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人生設計が明確になる会社

私たちは100年以上前から、デザイン、染色、縫製、サービスにより、伝統文化を継承し、「日本の文化を守る染物屋」として、今日までお客様、地域の想いに寄り添い、日本の歳事を支えてきました。
これから始まる新たな100年は私たちの技術、サービスを通じ、布に意味づけ意義付けをすることで新たな価値を生み出し、「世界を彩る染物屋」として、お客様の心豊かなライフスタイルの実現、日本文化の継承と地域の発展に貢献します。
「一関から世界へ」を合言葉に、京屋で働く一人一人が「志」「技」「知識」を高め、みんなの力で、顧客、地域、社員が共に豊かさを実現することを目的としています。

ゴール(目的地)を決める

私は昨年から朝の習慣としてジョギングをしています。昨年の1月からお酒も断ち、1年以上経過しています。
絶対やる!と決めた理由は、「家族と社員を守るため」です。私が健康でいることが、会社経営の大前提であり、責任であると感じたからです。

週に3日以上は、朝5時~5時半に起きて、5~10km程走ります。
出張の時は必ず走ります。
走るときには、出発地点から3~5㎞離れた神社やお寺をゴールに定めています。
目的地(神社、お寺)についたら、参拝させていただき、その後スタートした場所をゴールに定め走ります。
この朝ランを習慣にして1年以上。

今年は、マラソン大会への出場も果たしました。毎日のように走っていると挑戦したくなるものですね。
目標ができると、「1㎞あたり何分ペースで走れるのかな?」と気になりだしたり、ストロークも気にしたり、準備運動をしたりストレッチをしたりと、体調にも気を遣うようになります。また、他にも様々なことに気が付いて、知ろうとしたり、また実際に行動するようになりました。

そんなことを思って走っていると、「人生や仕事も一緒だなぁ」と思えてきます。
走る目的も行きつくゴールもないマラソンを「走れ!」と言われたら走れるだろうか?
どこに向かうかもわからず、闇雲に走って、何のために走っているかも不明確。。。
そんなマラソン走れない。。。
ひょっとして、自分の子供たちや会社の社員たちに、そんな思いをさせているんじゃないか。
走りながら、そんなことを考えていると、、、
自分の周りにいる大切な人たちが、自分の人生の目的や、どんなゴールを目指して走るのかが明確になるような関りをしよう!と思えてきます。

朝ランを続けて学んだこと。それは、
なぜ走るのかが明確で、「今日はここまで走ろう」と自分で決めて、走りきる。
「できた!」と達成感を味わい、自分に自信を付けていく。だんだんと走る距離が伸びて、走り始めた当初は1㎞走るのもやっとだった体力が、今では10㎞走っても気分がいい状態で「まだまだいけるぞ!」という気力もある。しかも、今では、ハーフマラソンも走りきるまでになっています。
自分に自信が付くと、さらに上の目標が見えてくる。すると挑戦したくなる。挑戦すると新たな課題が見えてくる。その課題を解決するための知識や技術を身に着け日々の行動に活かす。

この繰り返しが成長に繋がり、目標を達成し続け、成果になる。


自分で決めたゴールを目指す

11月12日に来期経営計画会議をメンバー全員で行いました。もちろんパートさんも一緒にです。
京屋は、社員とパートの区別は、ほとんどなく、労働時間の違い程度です。つまり、「パートだから」とか「社員なんだから」とかいう考えが全くない会社です。
そんな志の高いメンバーが集まり、全員で理念を共有し、自分たちの10年後、5年後、3年後、1年後の目標を決めました。
それを成し遂げるために自分たちがどのような成長を遂げて、どのくらいの成果をあげ、自分たちの給与をどのくらいにするのかも話し合いました。

月ごとの目標も定めました。もちろん、なぜこの目標を達成するのか。
それは縁ある人たちを幸せにするためです。
日本の文化を守るためです。日本の祭りを支えるためです。地域の力になりたいからです。笑顔の輪を広げたいからです。一関から世界へ感動を届けたいからです。大切な人たちを守りたいからです。

挑戦の日々の中、不安に襲われるときもある。
それを振り払うように自分に言い聞かせる。

「自分には果たすべき責任がある。守るべきものがある。大切なものを大切にしたい。だから絶対にやりきる!」
ゴールが明確だからこそ、自分自身に伝えることができるのかもしれない。

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