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戦略企画室で働く上で大事なこと

こんにちは!会社の窓から大きい虹(しかもよく見ると二重!)が見えて嬉しい、戦略企画室の森本です。

先日は日本全国で大雨の予報でしたが、思ったより降らなくてよかったですね。なんだか電車の計画運休の話が出るほど大雨が降る度に私がWantedlyを更新している気がします。

前回大雨が降った時の記事はこちら↓

リモートワークと服装の話 | 株式会社ダイバージェンス
こんにちは!最近はもっぱら梅雨のジメジメと寒暖差にやられている森本です。皆さん、先日の大雨は大丈夫でしたか?私は電車が止まりそうなので早めにリモートワークに切り替え、無事に一日分の仕事を終えるこ...
https://www.wantedly.com/companies/company_7987392/post_articles/512378


さて、相変わらず色んな仕事が降ってくる戦略企画室ですが、ダイバージェンスに入ってから前職に比べて外部に見せるプレゼン資料などを作ることが圧倒的に多くなりました。

プレゼン資料にはグラフや表を多用しますが、これまであまりプレゼン資料のようなものを作ったことがなく、どうやったら見やすく、伝わりやすくなるだろうと思いながらいつも作成しています。

私もまだまだプレゼン資料作成初心者の身ではありますが、今回は表やグラフを見やすくするために意識していることをご紹介します。

※この記事に使用しているデータは全て日本自動車整備振興会連合会の「令和5年度 自動車特定整備業実態調査結果概要」から引用しています。


意識していることをざっくり箇条書きすると、

・線の数・色の数を絞る

・関連性のあるデータを区別する

・見せたい部分をはっきりさせる

の4つです。


まず、こちらの表をご覧ください。

こちらは整備士業界の総整備売上高6年分を表にしたものです。

データを入力して最低限だけ整えるとこんな感じになりますよね。セル幅を調整して、罫線を入れて、見出しに色をつけただけです。ちょっとこのままでは見づらいですよね。


ここから見やすいよう調整したのがこちらです。

線がシンプルになり、ごちゃごちゃした印象が減りました。また、見出しにインデントを付けて罫線の種類を変えることで、どのデータに関連性があるのかがわかりやすくなったのではないでしょうか。

場合によっては1行の高さをもっと増やして、横罫線自体を失くしてしまってもアリかもしれません。


続いては、こちらの折れ線グラフをご覧ください。

今度は整備要員(整備に携わっている人)の平均年収をグラフにしたものです。

何がなんだかといった印象ですね。これは基になる表をグラフ化しただけのものですので、ぱっと見で数値の変化がわかりづらく、非常に見づらいです。


これを見やすいように調整すると、このようになります。

まず数値が上昇傾向にあることを強調するため、軸の下限と上限を調整しました。また、横罫線を失くした代わりにデータラベル(◆の上にある数値)を表示することで、軸とグラフをわざわざ見比べなくてもその年の平均年収が何万円かわかるようにしています。

数値の変化を滑らかに見せたい場合などは別ですが、基本的に折れ線グラフにはマーカーがあったほうが見やすい気がします。形は好みですが、私は●か◆が見やすいと思っています。


棒グラフについても同様で、要素を近づけたり強調したい部分の色を変えたりすることで、見やすさが全く変わりますね。色数は多いとごちゃつくので、まったく違うデータでなければ濃さの違う同じ色を使うとまとまりが出ます。

Before

After


正直、この記事で書いた内容は多くの人が知っているようなありふれたものです。ですが、そのちょっとした気遣いとも言い換えられるこのようなテクニックを毎回適切に使えるかどうかが、戦略企画室の仕事をする上で大事なことだなと日々働いていて思います。

我こそは気遣い名人!という方、事務処理や資料作成などが得意な方、ぜひ戦略企画室でそのスキルを活かしてみませんか?

幅広い仕事があるので、きっとあなたに合う仕事があるはず!

仲間が増えるのを楽しみに待ってます!

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