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想像力のお話し

みなさまこんにちは。webマーケ 兼 低気圧敗北部の鈴木です。

もうすぐエルデンリングのDLCが来るのでアップを始めています。

最近、以前に作成したプログラムへ追加機能や仕様変更がかかることが多々ありまして、そのたびに過去の自分に感謝しております。

それは過去の自分が"このような仕様変更や機能追加の依頼があるであろう"と想像してその前提でプログラムを組んでくれたおかげです。

今回のお話は私がお仕事をするうえで軸にしている想像力のお話です。



仕事で何かを作成するとき、改修するときは過去、現在、未来の3つの時間軸を考えています。

たとえば情報入力フォームを対象としたとき

過去への想像

・なぜ郵便番号を入れると住所が自動的に入力されるようにしてあるのか

→入力者側の負担を減らすため、入力間違いを減らすためであろう

・なぜデータのアップロードサイズが制限されているのか

→サーバ側に保存されるバックアップを含めた使用データの節約のためであろう

現在あるものを改修するときは特に重点を置きます。何を思ってそれを組んだのか、組み込んだのかを考えます。

現在への想像

・この項目だけで本当に必要な情報が取得できるのか

→依頼者に"何がしたいのか"をヒアリングし、こちら側でも他の情報が取得できるかを考える

・データのサイズ制限だけでいいのか

→一定の期間が経過したバックアップデータは削除したほうがいいのでは

今行っている作業に対して、その情報だけで足りるのか、現在の設定のままでいいのかを考えます。

この時点で予め問題点を出して置ければ、作業後の手直しや追加がなくなって、結果的に効率よくお仕事ができます。

未来への想像

・取得する項目が増えるかもしれない

→命名規則に数字を絡めて項目数が増えてもfor文で回せるように、プログラム自体に大きな変更がかからないようにする

・似たようなフォームを今後作成するかもしれない

→何度も使うであろう関数を汎用性を持たせたサブルーチンに落とし込んでおいて、どこでも使えるようにしておく

現在の想像部と多少被るところはありますが、依頼されていることの先を見据えて、拡張性を持たせたり、追加機能の依頼があった際の作業量を減らせるように考えます。


想像する内容は仕事内容によって変わりますが、3つの軸で想像することは変わりません。

何も考えずに仕事をすることは簡単ですが、いろいろ想像して仕事をすると見えてくるものもあるはずです。

慣れないうちは考えることがたくさんあって大変ですが、これができるようになってしまえば仕事の先回りをして周りや、未来の自分に感謝されるでしょう。エスパーにもなれるかもしれません。


因みにカフェインを摂取するのが低気圧頭痛には効きます。片頭痛の際は首筋に冷えピタを貼ると楽になります。

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