こんにちは!
AFS株式会社の採用担当でございます。
ITエンジニアとして入社したのに「業務イメージと実際の仕事内容が違う」といった経験をした方はいないでしょうか?
今回、インタビューするのはそんな経験をしたことがあるTさん。
そんな彼が、どういう経験をして今AFSでどのように働いているかを聞きました。
未経験であっても将来インフラエンジニアとして、あるいはマネジメントに関わるPM・PLとしてキャリアを築いていきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
未経験からインフラエンジニアを目指したきっかけについて教えてください
ーAIが進化してもインフラエンジニアはなくならない
「どうしたら今後も生活に困らず過ごせていけるか」を考えるなかで、インフラエンジニアを選んだのは、今後なくならない職業だと思ったからです。
近年、AIの普及により、さまざまな職業が淘汰されるかも? みたいな世界になっていますよね。
ITエンジニアの世界でも、AIにプログラミングを任せられるみたいな話もありますし。
でも、AIによって生まれたものを守り続けるのは人間であって、それってまさにインフラエンジニアの仕事だと思ったんです。
これから先も安定していて、かつ、やりがいのある仕事としてインフラエンジニアという職業を目指すようになりました。
AFSに入社した理由を教えてください
ー柳と意気投合し、自然な流れでジョイン
私は以前、あるSESの会社で働いていました。
そこでは、ITエンジニアとしてジョインしたのですが、実際の業務はコンピューターのコードを指したり、抜いたりするような業務。
事前に受けていた説明とギャップがありすぎて、困惑していました。
やはり「自分の中で納得のいく仕事がしたい」という思いも満たされないと続けていくのは困難です。
そんなタイミングで出会ったのが柳です。
彼に当時の状況について話をしたら、共感してくれてすぐに意気投合。
「それならウチの会社でやってみないか」と誘ってくれました。
私はスタートアップ企業で働くことに興味があって、イチから会社をつくっていくということに対しても魅力を感じていましたし、柳の人柄から風通しの良い会社であることも容易に想像できました。
私は慎重派なタイプではあると思うんですが、そのときは、不安な気持ちは不思議とありませんでした。
キャリアのファーストステップとして携わった業務について教えてください
ー興味のある仕事は積極的にチャレンジ
最初に携わったのは、2021年に開催された国際的なスポーツの祭典の案件でした。
仕事内容は、ログの解析などのセキュリティ業務です。
エラーが起こると「何かが起きています」みたいな警告が飛んでくるんですが、そのアラートを見てどういうものかを分析する仕事です。
仕事自体はゲーム性があって楽しいのですが、インフラエンジニアとしてはほぼ初心者ですから、わからない言葉が多すぎて、自分にとっては難易度の高い業務でしたね。
ーとにかく聞くことでキャッチアップした新人時代
未経験からのチャレンジは難しくもありましたが、私の周りには、業務や技術に明るい人がたくさんいました。
そういう人が手隙のときを狙って、積極的にコミュニケーションを取り、「これって何ですか」という感じでいろいろ聞いていました。
タスクは個人に振り分けられるものの、業務全体はチームで進めていくため、チーム感があって聞いたり教わったりすることが自然にできる環境だったのもよかったです。
そんな中で興味のあるタスクは、図々しくも「ぼくにやらせてもらえますか!」みたいにやっていましたね。
仕事はシフト制で、日勤と夜勤がありました。
夜勤に対する抵抗感がある方も多いかもしれないですが、夜勤の後はきちんと休みも確保されていたので、体を酷使するような働き方ではないので安心してください。
次に携わったプロジェクトはどのような内容でしたか?
次のステップは毛色が変わりまして、クラウド関係の業務でした。
クラウド上で管理しているWindows端末には定期的にアップデートがかかるんですが、事前に「今回のアップデートを実行しても業務に支障はでないか?」という検証が必要になります。
その仕事をやらせてもらっていました。
こちらは自分で考えて対応しないといけないことが多いので、以前のセキュリティ業務に比べ難易度としてはさらに高くなった感じです。
前向きに捉えれば、成長しているからこの仕事に携われているということでもありますね。
ただ私は、職場でどういうふうにコミュニケーションを取って、どういうふうに立ち回ったらスムーズに仕事ができるかを考えるタイプなので、あまり知識を得ようと勉強したことはありません。
それよりは職場にいる一番できる人からいろいろと聞いて、スキルを身につけていったという感じですね。
知見を高めていかないとできない業務はでてきますが、どう身に付けるかは本人次第なので、自分にあったやり方で成長していけばいいと思うんです。
インフラエンジニアの魅力について教えてください
▍市場価値を高めるスキルが身に付く
マーケットのニーズが高いクラウド関係の知見は高まりましたね。
具体的には、『Microsoft Intune』というクラウドから端末に指示を送る設定などを一元管理する運用管理サービスがあるんですが、その操作スキルはだいぶ上達したと思います。
また同じくMicrosoftのサーバーやプリンター、アプリケーションなどの情報を収集し、一元管理できる『Active Directory』というサービスがあるのですが、こちらの操作や目的に応じた設定の仕方などもほぼできるようになりました。
AFSに入社する時点では、クラウドの知識はほぼゼロでしたが、4、5件ほど案件を積み重ねたことで、知識とスキルはかなり身に付いてきたと思います。
「わからないことは聞く」を繰り返すことが、スキル習得に向けた一番の近道ですね。
▍長く楽しめる職種
経験して感じたことなのですが、インフラエンジニアは飽きずにずっとやっていける仕事なんじゃないかなって思うんです。
次々に新しい技術が開発されていくので、ニーズが消えることがありません。
だから「新しいことにチャレンジしつつ、でも安定もほしいな」みたいな人にぴったりだと思います。
またインフラエンジニアは、チームでプロジェクトを進めることが多いのが特徴。
チーム一丸となって、一つのプロジェクトに取り組み完成まで持っていくというのは、なかなか得難い経験ではないでしょうか。
▍前職と比べて仕事への満足感がアップ
これに関しては個人的な話になるのですが、ITの仕事をしている実感が味わえることですね。
「ITエンジニアってやっぱりこうだよね」という自分のイメージと相違のない仕事ができているので、モチベーションは以前と比べるとかなり高い状態です。
それに案件に参画する前に、営業担当としっかり話し合いができるため、イメージとズレがないというのもあるかもしれません。
仕事の内容はもちろん、やりたいことやキャリアを踏まえて案件を紹介してくれるので、やりたいことをやらせてもらっているという実感は大いにあります。
理想とするキャリアビジョンはありますか?
現在はプレイヤーサイドを担当しているんですが、コミュニケーションを取りながら楽しく仕事を進めるのが好きなタイプなので、これからはそんなチームをつくる側のPMになりたいですね。
ただリーダーである以上、ある程度知識がないとメンバーと話ができず、信頼が得られません。
そのために今は現場で知識を身に付けて、リーダーになるための地盤づくりをしている感じで、「メンバーのタスクの振り分けはどうやっているのか」とか、「プロジェクトが滞らないよう何を優先しているのか」など、実際のPMの動きはよく観察するようにしています。
これから入社するメンバーにメッセージをお願いします
言いたいことは一つだけです。
漠然とでもいいので何をしたいかを決めてから就職なり、転職活動をすることをおすすめします。
以前の私のようにIT業務と思ったら配線の仕事だった、では目も当てられません。
私の周りには、IT業務と説明を受けたのに個人宅を訪問して携帯電話の契約業務をさせられた人もいます。
ただし、AFSは自分の希望をしっかり聞いて、希望に沿った案件を紹介してくれるので、そういった間違いが生じることはありませんので安心ですよ。
ご応募、メンバー一同お待ちしております!
ーTさん、ありがとうございました!