こんにちは!共幸水産です。
初めてのフィード投稿です!どんなことを書こうかな?と考えました。「漁師ってどんな人たちなんだろう?」とか「生活厳しそー」とか、色々関心を持ってくださっていると思います!(持ってくださってると思いたい)
まずは我々の生活・仕事の舞台である隠岐島の暮らしについて、「Iターンするってどんな感じ?しかも離島暮らしってどうなの?」ということを、実際に今年の2月からIターンして共幸水産の仲間になった加藤くんに聞いてみたいと思います!
加藤くんは秋田県出身。つい先日まで、関東・東北で施工管理の仕事をしていましたが、やっぱり小さい頃からの憧れであった「漁師」になりたい!と共幸水産の門を叩いたアツい男です。
早速、いろいろ聞いてみたいと思います!
心配だったのはやっぱり生活環境、でも意外にアレが!
ー加藤くんは、紹介で共幸水産に来てくれたんだよね。島の暮らしなんかについてはあんまり情報もなかったと思うんだけど、当時はどんなことが心配だった?
加藤「やっぱり生活環境ですかね・・・車を持っていないので買い物に行けるかな、とか。スーパーはあるとは聞いてたけど、歩いて行ける距離にあるのかな、というのはちょっと心配してました。」
ー実際どうですか?
加藤「スーパー以外にも徒歩圏内、自転車で行ける圏内に個人商店が何軒かあって、必要なものはそこで買えてますね。買い物に向かう途中で、ばったり会った先輩が車で拾ってくれることもあるので、特に不便な思いはしてないです。意外だったのが、Amazonが届くのが本土と変わらない日数だったってことですかね。離島だから、少なくとも2−3日は遅れるのかな…と覚悟していたんですが、全然変わらないです。いい時代ですよね。笑」
ーそう、暮らしてみると案外不便じゃないみたいなんだよね。ネットも問題なく繋がるしね。自炊はしてますか?
加藤「基本、自炊です!食事できるようなお店が早くに閉まってしまう、というのもありますが 。魚は当然、安い。ちょっと高いかな?と思うのは野菜ですかね。Iターンの先輩から、冷凍野菜も使うといいよ、と教えてもらいました。そういう生活の知恵?みたいなものは、やっぱりIターンの人が多い会社なので、みんなで助け合ってますね。時々、吉野家とか松屋とか恋しくなりますけどね…笑
あと、漁場が遠いときは、船の上でみんなでご飯食べることもありますよね。白飯、味噌汁、獲れたての魚を捌いて刺身、煮物。料理がうまい船員がいて、ちゃちゃっと一品作ってくれます。仕事のあとに、潮風を浴びながら仲間と食べるご飯は最高ですね。」
隠岐島特産の海藻焼酎とともに
共幸水産の船員として島に受け入れてもらえる安心感
ー田舎暮らしというと、地元の人との付き合いが大変そう?というイメージがあると思うんだけど、どうですか?
加藤「そうですね、今の所は思ってたより密な付き合いはないのかな?と思います。やはり見知らぬ顔なので「どこから来たの」とか「どこで働いてるの」と聞かれることはありますけど、共幸水産で…って言ったら「そうか、頑張れよ!」と言ってもらえますね。そういう意味では、「共幸水産の船員」として島に受け入れてもらえてるのかな…と安心できます。Iターンが多いということは、島の人たちもわかっていらっしゃるようです」
ーそれは良かった!島の重要な産業を担う身として身が引き締まる思いだね。方言がわからないことはありますか?
加藤「正直、ときどきありますよ。笑 まぁ、ニュアンスは伝わるので問題ないですね」
ー休みの日は何してますか?
加藤「そうですねぇ、本を読んだりネットしたり。正直、島だからといって、以前の生活と変わっていないと思います。特にこれがめちゃめちゃ不便!ということもないですかね。今後は早く道具を揃えて釣りをやってみたいです」
ーそうだね、釣りが趣味の船員が多いから色々教えて貰えると思う!
信じられないような絶景が広がる隠岐島
島で暮らして、気持ちに余裕が持てた。
ー島で生活を始めて、以前に比べて何か自分に変化はありました?
加藤「一番大きいのは、気持ちに余裕ができたところです。以前の施工管理の仕事は、どうしても長いスパンで捉えないといけなくて、明日も今日の仕事の連続で、プレッシャーに感じることもありました。それと比べると漁は、1日1日で完結していくので、気持ちのリセットがしやすいな、と思います。もちろん、中長期的に考えないといけないことも多いし、漁に出ている間は体力も使いますし、精神的にも緊張する場面もあります。ただ、その種類が違うな、と思うんですよね。ずっと何かに追われている、ということがない気がしています。環境ものどかですし。そうそう、ストレスが減ったからか?身体を動かす仕事になったからか?入社してから健康的に10キロ痩せました笑」
ーそうだよね!だんだんスリムになっていってる。よく身体を動かして働き、よく食べ、よく寝ること。健康が何よりも一番です。隠岐島、好きですか?
「好きですね。自分に合ってると思います」
ー気に入ってもらえて嬉しいです。今後の活躍、期待してますよ!
「頑張ります!」
と、語ってくれた加藤くんです!どうでしょう、島の生活の様子を少しはお伝えできたでしょうか。
次回は、「漁師未経験でも本当に漁師になれるの?」ということについて、お伝えしたいと思います!
社員の半数以上がIターンという驚異のIターン率!フトコロ深いこの船団で、人間らしい暮らしをしませんか?
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