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「事業と組織を有機的に考える」indiの経営企画が求めるメンバー像とは

——文化と経済をつくる

indiは、映画・漫画・ゲーム・スポーツ・音楽・ファッションといった「文化産業」に対して、マーケティングを活用した戦略と実行支援でビジネスグロースを行う会社です。

目まぐるしく変わるトレンドやメディア環境と、人が生み出す文化や表現の力に向き合いながら、エンタテインメントに経済性を添えることを志し、日々新しい時代の文化産業に挑んでいます。

indiでは現在、採用・人材開発・資金調達…と多様な経営課題に取り組む、経営企画チームのメンバーを募集しています。本記事は、経営企画の堀内 隆行と、経営企画領域を管掌する取締役の宮﨑 拓海の2人から、indiの経営企画チームのミッション、取り組みについて聞くインタビュースタイルでお届けします。


プロフィール:

左:堀内 隆行(Takayuki Horiuchi) | 株式会社indi 経営企画

横浜出身。大学卒業後、生命保険会社に約8年ほど勤め、ライブ配信→音楽とエンタメ業界に転職。営業・経営管理・人材開発・採用と幅広い業務に従事。複数の業界や業務での経験から、事業が成功するためには人の成長が鍵であるということを実感し、組織開発にコミットしている。ゲーム、音楽、アニメ、漫画となんでも好きだが、厨二病心をくすぐられるものが好き。

右:宮﨑 拓海(Takumi MiyazakiI)| 株式会社indi 取締役 Co-Founder 

新卒で株式会社リクルートに入社。営業、商品企画職に従事した後、2010年 株式会社nanapiへ取締役COOとしてジョイン。2014年 M&Aを経てKDDIグループ入り。出産育児に向き合う女性向けアプリを展開するコネヒト株式会社にて取締役、CHRO、 COOを歴任。2023年1月よりindi取締役。アメリカコンテンツ漬け。HBO推し。

本文:

ーお二人の自己紹介をお願いします


堀内:新卒で生命保険会社に入社し、 toC・toBの営業や、営業人材の開発、研修講師などを担当しました。できることが積み上がってきたタイミングで、新しいフィールドでチャレンジしたいと思い、転職を決意しました。2社目はライブ配信の会社で、クリエイターの獲得などのマネジメント・経営管理に携わり、その後、3社目に音楽関係の会社で人事を勤めました。indiは4社目で2023年の8月にジョインしました。どの会社でも、人が推進剤となり事業が成長していくことを目の当たりにしたのが、人事を含めたコーポレートを志したきっかけです。その後のキャリアでは、その時々で「最適なこととは何か?」を考えて、職種の幅を狭めずにチャレンジするようにしています。

宮﨑:リクルートでの営業・商品企画などを経て、ハウツーメディアを運営する『nanapi』を5年ほど経営し、COOを務めました。技術以外の領域を広く担当し、売上を作ることに注力していましたが、後半は組織の成長にコミットしました。その後M&Aを経てKDDIグループ入りをし、同子会社のコネヒト株式会社に5年ほど在籍し、取締役、CHRO、CCOを担当しました。indiは2018年に代表の金と一緒に設立した会社で、正式には2023年1月にジョインしました。


ー堀内さんのindi入社の決め手について教えていただけますか?


堀内:2点あります。1点目は人事領域に軸足を置きつつ、経営推進に関わるイシューにタッチできるということです。経営資源であるヒトとカネを両輪で回すことこそが、新しい経営企画の役割と考えており、そのキャリアを実現できるのがindiしか無かったのです。2点目が、人事系のケイパビリティを持つ経営者として宮崎がいたことです。創業期のベンチャー企業の多くは、CHROなどの人事領域を管掌する役員を立てている会社はあまりなく、ほとんどがCOOかCTOを立てているケースです。indiの会社規模でこの経営体制をとっていることで、会社としての人事領域へのコミットを感じました。



ー宮﨑さんのindi創業のきっかけやについて教えてください


宮﨑:indi創業前から、自分自身のルーツとしてエンタメがありました。学生時代にスポーツ記者のアルバイトをしたり、自分で劇団を作り芝居の演出をしていたりしました。その頃から、この領域をいつか仕事にしたい、という感覚があったんですね。元々友人であった代表の金が独立するタイミングで、コンテンツビジネスとは一体何か・インターネット・SNSの躍進でどんなパラダイムシフトが起きるか、文化産業に向き合う人材に新しく必要になるマインドやスキルは何か、いかにこれから人材開発が大事になるか……等、さまざまな思想の話をしました。indiが目指す企業の形を成立させるためには、自分のケイパビリティが必要だと確信し、共に創業することを決めました。



ーindiにおける人材開発の重要性を教えていただけますか?


宮﨑:感性で紡がれていくエンタテイメントの世界に、マーケティングという論理、経済性を持ち込んでいくことがindiの基本的価値です。どのような塩梅で文化と経済を両立させるべきか。私たちが信じる役務の在り方を確立し、人材開発プログラムを作り出しています。indiの門戸は多様な業界、多様な職種経験を持った人たちに開かれています。人材開発プログラムを通じて、新時代の文化産業マーケティング人材を生み出すことこそが、indiが成長する上で最も重要なことだと考えています。

ー経営企画チームのミッションと役割はどのように定めているのでしょうか?


堀内:事業活動以外全ての領域を担当しており、間接的に利益を創出することをミッションとしています。そのために、人事領域・経営資源の調達を含めたあらゆる課題解決を行うことで、事業利益へコミットしています。


ーお二人が取り組んでこられた領域について教えてください


堀内:一言でいうと「人に軸足をおいた経営イシューの解決」を業務領域としてみなしています。新卒・中途採用、人材開発、HRBP、資金調達、研修作成・実施、営業支援、事業KPI管理…と、広い領域に取り組んでいます。

indiでは、経営イシューを一覧化し、3ヶ月に1回優先度を設定しています。主要なイシューから、ToDoに落とし込みをし週次でモニタリングすることでガバナンスをしております。経営企画・経営戦略から、採用面接まで、上流と下流をいったりきたりしながら、日々課題に取り組んでいます。


ー多岐にわたる業務に取り組む中での気づき・発見があれば教えてください

堀内:抽象と具体を行き来することです。KPIに則ってPDCAを回し続ける具体的な採用業務や、経営戦略とは何かを具体化させていく抽象度の高い仕事がどちらもあります。ここを同時並行していく点は大変でした。使う筋肉の違いを理解しつつ、ときには外部パートナーの力を借りて、適切にディレクションできるかどうかがポイントとなるなと感じました。


ー印象深いプロジェクト・バリューを体現できたと感じるプロジェクトがありましたか?


堀内:印象深いところだとHRBPとしての動きでしょうか。新規事業の立ち上げにおいて、事業課題が何であるか、どんな支援があると加速するのかに向き合って動いたプロジェクトです。事業メンバーの一員となった気持ちでいつつも、あくまで並走者であるというポジションで臨むことがポイントでした。保険会社時代に代理店営業をしていたのですが、そこではコンサルのような形で代理店の経営層とコミュニケーションをとり、あらゆる支援をして売り上げ向上を達成する、間接営業・間接マネジメントの経験をしていたことが活きているのかもしれません。



ーindiの経営企画チームでのやりがい・成長機会について教えてください

宮崎:indiの経営企画は、「会社はどうやって成長していくのか、自分の身をもって知りたい・経験したい」と思う人にとって、それを純度高く実現できる場所だと思います。

私は経営企画の仕事は、整体師のような仕事だと捉えています。私が通う整体の先生は、肩の痛みを訴えると、身体を広く触診し、肩とは異なるいくつかの部位をほぐすことで結果的に肩の痛みを解消してくれます。会社の課題も同様で、健康的で機能的な組織作りのために、組織の成長を阻む原因は何か見渡して、課題を見立て、注力すべきポイントを決定する。そのためにも、肩だけ揉める人や、肩甲骨の治療が得意な人…など特定の領域に特化した方ではなく、広く見渡して課題に取り組めるような方と一緒に働きたいと考えています。いわゆる職種専門性というものを応募条件に置いておりません。あるときは採用、あるときは資金調達…さまざまな経営課題に対して、適切なソリューションを取る。自分の役割・職域に縛られない働き方を志す人や、可動域・守備範囲を広く持てる方はとても向いていると思います。

また、この仕事では、課題発見と設定、プロジェクトマネジメントといったスキルがめきめき育ちます。これは全ての仕事に対して有用な経験・スキルとなります。抽象度が高い経営課題に向き合い、その解決に向けた思考や行動を磨きたいと考えている人にとって、やりがいを持って取り組める環境だと、自信を持って言えます。



ー経営企画チームとして、今後取り組んでいきたいことはありますか?


堀内:経営推進体制の確立をしていきたいです。今はまだ個人技でやっていることをさらにチーム化できるようにし、さらに強い経営体制を作っていきたいです。

宮﨑:indiは現在、30人程度の組織で、正社員は15人ほど。お客さまからの需要が高まってきているため、アクセルを踏んで拡大を進めています。今後のフェーズにおいては、ミドルマネジメントをどう成立させるか、異なる事業・異なる職業を包括する組織はどうあるべきか、大胆な投資を伴う挑戦機会をどう機能させるかなど、ダイナミックな経営課題が増えていきます。その中で大事にしたいことは「事業と組織を有機的に考える」ということです。企業の目的を果たすために必要な事業の成長。事業の成長に欠かすことのできない、人の成長、組織の健全性と効果性。これらを有機的に捉え、問題解決をしていくことにこだわります。

indiの経営企画では、イシュードリブンで、職種の壁・事業と組織の壁を取り払い、問題解決に向き合う人材を育んでいきたいと思っています。私がキャリアの中で、経営と執行・事業と組織を行き来して得た経験を余すことなく伝えていきたいです。

堀内:indiのメンバーはみんな、タフで、素直で、エンタメが大好きな人たちが多いです。

経営企画チームとしては、抽象度の高い課題に対して、前向きにクイックに動くスタンスを持ちながら、あらゆる経営イシューの解決に携われることが大きな魅力だと感じます。一つひとつの課題が難しく、一筋縄ではいかないことも多いですが、だからこそ前進した時の達成感は大きいです。日々変化し、そして大きくなっていくイシューに対して、ワクワクしながら協働し合える方と一緒に働けると嬉しいです!



ーありがとうございました。indiでは一緒に働く仲間を募集しています!


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