ではないんです。なぜなら、信頼関係がなければ不可能だから。

では、どうすれば信頼関係を深めることができるのか。一番は、仲間1人1人の”個性”を尊重すること、共通の目標をひとつでももって実現を目指すこと、だと思っています。

大学院で経営を学んでいると言いましたが、これまでたくさんの学びがありました。例えば“個性という意味では、DISC理論について学んでいます。

人は主導型・営業型・慎重型・安定型の4つの性格にカテゴライズできて、それぞれコミュニケーションや行動特性が異なる。バランスという意味では、各カテゴリすべてそろっている方が良くて、一方でカテゴリごとに相性もある。各特徴を理解したコミュニケーションを心がけることで、チーム内の理解を深めるというものです。学んだことを仲間にもレクチャーするために、講座を開いたりもしました。

SECI(セキ)モデルという考え方も気に入っています。自分(一人称)の暗黙知を2人→複数名→会社全体という流れで共同化・昇華し、ひとりではなくチーム同士で結合(標準化)する。このサイクルを回せている状態です。例えばPDCAは主語が自分(一人称)になるけど、SECIモデルはチーム(二人称)なので、1サイクル回ったら必ず何かしらの成長・得るものがあります。



気持ちを共有し、高め合う。みんなで困りごとを解決できるチームに。

僕はこのSECIモデルというスパイラルアップの幅を、もっと広げていきたい。「誰かの困りごと」の誰かとは、自分・仲間あるいはお客様かもしれない。もちろん世にあるすべての困りごとを解決するのは難しいけど、せめて身近にある人の困りごと=自分ごととして、解決していきたいと思っています。

お客様と関わる中で、「あの人の困りごとを解決したいんだ。」という強い意志を、お客様から感じ学んだこともありました。そうであれば、そのお客様が困った時に、僕たちがいつでも駆けつけられる存在でありたいです。実際、能登半島地震が起きた時には、水道復旧のボランティアに行ったこともありました。

困りごとへの感度を高く持ちながら、お互いを認め合い、足並みをそろえる。そうして困りごとを解決し、一緒に気持ちを高め合う。そういう会社、というかチームを目指していきたいです。



豊沢工営では、絶賛メンバーを募集中!今回のストーリーを読んで、一緒に活躍してみたいと感じた方・ご興味がある方がいらっしゃいましたら、こちらより気軽にエントリー下さい!まずはカジュアル面談にてお会いできるのを楽しみにしています。


このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
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