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道具屋のこと

初めまして、釜浅商店の田中良典と申します。今年で9年目の中堅社員&料理道具のリーダー兼採用担当をしています。僕がこの仕事に就いたきっかけはd&department東京店というお店で釜浅商店のPOPUPがあり、そこで今の直属の先輩となる方との出会いが全てでした。

「釜で炊いたごはんがおいしそう」

そんな安直な考えのもと、接客を受けると・・・20分もかけて懇切丁寧に説明をしてくれました。それは押しつけがましいとかではなく、こんな特徴があって、どうして釜で炊くとおいしいのかを教えてくれました。今まで”接客”と聞くと店員さんがしっかりベッタリくっついてというイメージだった。でも、そのスタッフ(直属の上司=河野)は熱く語ってくれたのです。それでいて道具の良し悪しを包み隠さず、一から十まで教える。お兄ちゃんに人生相談しているような感覚でした。その感覚は実際の店舗・合羽橋で皆がそうで大変驚きました。

いつしか、このお店で働きたいと思い、タイミングとご縁あって今に致します。あの時の事は今も忘れずにいて、お客様と向き合う時に大切なものとしています。それは釜浅商店の大切にしていることでもあります。

料理道具は日常の生活に欠かせないもの。でも、今はホームセンターさんや百円ショップさんでも買える時代。そんな中、僕たちが販売しているのは「共に生きる」良い理の道具。全国各地で作られた道具は理がある、手入れをしながら共に生きる道具です。一生ものとなる道具を取り揃えています。だからこそ、お客様が気になること、お手入れのこと、道具の特性や相性など、しっかりと伝えます。お客様によっては20分、30分の接客させてもらうことはよくある光景です。僕たちは道具屋という相談所でもあります。まだまだ知らない方々へ向けて少しでも、そんな想いと熱量をもって伝えていけたらと思っています。



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