『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい。～CEO嶋田の創業への想いとは～

皆様お久しぶりです。

エイトス広報担当のカンノです。

前回は、SaaSビジネス「Cayzen」の可能性と未開拓市場に挑戦する私たちのMVVを中心にお伝えしてきました。
さて今回は、全３回でお届けする【『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい。】シリーズの最終章となる、CEO嶋田亘の創業ストーリーについて！「代表の嶋田は何故、創業したのか」を過去から現在までインタビュー形式でお届けすると共に、理想の未来を語っています。嶋田の創業に賭ける想いを受け止めていただければと思います！

【人生の転機・働くことについて考える期間】

ー　嶋田さんは「カイゼン」発祥の地、愛知県豊田市の出身なんですね。

はい、高校を卒業するまではずっと愛知県で育ちました。高校卒業後、上京し、学生時代から多くの活動や団体に所属し「挑戦する姿勢」を常に大切にしてきました。例としては、2011年に起きた東日本大震災の支援サークルの立ち上げメンバーとして活動し、そこで挑戦することの重要性を改めて実感し、自分の可能性の限界点を知りたくなった覚えがあります。

ー　なるほど、そこでの活動が起業という選択をしたきっかけなのでしょうか。

いいえ、将来のキャリアを選択する大学3年時段階で自分の中には起業という選択はまだなく、何か人生で大きな挑戦をしたいとは考えていたものの、比較的大企業志向であったのかなと感じますね。ただ、就職活動後大学4年時に30か国程バックパックをする中で、様々な世界、価値観に触れたことで、自分の人生をどう使っていくべきなのかを考える機会が増えたと感じています。

ーでは、何かほかに起業するために何か大きなきっかけなどがあったのでしょうか？

なるほど、きっかけですね。特に大きなコレ！といった事件や出来事はなかったのですが、実際に社会人として２，３年働いてみて「はたらくこととは？」「自分にとって働くとは現在のような仕事なのか？」と働くということに対し現在の自分の業務との比較をし『意義ベース』で考え、自己対話をすることが多くなりましたね。ここで自分の人生で「社会に対し働く」ということに関し、今までぼんやりしていた自分の根本にある価値観が意義ベースで固まったと認識しております。

【創業のきっかけは「自分が受けた恩恵を社会に還元したい」という想い】

ー「働く」ことに関し、意義ベースでの思考とは具体的にどのような内容だったのでしょうか？

はい、自分の根本にある価値観はこれまでの経験から「人の可能性を広げたい」ということであると気づきました。これまでの自分の人生を振り返った際、大学の奨学金や新卒を育てる仕組み、中学校時の海外派遣など社会の先人たちの仕組みに支えられ生きてきたことを深く実感しました。この気づきから「自分が社会から受けた手厚い恩恵を社会に還元したい、しなくてはならない」という強い使命感が生まれました。これにプラスして大学時代から心に秘めていた「自分のポテンシャルを最大まで発揮できた時の期待値に挑戦し続けたい」という想いが結集し、この想いに一番レバレッジが効いて、社会にインパクトが出るような方法は何かと検討した際に「起業」という選択肢を意識する様になりましたね。その後、自分の進むべき方向性が見えてからは、起業を見据えたキャリアを強く意識してきました。

【Cayzenを通じ成し遂げたい理想の世界】

エイトス株式会社のSaaSシステムである「Cayzen」。そのCayzenは代表嶋田自身の自らの経験の元、一人一人の労働者の能力個性特性が異なっておりすべての労働者に優れている点があることに気づいたことがきっかけで生み出されました。

日本経済の大部分を根本的に支えているデスクレスワーカーという職場においてはDX化・デジタル化がまだまだ進んでおらずITの恩恵を十分に受けられていません。そこに私達のCayzenで、労働者一人一人の新たな視点や考えを反映させ、経営業績向上や新しい発想に着想を得た新規事業創造の可能性で溢れる社会の実現をしたいと考えております。

また、すべての労働者がはたらく「意味」を感じ、それぞれの業務にやりがいを持ち仕事という立ち位置ではなく人生の充実度を向上させるものとして機能している社会、『その人にしかできない業務』が溢れ自分の能力をどこでも発揮できる雇用状態にある社会を私達は目指しています。