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未来の自分へ種まきを。大手企業からベンチャーへの転職が、私を変えた。

大手企業でさまざまな経験を積まれた小川乃理子さん(以下、乃理子さん)。規模感の異なる転職だったにも関わらず、不安はほとんどなかったそう。「ワカルクに入ってから変われた」と話す乃理子さんに、転職したからこそわかるワカルクの魅力について伺いました。

転職に不安はありませんでした。
面接で「向き合う姿勢」が伝わったから。

新卒で大手IT企業へ入社後、SEとして働いていた私。育休取得後は採用や社内育成にも携わるなど、充実した日々を過ごしていました。ただ、通勤時間は往復で3時間。「この時間を、もっと2人の子どもと一緒に過ごす時間に充てたい」と思ったのが、転職のきっかけです。

前職では、チームで意見を出し合い、ひとつのゴールを目指して試行錯誤しながら進んでいくプロセスが楽しくて。「お客様により良いものを提供したい」という想いのもと、みんなで目標を達成したときの充実感が忘れられなかったんです。

だからこそ、「バッターボックスにたつ回数(=働く時間)はまちまちでも、だからといって、1回1回の打席にたつ責任と、ボールへの向き合い方は手を抜いていいわけではない」という沙絵子さん(ワカルク代表取締役・石川沙絵子)のnoteの言葉には痺れました。この考え方が浸透したワカルクなら、前職のように熱量高く仕事ができると感じましたね。

安定した大手企業からベンチャー企業への転職。不思議と不安がなかったのは、面接で一人ひとりの社員に真摯に向き合ってくれる姿勢が伝わってきたからだと思います。特に、「ワカルクではこんなチャレンジができる」といった未来の話をしてもらえたのが印象的でした。たとえ未経験の分野でも、頑張りたい気持ちを応援してもらえる環境なんだ……!面接を受けてだんだんと、入社後のイメージが鮮明になってきたんです。

「恩送り」 をしたい。そう思えたのは、「気遣い力」にあふれたメンバーのおかげ。

入社してからひしひしと感じるのは、メンバーの「気遣い力」の高さです。ワカルクはフルリモートの環境なので、メンバーの状況を直接見ることができません。だからこそ、「ちゃんと言葉にして伝えよう」という共通の意識があります。「メッセージを見たけど、大丈夫?」「この仕事、巻き取りますよ!」全体の動きを見て、自分なりの言葉を紡げるメンバーばかりなので、敵わないなと思いますね。

また普段から「ありがとう」を伝える文化が定着しているのも、ワカルクの魅力のひとつです。加えて、上司との1on1では自分自身の良かったところを直接伝えてもらえます。

前職時代「こんなにも周りから感謝してもらえていたんだ」と気づけたのは、退職するときでした。あのとき、もっと早く知れていたらと感じたからこそ、都度感謝の気持ちを伝え合える今の環境はとても嬉しいです。「私も仲間たちのために頑張りたい」と力をもらえます。

ワカルクで知った言葉に 「恩送り」 というものがあります。自分が受けた恩を返すのではなく、周りの人へと渡していく。これまでたくさんサポートしてもらった分、メンバーにもお客様にも「何かを送りたい」という気持ちがどんどん膨らんでいます。


ワカルクの仕事は、長距離走。
お客様のすぐ隣で伴走できる分、喜びも大きい。

ワカルクの仕事は、お客様と並んで進む長距離走のよう。以前エンジニアをしていた際は、明確な納期や成果物に向かって走るのみでしたが、今はお客様に合わせて、伴走のスピード感やバランスを考えることも大事にしています。

中でも印象に残っているのが、お客様先でご契約されている社労士の先生からのお褒めの言葉。労務の仕事は未経験だったので、最初はお客様からお問い合わせをいただいた際もすぐにはお答えできず、自分の至らなさを痛感していました。どうしたら、労務のプロではない私が携わる価値を生み出せるのだろうか…。

悩んだ末、お客様からいただいた質問を伝書鳩のようにそのまま伝えるのではなく、「現状どんなことに課題を抱えているのか」「質問にはどんな意図があるのか」といったヒアリングを事細かに行ったうえでお伝えしたところ、社労士の先生に「お客様の質問の背景がわかり、先方とのコミュニケーションが円滑になった」と言っていただけたんです。お客様のその先のお客様にも、一緒に仕事できて良かったと思ってもらえて、本当に嬉しかったですね。

ワカルクでは、お客様のお悩みやご状況をリアルタイムで教えていただけることが多く、驚きました。目の前のお客様に寄り添って、何かひとつでもお返ししたい。そんな価値観が社内に浸透しているからこそ、お客様との距離が自然と縮まるのだと思います。

知らず知らずに「受け身」になっていた自分。
ワカルクで、挑戦の楽しさを知りました。

前職はグレードやテーマに応じて定められた研修がありました。対してワカルクは、たとえ未経験の分野であっても本人の意志に応じてチャレンジできる環境。だからこそ、自分で学ぶべきことを整理しながら、何度もトライアンドエラーが必要になるんです。

すべてが整っていた前職の環境はありがたかったものの、知らないうちに「それが当たり前だ」と受け身になっていた自分にも気づきました。改めて今、「私、ワカルクに入って変わったな」と感じています。

自発的に学ぶ楽しさを教えてもらえたワカルクの環境には感謝しているのですが、一方でもっと成長したいと思っている社員に対し、適切な教育が届けられる環境を整えたいという気持ちも生まれています。それが、前職で社内教育に携わっていた私なりの “恩送り” になれば嬉しいですね。

40歳までは無我夢中で頑張ろうって決めているんです。未経験でもどんどん挑戦していった先で、「この分野を極めたい」という何かが見つけられたら。未来の私にたくさんの選択肢を用意できるように、今はここで種まきをしていきます。

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