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こんにちは!Priv Techで採用をお手伝いしている山本です!
Priv Techでは、会社の雰囲気や中で働く人について知ってもらうために、メンバーインタビューを実施しています。
今回は、インターン生の李さんにインタビューさせていただきました。
ぜひご一読ください!
名 前 :李世鎮(20)
参画タイミング :2022年8月
人生の目標は、後世に託せる文書を残すこと
ーまずは、簡単にプロフィールをお願いします。
現在大学1年生の李です。大学では法律を専攻しており、日々法律家になる訓練に励んでいます。例えば、民法、刑法、憲法などの法律基本科目を学修しています。
ー現在は1年生とのことですが、進級するとそこからさらに領域を絞って履修することになるんでしょうか?
そうですね。司法試験(予備試験)の受験を前提とすると、もちろん試験科目を中心に勉強することになります。
ただ自身の興味分野という点でいうと、はじめから過剰に領域を絞りすぎるとかえって視野を狭めてしまうことになるので、現時点ではあまり考えずに、自分の関心を軸に色々なインプットをするようにしています。Priv Techにジョインしているくらいなので、企業法務や、法律×テクノロジーの分野には強い関心があるのは確かです。
また、個人的に現代社会に大きな変化をもたらす要因として、テクノロジーの指数関数的な発展に着目しており、宇宙開発やAI・ロボット、サイバー空間等の分野で、法律という概念装置を用いて分析したいと考えています。
ーそうなんですね!李さんは物事を深堀して考えるのがお好きな印象があるのですが、そういった面はありますか?
そうかもしれないですし、意識的にそうしようとしている部分もあると思います。
大学生にもなると普通に生活しているだけで充分に情報も入ってきますし、インターネットで検索すれば大抵のことは答えが見つかります。
その情報を鵜呑みにすることは簡単ですが、一方でその答えが本当に正しいかどうかはわかりません。やはり常識や当たり前とされていることをあえて疑うとか、非常識になることで、盲点に気づいたり、むしろ逆説的に定説を裏付けることが重要だと思います。
そういった考えがあるので、意識的に物事の裏側や背景を深掘りして考えるようにしています。
そうやって、自ら立てた仮説を検証し気づきを得た時に、僕は筆舌に尽くしがたい快感を覚え、自らの生を自覚します。
ーそうなんですね。李さんは世の中を発展させたいという思いがあるんでしょうか?
今の時点では、あまりそういったことは考えていません。僕の理想は、「あることに夢中になっていたら、結果論としていつの間にか人の役にも立っている」状態です。
今まで生きてきた20年間を通して、僕という人間の最上級の欲求は「自らの存在の主張」なのではないかという仮説があります。この欲求は、社会の発展に役立てることが可能だと思います。
一人の人間が生きられる時間はそう長くないので、僕が生きている間にできることは、偉大な先人たちから学び、21世紀の社会とテクノロジーの課題について法的に記述して、後続に託すくらいのことだと思っています。常に生物としての死と、知の継承を自覚して日々生きています。
ー素晴らしいですね!Priv Techのことはどこで知ったんでしょうか?
中道さんのTwitterです。たまたまタイムラインに流れてきたツイートをみて、面白そうだなと思ってプロフィールを拝見したのがきっかけです。
それから他のツイートやWantedlyの記事も読んでみて、自分がやりたいことと似てるかもと惹かれ、DMを送りました。
ーそこからどのような流れでジョインすることになったんですか?
中道さんと面談して、とりあえず記事を書いてみようかという話になりました。
個人情報保護法や電気通信事業法に興味があるので勉強したいと伝えてみたら、じゃあそういう記事を書いてみたらどうかと提案いただきました。それが2022年の8月です。
その後しばらくは法律関連のリサーチをして記事化する仕事をしていましたね。
ー実際に記事を書いてみてどうでしたか?
非常に興味深かったです。特に、僕が書いた記事を、SEOの観点、法律の観点など、多角的にレビューいただくことを通して、学ぶことが多かったです。Priv Techには色々な領域の専門家がいて、勉強になります。
ー学校で学ぶ法学とはかなり異なりそうですが、実際にやってみてどうですか?
学校で習うのは法律学なのでまるで別物です。
加えて、Priv Techの業務で必要とされる知識は、法律一辺倒ではありません。例えば、企業の商習慣やマーケティングについても理解していなければクライアントに説明ができないので、法律以外のこともたくさん勉強する必要があります。
でも、法学部での学修で得た技術をPriv Techの業務で活かし、業務で学んだことを普段の学業に活かすことで、それぞれ立体的に、多角的に理解できるというメリットがあります。多動的な学びを通しての相乗効果を意識しています。
Priv Techインターンをおすすめする3つの理由
ーPriv Techでのやりがいは何ですか?
僕はやりがいという言葉はなんとなく好きじゃないんです(笑)
強いていうなら、単純に勉強になったり好奇心が満たされることに楽しさを感じます。一般的に考える「やりがい」とは若干意味が異なるかもしれません。
ーそうなんですね!もし、Priv Techのインターンを誰かに紹介するとしたらどんなところをおすすめしますか?
Priv Techをおすすめする理由は3つあります!
一つ目は、大学生のうちから法人を相手に仕事の経験が積めることです。なかなか学生のうちから企業を相手に仕事をすることは少ないと思いますが、Priv Techの場合はtoBサービスを提供するので、企業を相手にできますし、その中でも決裁権を持つような人と向き合うこともあります。
大学生にとっては貴重な機会ですので、確かな糧になると思います。
二つ目は、自分の適性を活かして働けることです。全てを一人でやる必要はなくて、苦手なことは得意な人に任せれば良いというチームプレイです。なので、自分が得意なことや適正のあることを集中して伸ばすことができます。
代表の中道さん自身も、自分のためになる仕事をしなさいという考え方で、会社が必要としている業務かつ、本人の適性や意思がマッチすればやってみるということが徹底されているので、能力を伸ばすのに非常に適している環境だと思います。
三つ目は、経営陣との距離が近いので時給交渉がしやすことです(笑)
最近の大学生インターンによく見受けられますが、自分の価値を正しく自己評価できず、企業に安く買い叩かれているケースが多いと思うんです。特に、体の良いベンチャーに多く、優秀な学生ほどそういった企業でインターンしがちなのではないかという印象があります。
その点、Priv Techは自分の報酬を自分で提案しなければならないので、自己評価の良い練習になると思います。もちろん、双方が納得するには、高く見積もりすぎるのも、安く見積もりすぎてもいけません。
また、日本はまだまだ職能給の考え方が強く、その人の能力を評価して給与を決めることが多いと思いますが、Priv Techでは、その人の能力だけではなく実際に出したアウトプットが評価されます。
なので、大学生だからという理由で報酬の上限を設けられることもないですし、自分がより良いものを出せば出すほど、報酬も上げられる可能性が高くなります。
裏を返せば、結果が出ないと報酬も得られないということになるので厳しい世界ではありますが、自分の実力を試したいという人には非常に良いと思います。
仕事は自ら作り出すもの、挑戦したい学生求む!
ー他に、Priv Techでインターンをしてみたい学生に伝えておきたいことはありますか?
「手取り足取り教えてもらえない」ということも知っておいた方が良いと思います。
高校までの学校的世界観では、問いが自動的に与えられ、決まった答えを導くことで評価がされていました。でも、企業で働く場合はそういうわけにはいきません。
Priv Techで求められるのは、自分から問いを立てて、それを解決するためには何が必要かを逆算する力です。そういう力を鍛えたい人にはもってこいの環境です。
また、別の見方をすると、仕事が欲しければ自分で作り出すこともできます。
例えば、Priv Techのオウンドメディアの中でまだ書かれていないテーマを見つけたら、それを提案することで自分の仕事にできます。
中道さんも口すっぱくおっしゃってますが、Priv Techの「お互いにとって良いように、お互いに踏み台として使い倒そう」という雰囲気が、僕は非常に好きです。
ーPriv Techで働いてみて苦労したことはありましたか?
今のところ無いですね。
かといって、手を抜いているというわけではないですよ!(笑)
僕は、できないことがあることは苦だと思いません。こんな言い方はあまりよくないかもしれないですが、所詮大学生なので、必ずしも社会人と同じ水準では期待されていません。もちろん、姿勢や態度が伴っていないと一緒に働いている人に失礼ですが、すでに社会人として働いている人と比べてできないことが多いのは仕方ないと思っています。それよりも挑戦して、失敗しながらでも学んでいくことが大事だと思うので、できないことがあるという意味での苦労は感じていないですね。
代表の中道さんをはじめ、Priv Techの方々は失敗そのものを怒るタイプの人たちじゃないので、失敗しても原因を突き止めて対策を打つための話を淡々と進めます。
ーPriv Techで働いてみて、びっくりすることはありましたか?
そうですね。
実は記事執筆以外で、僕が初めて任された業務はマニュアルを書くことだったんですが、これって違和感がありませんか?
新入社員がその会社の業務マニュアルを書くことは、普通はありえないですよね(笑)マニュアルっていうのは、すでに用意されていて、新人がそれに従って働くというのが一般的です。
あるいは、新人が行うのはせいぜいマニュアルに沿って行った業務の中で、気づいたところを少し修正してアップデートする程度だと思います。
Priv Techの場合は、「この会社の業務を把握するためにマニュアル書いてみてよ」だったんですよね(笑)これには驚きを隠せませんでした。
でも、マニュアルを書くためには、その業務について全て説明できる状態にならないといけないのでとても勉強になりました。
例えると、Priv Techの業務は「説明文一行の数学問題」のような感じです。数学の問題は、問題文が長くて丁寧なほどヒントが多く、取り組みやすいのですが、Priv Techの業務はその導入が極端に短いイメージです(笑)
ーPriv Techの最初の印象はどんな感じでしたか?
ぶっちゃけた話、最初は非常に冷たい印象を受けましたね(笑)
個人的に、ベンチャー企業といえば「皆んな仲良く和気あいあいとした仲間」というイメージがあったのですが、Priv Techはそのような雰囲気がないので冷たく感じました。
でも、実際に働いてみると意外とそれが楽だなと気づきました。例えば、Priv Techのメンバーが中学の同じクラスだとすると、実は結構きついんじゃないかと(笑)
そういう意味で、Priv Techは共通の目標にだけ向かって淡々と仕事をするので、意外と居心地が良いです。
ーなるほど!少しプライベートの話になりますが、李さんは休日をどのようにお過ごしですか?
仕事以外の時間は、基本的に予備試験に向けた勉強をしています。
仕事とプライベートや勉強の時間を切り替える意識がないので、受験勉強で英語の息抜きに社会を勉強するように、法律の勉強の息抜きにPriv Techの業務をするみたいな感覚に近いかもしれません。
ーありがとうございます!最後に、李さんはPriv Techでどういう人と一緒に働きたいですか?
ここまでの話でも何度か触れていますが、問いを自ら立てて解決していきたい人やマニュアルを作る側になりたい人と一緒に働きたいです。他人が書いた教科書を暗記するだけの人ではなく、自分で教科書を書いてしまおうとするような人です。
ただ決められた時間で働いてお金を稼ぎたいというタイプの人にはおすすめできません。そういうタイプの人は、働いていて辛いだけだと思います。フルリモートなので、裏を返せば、出社してなくても働かなければなりません。
また、学業と両立しながらしっかり働こうと思うと適切なセルフマネジメントが求められるので、そういった力を鍛えたい人に来て欲しいと思います!
ーありがとうございました!