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エンジニアが前のめりになって働ける会社づくりのために

こんにちは。アドシード採用担当です。
弊社では現在、エンジニアを積極募集中です。

今回は、エンジニアが中心のアドシードで、エンジニアが前のめりになって働ける会社づくりのために心掛けていること、施策等について代表の齋藤にインタビューを実施しました。

前回のインタビューはこちら→https://www.wantedly.com/companies/company_7530958/post_articles/194005

■かねてから齋藤さんは「社員が前のめりになって働ける会社にしたい」とおっしゃられていますよね。今回初めて記事を読む方に向けて、改めて想いの背景を聞いてもいいですか?

エンジニアって、言われたことをやるだけの人が多くなってしまっているイメージがあって、自分で考えだして何かをやっていないので、それに対してやりがいを感じていない人が多い印象を受けています。

しかし、もっと自分発信でなにかをやっていけると、仕事は楽しくなるはずです。元々エンジニアはモノづくりができる、特殊スキルを持った人達です。そのスキルを活かして、自分がつくったモノづくりを楽しむ、周りの人が喜んでくれて、仕事の醍醐味を味わってもらいたいという想いがあります。

■お客様先に常駐してご支援するアドシードの事業形態ではマネジメントに時間制約があると思います。そのような状況で、上述いただいたカルチャーを社内醸成していくうえでの取り組みについて教えてください。

弊社では、プログラムだけを教えるというやり方を採用していません。サービスの開発そのものを自分でコントロールする方法を教えています。

お客様先に行けば、元々お客様が開発したい何かがあります。ただし、それを言われた通りにただ作るのではなく、“そもそも当初の仕様書通りで開発が可能なのか”“サービスの立ち上げってこれでいいんだっけ”といったような、高い当事者意識のもとに視点をもてるようなエンジニアになってもらいたいと考えているからです。

プログラムに関しては、やっていれば自然と覚えるものです。それよりも、システム開発の立ち上げ時に考えないといけないこと知り、ITのプロフェッショナルとして、お客様が気付けていないことを自分発信で活かせるようになることの方がよっぽど大切です。

だから、そのために必要な着眼点や留意事項、具体的な要件等について研修を実施するようにしています。

■ある種、ITコンサル、プロジェクトマネージャーとしての役割まで担える人材育成ということですね。そのための具体的な研修制度として、どのような取り組みをされていますか?

現在プロジェクトを立ち上げて、初期の教育研修の改修を行っています。具体的には、アドシードの教育メソッドを改めて作りあげようと思っています。

今までは、サービスの立ち上げを0から経験してもらって、それを通して考え方や知識、スキルを学んでもらっていました。いわゆるOJTといわれる形式です。
それらを、体系的に教える環境を整えています。

OJTだけだとどうしても場当たり的になってしまう側面もあり、我々のノウハウやメソッドを体系的に学んでもらう事で、一律でレベルの高い教育研修を受けられる体制を目指しています。

■今迄のお話が初期の研修についてだとすれば、入社後中期にわたるマネジメントにおいて心掛けていることなどはありますか?

コミュニケーションのうえで意識していることは、最初から「やり方まで全部伝えてこうやってね」というのは言わないようにしています。

自分で考えて動けるようになってもらいたいというのと、自身も会社員時代、自由にやらせてもらえたときに成果を上げていたからです。そのため、基本的に「こうやれ ああやれ」は言いません。

■たしかにそれで組織が機能すると、皆自由かつ能動的に仕事ができていて、理想的なマネジメントだと思います。一方そのようなマネジメントにおいて苦労するポイントなどはありますか?

そもそも自由な環境で自律出来る人が少ないと思います。

完全に出来ない人は勿論採用していませんが、100%自律的に仕事が出来る人も多くはありません。最初はやはり、そのための「スタンス・やり方」を教えてあげることが大切だと思います。

その点、守破離(※注1)の考え方が好きで、自分もなにか新しいこと始めるときにいつも導入している考え方です。守破離によって、まずは成功体験を積んでもらう事が大事だと思っています。

■先程研修制度についてはお伺いしましたが、その他今後導入していきたい人事制度などは何かありますか?

新規事業提案制度は実施したいと思っています。メンバーはお客様先で現場に出て、様々な経験、知識、アイデアを得ています。

それらを積極的に社内に還元し、みながやりたいことを責任をもってできる会社でありたいと考えているからです。

■なるほど、、ちなみに、前回のインタビューで「起業を考えている人にも来てもらいたい」とおっしゃっていましたが、その真意を教えてもらえますか?


起業を考えられるだけで自律性を持った人だからです。、そういう人は、自分の仕事に対するモチベ―ションの在り処がはっきりしています。弊社で活躍できるのもそういう人達です。

弊社のようなベンチャー企業は、一人ひとりが起業家意識を持たないといけません。 

一方会社、経営者としての責任は、そういう能力やモチベーションの高い人が会社に居続けられる、居続けたいと思える環境を提供出来ないといけません。具体的には、待遇面や経験、スキルになると思います。

■キャリアアップを目指している人にとっては理想的な環境ですね。ITを通した事業創出、モノづくりに興味をもって能動的に仕事をしていきたい人にとっては理想的な環境だと思います!今日はありがとうございました!

まとめ 

代表の齋藤のインタビューをお届けしました。齋藤が一貫していつも言っている言葉を今日、また他の媒体インタビューの内容を踏まえてまとめると

・社員がワクワクできる環境を作りたい
・みなが自主的に自律して楽しんで仕事ができる環境を作りたい
・ITを通した事業づくりが重要で、そういう視点やスキルを身に着けてもらいたい だと思います。

そしてそのために会社として出来る事はないか。会社としてどうあるべきか。について誰よりも真剣に考えてもらっているのだなあと、今回のインタビューを通して改めて感じました。

ITを通した事業創出、モノづくりに興味を持ち、裁量を以て能動的に働きたい!といったモチベーションをお持ちの方はぜひ、一度オフィスに遊びにいらしてください。


※注1)剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

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