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何歳になっても、ママになっても、キャリアアップは遅くない。

育児をしながら、ワカルクで自身のキャリアアップにも成功した井上成美さん(以下、なるみさん)。

「とはいえ、決して平坦な道のりではなかった」と語るなるみさんが、なぜ育児とキャリアの両立を叶えられたのか。その理由を語ってもらいました。

キャリアを諦めたくない。オープンな風土に惹かれ、入社を決意。

2021年にワカルクに入社する前は、育児をしながら派遣で事務職として働いていました。ですが、前職では子育てをしている方が少なく......。子どもの体調不良で休みが続いたときは、周りからの理解が得られず結果的に退職したんです。

子育てだけでなく、今後は両親の介護も必要になってくるかもしれない。でも、自身のキャリアは諦めたくない。そのような想いで仕事を探していました。そんなとき、たまたまX(旧Twitter)でワカルクのメンバーのアカウントにたどり着いて。

メンバーの良いところや、仕事や子育てに向き合う様子。ワカルクの風土をオープンに発信した投稿に惹かれました。さらに、「働く、暮らす、学ぶ、遊ぶをもっと自由にデザインできる社会の実現」というワカルクのビジョンが私の想いとも一致していたので、入社を決意したんです。

必ず向き合ってくれるメンバーがいる。だから、安心して挑戦できるんです。

今でも印象深いのは、ワカルクに入社してから半年が経った頃のことです。慣れないリモートワークに、慣れない業務が続く日々。プレッシャーを感じていたのか、仕事をしていないときでも通知音の幻聴が頭の中に鳴り響いたり、その日の作業内容を記録する稼働表がつけられなくなってしまったりすることがありました。

「何でも相談してね」と先輩から声をかけてもらってはいたものの、いざ助けを求めるのは想像以上に難しくて……。オフィス出社とは違い、すぐ隣に相談できる人がいないこともあり、正直なところ不安で仕方ありませんでした。けれど、ある日勇気を振り絞って先輩に相談したんです。

そんな私に対し、忙しいタイミングだったのにもかかわらず、先輩はじっくり話を聞いてくれました。

「稼働表をつけるのが負担だったら、完璧にやらなくていいよ」「ゆっくりで大丈夫だからね」こんな風に、温かい言葉をかけてくれたことで肩の荷がすっとおりるのを感じましたね。

自信がなかった自分が、ワカルクでステップアップできた理由。

その後はプロジェクトリーダー(PL)を経て、2023年11月にはプロジェクトマネージャー(PM)に就任することに。肩書きだけを見ると「キャリアアップ」と思う方もいるかもしれませんが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。PMになったことで今までの業務内容ががらっと変わり、何もできない自分に自信をなくしてしまったんです。

でも、「この2年間、なるみちゃんが頑張ってきたところを見ていたから大丈夫だよ」とメンバーの皆が声をかけてくれたおかげで、失敗や挫折を繰り返しながらも前向きに働き続けられています。定期的に「最近どう?」「この業務できるようになってるね!」と、今の私を見たうえでコミュニケーションを取ってくれるのも支えになりました。ここまで向き合ってくれたメンバーの皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

夫からも「ワカルクに入社してから、楽しそうに仕事をするようになったね」と言われています(笑)。大変なことはありつつも、自分の成長を実感できているからこそ、家族にもその様子が伝わっているのかもしれません。ポジティブな気持ちで仕事に向き合えているからか、夫婦の会話もより増えたような気がしますね。

先輩から教えてもらった「恩送り」。今度は、私が誰かの力になりたい。

トライ&エラーを恐れずに取り組める方は、ワカルクにフィットすると思います。ワカルクには「できる」「できない」に関係なく「一旦やってから考えよう」というスタンスで、さまざまな業務を任せてくれる風土があります。

私も入社当初はどう対応すべきか迷う場面がしばしばありました。そんなとき、他の会社であれば、すぐに答えを教えてくれるかもしれません。でもワカルクの先輩は「効率よくこなすためにはどうしたらいいと思う?」「なるみちゃんはどう考えてるの?」と問いかけてくれたので、自然と自ら考え、行動する習慣がつきました。ここで働くうちに、自分のキャリアに自信が持てるようになり、仕事に対するマインドも変わってきたと思います。

ワカルク代表のさえさんが教えてくれた、今も忘れられない「恩送り」という言葉があります。これは、「受けた恩はその人に返すのではなく、別の人に送ること」を意味するもの。「早く、先輩にしていただいたことを返さなければ」「今は頼ることしかできず、申し訳ない」。そのように、悩むこともきっとあるかもしれません。

ですが、「そのときしてもらったことは、自分が成長したタイミングで、別の人に返せばいい。だから、焦らなくていいんだよ」......そんな風に、さえさんが私を信じ、仕事を任せてくださったからこそ、今の自分がいると思います。

私が助けていただいたからこそ、次は誰かの力になりたい。この気持ちを大切に、今後入社してくださる方が私のように悩みや迷いにぶち当たることがあれば、精一杯一緒に向き合いたいと思っています。

ぜひ飛び込んできてくださいね!


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