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僕がNHKのディレクターを辞めて感じたコト②

100BLGのメンバーを紹介するインタビューです。今回は、100BLGのCCOの平田知弘さんです。NHKのディレクターを辞めて、現在の仕事を選んだ理由ついて語ってもらいました。

大きな組織を離れて感じたことは?

BLGで出会ったメンバーさんの言葉で、「自分にショウジキに生きる」というのがあります。この方は、自分の認知症を隠したってしょうがない、むしろ味わいながら生きていこうとされていて、そうするとすごく違った風景が広がっていた、と。

僕もそんな気持ちです。笑

組織に所属している時は、これは本業、これは本業ではないという区別をつけなくてはいけない局面がありましたが、いまは、自分が大事だと思うことに一直線に取り組めていると思います。

いまは、具体的にどのような仕事をしているのですか?

フリーランスのディレクターとして映像制作をしたり、非営利団体の運営に携わったり、なかでも大きな柱である100BLGの中では、コミュニケーションに関する責任者をしています。

具体的な領域で言えば、PRと営業にまたがる部分ですね。100BLGネットワークのなかでのコミュニケーションを円滑にして相乗効果を生み出したり、外と内との情報の流れをつくって、100BLGが持つ価値を広めていくための仕事です。

この仕事には、NHKにいた時代に培ったことがとても役に立っています。番組取材では、人との関わりをどう作るかということがとても大事になります。どのようなタイミングで、どのような言葉を投げかけると、その人の気持ちが動くのか。こうしたことに関わってきたことは、いまのコミュニケーションの仕事の基礎になっていると思います。

仕事が楽しいなあと思うのは、どのような時ですか?

一緒にいる人と、志を共有できていると感じるときですね。

人生の時間は限られていますから、同じ目的を共有する人と活動し成果を出していきたいと考えています。

10年後、どのような仕事をしていたいですか?

BLGという場を、もっと増やしたいと思っています。当面の目標として100箇所と言っていますが、日本全国どの市町村にも1箇所あるような状態になるとよいなあと思います。全ての自治体にだと・・・1700くらいでしょうか。どんな地域でも、普通に通えるところに、自分が自分らしくいることができる場所が必要だと思います。もしかすると、自分でもBLGを1つ立ち上げているかもしれませんね。自分の居場所は、自分で作るというチャレンジも面白いなあと思っています。


【参考】平田さんが制作した映像作品

町田で生きる私たち【ハタラク】編

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