即位礼正殿の儀が執り行われた令和元年10月22日...の前日、株式会社グッドローカルを登記しました。そんな厳かなタイミングでひっそりと会社を立ち上げた想いについて紹介します。
「子育て世代も働ける世の中にしたい」
会社を始めるに至った原動力は「家族」と「地元」です。
仕事に追われ、満員電車に揺られ消耗する日々、育児は満足にできず妻に任せっきり。
自分たちが住んでいる町内会へは時間がなくて参加できない。
そんな日々を当たり前として過ごしていることに疑問を感じていました。
働いていた会社の同僚からは「子どもは親の背中を見て育つ。大将(わたしのあだ名)も仕事に集中するべきだ」という言葉にも本当にそうなのかという疑問を抱えていました。
人生の3つのフェーズ
わたしが大人になってからの人生には3つのフェーズがありました。
1.自分の為のフェーズ
他の誰かのためではなく、自分自身のやりたいことを優先のフェーズです。このフェーズではオーストラリアへワーキングホリデーに行ったり、海外や沖縄で働くなど、他の人では経験したことのない人生の経験値を高めました。
2.組織のためのフェーズ
前職では「システム開発部 部長」という肩書きをあたえられ、組織や仲間のためになることを追求しました。新しいメンバーとの出会いや別れ、未経験から優秀なエンジニアへの成長など、チームで働く尊さを学びました。
3.家族のためのフェーズ
第二子が生まれ、大きなターニングポイントとなりました。
会社も仕事も大好きで、とにかくたくさん働きたい。
けれど同時に家族との時間も大切にしたい。
仲の良い上司にたくさん相談し、たくさん一緒に悩んでもらいました。
当時働いていた会社に「サテライトオフィスを作ってくれないか」と相談もしました。
ただ、あくまでも課題は自分自身の課題。
自分でなんとかするしか無いという気持ちが強くなり、結果独立をすることになりました。
今後の想い
わたしと同じ課題を抱える仲間とともに、同じ志に向かって切磋琢磨できるような組織を作りたいと思います。
家庭にコミットしたいけど、たくさん働きたいというかたがいればぜひ紹介してください。