こんにちは、北原です!
10月7日に行われました経済産業研究所(RIETI)主催のシンポジウム「ネクスト・ブロックチェーン:次世代産業創成のエコシステム」にて弊社代表のクリスがモデレーターとして登壇しました!
当日は平日の昼間だったにも関わらず400名以上の方々が参加し、ブロックチェーンへの興味関心が日本国内でも高まっていることを肌で感じるようなシンポジウムとなりました。
当日はRIERIの矢野所長、LUKSO創業者兼ERC20開発者Fabian、Taraxa CEOのStevenの基調講演が行われ、その後にパネリストとして上記3名に加えWIREDの松島さん、トヨタ自動車の加藤さん、CurvegridのWilliam、モデレーターとしてクリスを交えてのパネルディスカッションとなりました。
パネルディスカッションのテーマは
・データマーケットの作り方についてどう思うか
・法整備についてどう思うか
という内容であり、様々な意見が交わされました。
Steven「トラストレスである、という問題を多くの人はまだ認識していない。これは非常に重要なことです。多くの人はまだ信用のコストがどれだけ高く、そしてそれがどれだけのビジネスやプロジェクトのハードルになっているか知りません。しかし相手を信用する必要なしに取引ができるということはとても大きな出来事です。
(規制に関して)日本は非常に進んでいる。アメリカは曖昧で、中国は禁止だ。こういった国ではビジネスができない。しかし日本は明確な法的整備を進めている。ハッキングに関しては残念だが、方向性としてはまちがいなく良かったと思う。」
Fabian「ERC20を作りましたが、それは共通するための部分を作っただけで制限の多いフレームワークではありません。取引をするために便利にしただけです。中央が管理する様なものではなく、自動化して拡張性が高いものがイノベーションを生んでいくと思っています。様々な機能、性能、設計のネットワークが生まれていますが、それぞれの目的に特化したネットワークが誕生するのは良いことだと思います。かたつむりとF1カーを比較しても意味がないのです」
などなど有意義なディスカッションが行われていました!
当日の資料はコチラからダウンロードできますので興味のある方はぜひ読んでみてください。