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カジュアル面談でエンジニアから良く聞かれる質問に、お答えしました

こんにちは。
primeNumber Head of HRBPの石川です!

primeNumberはエンジニアを積極採用中でして、私自身もカジュアル面談に出席する機会が増えてきました。以前CTO鈴木と一緒に作成した記事を少しリライトし、最新版をWantedlyにて公開させていただきます。
エンジニアの方からよく頂く質問への回答集を作成しましたので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

  • プロダクト(trocco®)のこと
    • trocco®ってそもそも何でしょうか?
    • 今後のプロダクトの展望を教えてください
    • trocco®の強みを教えてください
    • trocco®の海外展開はどこの国を狙っていますか?
    • 海外展開はどの程度本気なんですか?
  • 技術のこと
    • データエンジニアリングの経験は必須ですか?
    • 技術スタックは何を使用していますか?
    • 組織として、プロダクトの品質にどのように取り組んでいますか?
    • 組織として、技術選定やアーキテクチャ選定にはどのように取り組んでいますか?
    • Railsを使用している背景、またRailsに対するスタンス(今後も積極的に活用していきたい、長期的には置き換えていきたい等)については聞きたい
    • デプロイ頻度はどのくらいですか?
    • テストは必ず書いていますか?
    • 技術的負債はどのあたりでしょうか?
  • 開発体制のこと
    • 開発フロー(Issueが立ってリリースされるまで)の流れを教えてください。
    • コードレビューはどのような体制で行われていますでしょうか。
    • 開発効率を上げるような仕組みは何かありますでしょうか。
    • 新しい技術やツールを導入するときはどのようなプロセスを経て検討していますか?
    • 新機能開発はどのようなフローで進められているか?
    • タスクの割り当てはどのようにしていますか?やりたいと言ったら任せてもらえるのでしょうか?
    • フロントエンドとバックエンドなど領域分けずにフルスタックで関われますか?
  • 会社・組織のこと
    • どんなメンバーがいますか?
    • 2024年度には大幅に社員を増やす旨が記載されていますが、(技術)組織の急拡大は非常に難しい問題だと思います。その難しい問題に、どのように取り組む方針でしょうか?
    • 会社として「営業」という言葉の使用を控えている背景には、どのような考え方がありますか?
    • 開発チームはどんな雰囲気ですか?
  • その他(キャリア・やりがい・働き方等)
    • primeNumberのエンジニアとして参画した場合にどのようなスキルをつけることができますか?
    • 採用資料に裁量権が大きいと記載がありますが具体的にどのような裁量権がありますか?
    • 業務の中でやりがいを感じるのはどのような時でしょうか?
    • どのような人を求めているのでしょうか?また、一緒に働きたいと思う人はどのような人ですか?
    • リモートの制度を詳しく教えてください。
    • 実際、フレックスはどれくらい活用できますか?
    • その他どんな制度がありますか
    • 選考フローを教えてください

プロダクト(trocco®)のこと

■trocco®ってそもそも何でしょうか?

データ分析基盤の総合支援SaaSです。ETL(Extract Transform Load)機能をはじめ、データマネジメントに必要な機能を複数備えています。エンジニアの右腕となり、企業がデータを素早く・正しく・効率よく活用できるよう支援します。

<わかりやすくサービスを紹介している記事>
https://note.primenumber.co.jp/n/n5c8c917a9dcc

■今後のプロダクトの展望を教えてください

データマネジメントにおけるプラットフォーマーを目指しています。

攻めのデータ活用をするには、ただデータを蓄積するだけでなくデータを「マネジメント」することが必要です。そしてデータマネジメントをするには、ETLだけではなく多くの専門的な分野が必要となります。trocco®は、データマネジメントにおいてケイパビリティを広げ、データエンジニアの右腕を目指します。

■trocco®の強みを教えてください

・ETLだけでなくデータマネジメント全般の課題にフォーカスしているので、ケイパビリティが高い
・エンジニア出身で構成される、カスタマーサクセスエンジニアのサポートが手厚い
・ユーザーをエンジニアにフォーカスしており、エンジニアのかゆいところに手が届く
・trocco®はコードの管理ができる。CI/CDへの機能が豊富にある
・日本のコネクターが多い

■trocco®の海外展開はどこの国を狙っていますか?

アメリカ市場を狙っています。世界でデファクトスタンダードとなるサービスがない領域だからこそ、アメリカで1番を取れば、世界を制する。 = 世界一を本気で狙っています。

■海外展開はどの程度本気なんですか?

英語版 trocco®はリリース済、海外展開のチームがあるほど本気です。
i18n対応も完了していますし、アメリカでデータエンジニアのコミュニティを持つ方にコンサルティングに入って頂き、実際にtrocco®を使用したフィードバックを受けるなどのテストマーケティングを実施中です。

直近では海外のパートナーを開拓したり、海外のITベンダーのカンファレンスに参加するなど、絶賛営業活動中です!

技術のこと

■データエンジニアリングの経験は必須ですか?

必要ありません。ドメインがたまたまデータエンジニアリングというだけで、ソフトウェアで顧客課題を解決するというアプローチは一般的なWebの開発と同じです。

■技術スタックは何を使用していますか?

下記を使用しています。
・言語
 Ruby (Rails), Typescript (React), Java (Embulk)

・インフラ
 AWS (EKS, ECS Fargateが中心)

・構成管理
 Kustomize, Terraform

・監視
 CloudWatch, New Relic, Redash, Rollbar

・CI/CD
 CircleCI, GitHub Actions

・コミュニケーション
 GitHub, Google Workspace, Slack, Confluence, Miro

・その他
Okta, 1Password

■組織として、プロダクトの品質にどのように取り組んでいますか?

主には、下記の3点に取り組んでいます。詳細はSpeaker Deckで公開している内容をご確認ください。

①リリース前のステージング動作確認
②trocco®を使ったtrocco®のデータ品質検証
③開発・動作確認チェックリスト


■組織として、技術選定やアーキテクチャ選定にはどのように取り組んでいますか?

機能開発や技術負債の解消に対する技術選定などはボトムアップで取り組んでいます。一方、より長期を見据えたアーキテクチャ刷新などには取り組めていません。長期を見据えた大規模なアーキテクチャ改修のご経験がある方などに、是非チームに加わっていただきたいと考えています。

■Railsを使用している背景、またRailsに対するスタンス(今後も積極的に活用していきたい、長期的には置き換えていきたい等)については聞きたい

初期の頃、小回りが利く・スピード感を持って開発できるという理由からRailsを採用しました。現時点で他言語への切り替えは検討していませんが、プロダクトの規模が大きくなり必要があれば検討します。

■デプロイ頻度はどのくらいですか?

休日の前日を除いて、毎日デプロイしています。

■テストは必ず書いていますか?

バックエンドのテストは概ね書いています。QA専任のアルバイトもいるため、必ず第三者が動作検証を行ってからリリースする体制になっています。
フロントエンドのテストはあまり書けていないので課題です。

■技術的負債はどのあたりでしょうか?

大規模・複雑に膨れ上がったコードベースです。
追加開発や改修を行う際にも影響範囲が大きくなってしまい、必要以上に開発に時間がかかってしまったり途中入社者がキャッチアップが難しいという課題があるため、現在リソースの10%を技術負債解消DAYにして全員で一気に片づけていく取り組みをしています。

開発体制のこと

■開発フロー(Issueが立ってリリースされるまで)の流れを教えてください。

現在はスクラム開発を導入しているので、スプリントのはじめにどのタスクに取り組むかをPdMを含むチーム全体で議論します。
実装が完了したタスクはチーム内でコードレビューされマージされます。
リリース前にステージング環境でQAチームによる動作検証が行われ、本番環境にリリースされます。

■コードレビューはどのような体制で行われていますでしょうか。

基本的には各チーム内でレビューするようにしています。場合によっては他チームのメンバーに詳しい人がいる場合があるので、チームを超えた依頼も発生します。

■開発効率を上げるような仕組みは何かありますでしょうか。

これまでは一人ひとりが自分のタスクと向き合い開発するスタイルでしたが、昨年の11月からチームでスクラム開発にチャレンジしています。

■新しい技術やツールを導入するときはどのようなプロセスを経て検討していますか?

もし何か新しい技術・ツールを使用したい場合は、社員が自らチームに提案し、全員で議論して決定します。発案者が最後まで責任をもって議論をリードし、利用するかどうか全員の意見を取りまとめて進めることが多いです。
CTOに決裁権があるので基本チーム内で決定に至れますが、他のチームに影響がある技術であればチームを超えて相談することになります。

■新機能開発はどのようなフローで進められているか?

POがプロダクト全体の戦略を検討し、どんな機能を開発していくかの大枠を決めます。
その上で、PdMやデザイナー、テクニカルライターと共にソフトウェアエンジニアが要件定義・仕様策定をディスカッションしながら開発を進めます。
(出社したときには全員で席に集まって話す光景がprimeNumber名物です)

■タスクの割り当てはどのようにしていますか?やりたいと言ったら任せてもらえるのでしょうか?

現在はスクラム開発を導入しているので、スプリントのはじめにどのタスクに取り組むかをPdMを含むチーム全体で議論します。その場で手を上げていただければやりたいタスクに取り組むことができます。

■フロントエンドとバックエンドなど領域分けずにフルスタックで関われますか?

はい、分けずに開発しています。
幅広くやれた方が楽しいという声と、エンジニアのキャリアにとっても良いと考えているのでチームは分けていません。

会社・組織のこと

■どんなメンバーがいますか?

ミドル〜シニアレンジのエンジニアが中心です。過去の在籍企業はGunosy、リブセンス、Yahoo!、VOYAGE GROUPなどです。

■2024年度には大幅に社員を増やす旨が記載されていますが、(技術)組織の急拡大は非常に難しい問題だと思います。その難しい問題に、どのように取り組む方針でしょうか?

エンジニア採用は本当に難しく、正直課題に感じています。
現在もそうですが、エンジニアメンバー全員でカジュアル面談やスカウト文面の添削など、採用チームとタッグを組みながら日々改善に取り組んでいます!

また、エンジニアにフォーカスして採用広報にも注力し、予算を費やして取り組む方針です。
エンジニア向けのプロダクトだからこそできること、他社にはない魅力をしっかりと情報発信し、採用成功に向けてがんばっています。

■会社として「営業」という言葉の使用を控えている背景には、どのような考え方がありますか?

弊社では、ただモノを売るだけではなく「お客様の成功に貢献するチーム」として、営業の組織を「カスタマーサクセス本部」と呼んでいます。
primeNumberの大事にする価値観「8 Elements」のなかでも、「価値を返す」というキーワードはお客様と対峙する上で大事にしており、職種の呼称にも影響を与えています。

■開発チームはどんな雰囲気ですか?

まずみんな口をそろえて言うのは、trocco®が好き。というtrocco®愛ですかね。
これは開発チームに限らず、全社的に言えることです。

あとは、外部の方によく言われるのは、年齢関係なくフラットに意見が言い合えるチームですね、ということです。何事も議論しながら進める文化は根付いています。

毎週金曜日の定例MTGでは、全員で「今週のありがとう」を持ち寄って配信

その他(キャリア・やりがい・働き方等)

■primeNumberのエンジニアとして参画した場合にどのようなスキルをつけることができますか?

-データエンジニアリングの知識
-ユーザー視点を持って企画などの上流工程からプロダクトに携わるスキル
-膨大なデータを扱う、負荷のかかるサービスの開発スキル
-機能をどのように実現するか、実装すべきか考えるスキル(参考にできる前例が少ないため)

■採用資料に裁量権が大きいと記載がありますが具体的にどのような裁量権がありますか?

エンジニア向けプロダクトだからこそ、ユーザーに立場が近いエンジニアの声や目線は大事にされる文化があります。なので、POやPdMが決めた仕様に対して開発していくだけでなく、何を作るのか考えることから携わることができます。

■業務の中でやりがいを感じるのはどのような時でしょうか?

CSやSNSを通して、お客様から喜んでいただけたりお褒めの言葉をいただけることが多く、そういう瞬間はとてもやりがいに感じます。

特に、エンジニアはサービスを作る立場・職種でもあるので、よりサービスに対する目線が高いユーザー様が多いように感じます。同じエンジニアに褒めていただけるのはとてもうれしいです。

■どのような人を求めているのでしょうか?また、一緒に働きたいと思う人はどのような人ですか?

・ユーザーに価値を返す・価値を提供したい気持ちで仕事できる人
→自分が使いたい技術を優先するよりも、ユーザーが何を求めているか?どうしたら喜んでいただけるか?を大事にできる方。

・改善意識が高く、自発的に仕事を生み出せる人
→指示されたことだけをやるのではなく、自らチームやプロダクトの課題を見つけて改善のアクションを起こし、より良くしていく意識を持てる方。

・チームで仕事がしたい人
→trocco®の開発チームではMTGはそんなに多くないものの、サクっと集まって仕様について議論することが多いです。また、開発チーム内だけでなく他チームとの関わりも多いので、周囲と協業するのが好きな方にはぴったりです。

・primeNumberが大事にする8 Elementsに共感できる方
→すべて当てはまる必要はなく、考え方に共感いただければうれしいです。

■リモートの制度を詳しく教えてください。

リモートは、週に2回まで利用可能です。
週のはじめと週の終わりは必ず出社と決まっていますので、月と金は出社です。
(例:月曜日が祝日の場合は火曜出社)
エンジニアは大体出社日を合わせることが多く、月水金で出社してるメンバーが多いです。
対面でのコミュニケーションで解決する問題もまだまだ多く、オフラインの場を一定重視している文化の会社です。

また、制限はありますがフルリモートの制度もあり、遠方に住んでいるエンジニアが2名います。

フルリモート適用条件:
①正社員として1年以上の就業経験またはそれに相当する経験を有する者
②恒常的にリモート勤務を行っても業務効率の低下を招かないと会社が判断した者
③通勤に片道2時間以上かかる者

遠方にお住まいの方でも、ご興味があれば是非ご相談ください。

■実際、フレックスはどれくらい活用できますか?

弊社では11時~16時がコアタイムです。
9時前に出社して早く帰るメンバーも入れば、11時に出社するメンバーも多くいます。

有休も1時間単位で取得可能なので、働く時間や場所はかなり自由度が高いです。

■その他どんな制度がありますか

  • ビール・お水・お菓子無料
    • つねにお菓子ボックスに大量にお菓子があるので、困りません。
      ビールはアサヒ・キリン・サッポロの3メーカー取り揃えています笑
      お水はいろはすのペットボトルが自由に飲めます
  • 資格取得支援制度
    1つの資格に対して1回に限り会社負担(上限5万円)
  • 業務関連書籍購入補助
    • システムから購入したい本を申請します。
      特に数の制限はありませんが、過去購入したことのある本を避けるようにしています。
      また、読みまわしできるように紙面での購入をおねがいしています。
  • ジム費用補助(上限1万円/月)
  • PC、モニタ、キーボードは好きなものを支給
    • エンジニアリング従事者向け

■社内で交流はありますか

すべて自由参加ですが、月に一回の全社懇親会や、数名で社内のバーカウンターで飲み会を行うこともあります。年に一回の設立記念日には、ゴルフコンペにいく組、ゴルフしない組は社内でゲームパーティ(スプラトゥーンやマリオテニス)等を行いました。

また、slack上に「#club_●●」というチャンネルがたくさんあり、趣味が合うチャンネルに自由に入って交流することは可能です。

上記、全く参加しない社員もいるのでウェットな関わりが苦手な人は気が向いたときだけで問題ありません。

■選考フローを教えてください

書類選考

カジュアル面談(任意/オンライン)

一次面接(面接内でコーディングテスト有/オンライン)

二次面接(ワークサンプルテスト/対面)

最終面接(通常面接/対面)

※状況に応じて、変更の可能性もあります

ここまで、過去の面談内でよく聞かれた質問に回答してみましたが、いかがでしたか?
primeNumberの中の様子が少しでも伝わればうれしいです。
エンジニアやプロダクトマネージャーなど、IT職種向けの採用サイトもございますので、ぜひご覧頂ければと思います!
https://recruit.primenumber.co.jp/

もし追加で知りたいことがあれば、ぜひカジュアル面談にお申し込みください!


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