Flora株式会社の松本です。本日は学生でありながらFloraの課長も務めている千葉さんにインタビューしました!
きっかけはイベントで勧誘?
松本:
まずフローラの入社のきっかけを教えてください。
千葉:
起業家志望の学生を集めたイベントで、FloraCOOの髙田さんと知り合ったのがきっかけです。イベントでグループが一緒になり、自己紹介で髙田さんがFloraの簡単な紹介をしてくれて、会社に興味を持ちました。
私も学生団体の代表として性教育やジェンダーに関する啓蒙活動をしていたので、団体の紹介をしました。お互い領域が重なって盛り上がっているうちに、髙田さんの方から「インターンを募集してるから一度詳しく話がしたい」とオファーを頂いて、入ることになりました。
学生団体での活動
松本:
本題と逸れるんですけど、学生団体について聞いてもいいですか?気になります(笑)。
千葉:
いいですよ!もともとジェンダーや性教育に興味があって、ジェンダーについて広めて平等な社会をつくりたいという想いから、「Coming True」という団体を立ち上げて運営しているんです。
団体ではLGBTQ+や性教育など様々なことをSNSで発信しています。InstagramやTwitter合わせて1,000人くらいのフォロワーがいて、イベントも定期的に行ったりしています。
松本:
なるほど。私の世代だと大学生がジェンダー系の団体活動をやるって言うのがほぼ無かったので、少し驚いています(笑)。
起業よりも企業で働く方が良かった
松本:
話を戻すんですが、髙田と出会ったのは起業家志望のイベントだと思うんですけど、千葉さんは起業を考えてたんですか?
千葉:
今は考えてないです。当時は学生団体の活動が楽しかったので、団体を法人化させる形で起業するのも選択肢の一つかなと思って興味本位でイベントに参加していたんです。ただ、起業ではなく既に自分が興味のある領域の会社に入って働くと言う選択肢も考えていました。
そんな時に髙田さんと出会い、Floraを知って、この会社に入りたいと思ったんですよね。理念にもすごく共感して、既に実績のあるFloraで働く方が、起業するよりも自分のやりたいことを早く実現できると思い、入社を決意しました。
物足りなかったSNS運用
松本:
素敵ですね!最初はどういった仕事をしていたんですか?
千葉:
Instagramの運用を担当していました。20代から40代をターゲットに生理をはじめとするならではのヘルスケアの方法等を投稿していました。あと、会社の認知度を広げるために、ジェンダーや性教育についての時事ネタの内容も定期的に更新していましたね。
松本:
Floraの主力である月経妊活アプリ事業には携わっていなかったんですか?
千葉:
実は私が入社した2022年の1月は、アプリの開発期間中だったんです。そのため、リリース前に会社の認知度を高めてリリース後のマーケティングが円滑になるようにSNSを運用していました。
松本:
そうだったんですね!アプリリリース後は仕事は変わりましたか?
千葉:
リリースされてしばらくは継続してSNSの運用を行っていましたが、少し物足りない気持ちがありました。
もともとFloraに入るときに、今後リリースされる予定のアプリを通して、性に関する情報を届け、ユーザーに行動してもらうことで人の為になれることに惹かれていました。だからリリース後もアプリに直接携わることができないのでモヤモヤしてました(笑)。
松本:
それで、どうしたのですか?
千葉:
そのままの気持ちを伝えました!今の想いややりたいことを直接伝え、コンテンツにも関わらせてもらうようになりました。
松本:
では、コンテンツチームに入ったのは、少したってからだったんですね。
入ってからはどんなことをやっていたんですか?
千葉:
最初は企画担当の方が考えた案を形(コンテンツ)にしていました。上司から、PMSの対策を複数紹介する記事を書きたい、みたいな抽象的な案が出てきて、どのようにしたらユーザーが理解しやすいかを熟考しながら記事等のコンテンツを作成していました。
努力で学生が課長になった
松本:
初めは本当にインターンとしての業務をやってたんですね。それからどういう経緯で課長になったのですか?
千葉:
頑張りを評価してもらえたからだと思います。当時から心がけていたのは上司から言われたことをただやるのではなくて、自ら率先して仕事を探すこともしていました。
依頼された仕事も素早く丁寧にできるよう努めてたので、評価してもらうことが出来ました!
松本:
なるほど。
千葉さんは本当に堅実で丁寧なお仕事をなさっているなっていうのは私も常々感じております。
それでは課長になってからのお仕事についてお聞きしていいですか?
千葉:
最初はコンテンツチーム全体として、記事を増やすことがミッションとしてありました。コンテンツチームのメンバーと、社外のライターの方に、記事が完成するまでのタスクを分配・管理していました。
また、既存の記事や動画に対するユーザーの反応や、国内のトレンドを分析して、データに基づいて次の記事テーマを企画しました。
最近では、経営企画チームが単独で担ってきた新機能企画や検証も一部担当し始めました。
新機能の企画プロセス
松本:
新機能について伺ってもいいですか?
千葉:
経営企画から「ユーザーが悩みを相談できる場所を作りたい」というアイデアと他社事例やヒットしそうなエビデンスを渡され、コンテンツチームで具体化し、実装に必要な情報を全て作ることになり、先週「チャット機能」を追加しました。
チャット機能はユーザー同士でコミュニケーションがとれる機能で、普段生理や妊活等で悩みを持っている人同士がコミニュケーションを取ることによって孤独感を払拭し、前向きになるように設計しています。DAU(毎日アプリを開いているユーザーの人数)の増加にも貢献すると考えられます。
チャット機能でユーザーが語りやすいトークテーマは何かということを分析及び検証をして、よりユーザーに親しみやすいアプリにしていくように試行錯誤しています。
松本:
ユーザーの反応はありましたか?
千葉:
チャット機能を追加して1か月も経っていないので何とも言えませんが、どのテーマにも10件以上の投稿があって、まずまずの進捗ではないのかなと感じています。
評価するためのKPIも設定してるので、テスト期間後、数字が語ることに耳を傾けたいです。
学生生活との両立は…
松本:
千葉さんは大学生でありながら、かなりの仕事量をこなしているので、時々心配になりますが、大丈夫ですか?
千葉:
大丈夫ですよ(笑)。
正直言って休日は友人と遊んでいますし、飲食のアルバイトも定期的に行っています。
勉強もちゃんとしていますし、問題ないです!
松本:
すごいですね!飲食のアルバイトに弊社の仕事、団体の運営や学問と大忙しだと思うのですが、両立の秘訣はあるのですか?
千葉:
そうですね。1日の時間にメリハリを付けることを意識して行っています。大学で授業を受けている最中は、学んだことをその時間に集中して覚えています。また、Floraはリモートワークなので、スキマ時間で仕事ができます。通学中だったり授業の休み時間などに仕事をしていますね。
「Coming True」の運営はFloraの事業にも繋がっているので、運営で学んだことをFloraに、Floraで学んだことを「Coming True」にといい相乗効果が生み出せています。
空いた時間に飲食のアルバイトも行い、休日だって普通に友達と大好きなアーティストのライブに行ったり、旅行をしていますよ!
ちゃんと時間を見つけてリフレッシュもできますし、毎日6時間以上は寝てます笑
松本:
私の学生時代だと考えられないマルチタスク力。。。時間の使い方が本当にお上手ですね。
悩ましい進路
松本:
一体なつきさんは卒業後どうするんですか?
千葉:
正直迷っています。Femtech企業で働くか、私が現在学んでいる建設系(土木工学)の会社で働くか。。。
大学では土木工学を学んでいます。この学問はすごく楽しくて日々やりがいを感じていて、そのまま仕事にしたいなと思っています。
ただ、土木工学を学ぶ女性も少ないですし、実際に仕事にしている卒業生も少ないので、女性の活躍が難しいのが現状です。
また、同じようにFloraの仕事や団体の仕事がとても楽しいし、Femtech企業への就職も考えているので、どちらの道に進むか迷っています。
松本;
可能性は無限大ですね!
千葉:
大学院には少なくとも行くので、卒業までに土木工学もFloraも全力で打ち込んで残り3年間自分の進路について向き合っていきたいと考えています。
松本:
どの道に進んでも、千葉さんを応援しています!
これからもよろしくお願いします。それでは本日はここまでです。
ありがとうございました!
千葉:
ありがとうございました!
最後に
よろしければ、千葉さんが企画立案しております、弊社のアプリ【flora app】のダウンロードをお願い致します!
また、千葉さんが運営しております「Coming True」のURLを記載いたしましたので
こちらもぜひフォローの程よろしくお願いいたします!
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