今では社員アンケートを取る会社も随分増えてきましたが、皆さんの会社はどうでしょうか?
「アンケートには答えたが、意見が反映されているようには思えない」
「結果が開示されないから、他の社員がどう感じているのかが分からない」
社員の転職エピソードや、他社でエンジニアをやられている方の話を聞いていると、上記のような意見をよく聞きます。
社員アンケートは、ただ実施するだけでは意味がありません。relationではこれまで30回以上に渡って社員アンケートを実施してきましたが、必ず結果を全社員に開示します。その後全体のフィードバックの場で、会社の意見を述べるまたは具体的な改善策を実行する、までを一連の流れとしています。
隠蔽しなければいけない事は当たり前ですが何一つなく、経営陣はじめ全員で会社を良くしていくことをモットーとしているからこそ、明確な目的意識をもってアンケートを実施しています。
本日のストーリーは、今年1月に実施された社員インタビューの中身を大公開!relationで働くエンジニアの生の声をお届けします!
目次
・アンケート概要説明
・満足度調査(総合点)
・社内の上長との人間関係に対する満足度について
・幸福度調査(仕事、プライベート等すべて含む)
・まとめ
アンケート概要説明
2022年1月に実施された、記名制での社員アンケートです。西日本・東日本のICT事業部、インフラ事業部、営業部を含めた全社員を対象に実施。満足度・幸福度、上長との人間関係、健康状態、自由意見という4つの分類で全17問にわたって調査を行いました。
満足度調査(総合点)
まずは、全事業部の満足度調査の結果です。これは、制度・人間関係・仕事内容など会社に対する満足度を総合したもので、平均値は78.61と概ね高い結果となりました。インフラ事業部と営業部に関してはサンプルが少ないため参考にしづらいかもしれませんが、総じて高い社員満足度を実現していると言えるでしょう。
21~30、31~40など低い水準を示すメンバーも中には居ますが、今回のアンケートは記名制ですので、現状に不満を感じているのが「誰か」というのはすぐに経営陣に伝わります。そのうえで、満足度が低い理由を自由記入で詳細に記載してくれるメンバーが多いので、全体会議で実名は出さずに丁寧にフィードバックしていきます。
しかし、低い得点を示しているのは一部のメンバーだけ。会社組織として抱える大きな問題を無視することは決してありませんが、一部のためだけに、全体を犠牲にする誤った改革は行いません。あくまで会社としての考えを述べ、全員が「納得」したうえでrelationという会社に参加してくれることを大切にしています。そのための説明には、時間も労力も惜しみません!
ちなみに「満足度」の内訳はこのような結果になりました。人間関係や給与の面で満足感を感じている社員が多いようです。単一回答なので、福利厚生や業務内容に不満を感じている社員が多いわけではなく、選択項目に「特に満足している」という観点でご覧いただけると幸いです。
社内の上長との人間関係に対する満足度について
さて、3つ一気にご紹介させていただきました。
いずれも上長との社内コミュニケーションに関するトピックです。こちらも平均して高い満足度と言えますが、一部コミュニケーション不足を訴える声も聞こえてきました。元来、relationはメンバー間の仲が良くコミュニケーションが活発な社風ですが、コロナ禍でのリモートワーク推進により、会えない・話せないジレンマが募ってしまったのかと思います。
こうした場合、マネージャー陣に対して「部下とコミュニケーションを取るように!」と指導したり、会社イベントへの参加を強制化するのは簡単です。しかし、それでは上長の負担が増えるだけで、真の意味でコミュニケーションが活性化されたとは言えません。そこでrelationでは昨年、バーチャルオフィスを導入。オンライン会議なども頻繁に開催しており、対面と遜色ないコミュニケーション品質を追求しています。
幸福度調査(仕事、プライベート等すべて含む)
さて、以上のアンケート結果を踏まえまして、仕事・プライベートを含むrelation社員の幸福度はこのような結果になりました!
平均値71.17。皆さんは、これを低いと感じますか、高いと感じますか?
国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が2020年に発表した世界幸福度ランキングによると、日本は10点満点中、幸福度5.871ポイントの世界62位。全世代対象なので比較しづらいとは言え、同じ10点満点だとすると7.171ポイントを誇る当社は、なかなかに高得点と言えるのではないでしょうか。
経営陣を含めて誰にもなんの悩みもなく、毎日楽しいだけの会社!…とは言いません。しかし、不満も不自由もない。そんな穏やかさが社員満足と幸福に繋がっている。それが、relationという会社なのです。
ちなみに・・・
リモーワーク&デスクワークで、運動不足なメンバーがかなり多いようです(笑)
このあたりを解消できれば、幸福度はもっと上がるのかも?と仮説を立て、ただいま施策を検討中!健康サポートアプリの導入や、日々の歩数を蓄積しポイント化→買い物に利用できる福利厚生を導入しようか…など、思案中です。乞うご期待ください!
まとめ
いかがだったでしょうか。あくまで一部抜粋してご紹介する形になりましたが、relationについて少しでも理解を深めていただけたとしたら幸いです。
- 一方通行な社員アンケートではなく、全社員に公開&FBし、透明性・公平性を保つ
- どんな意見も、色眼鏡なく受け入れる
- 主観的な意見の贔屓はしないが、不自由は全力で取り除く
過去30回以上にわたって開催されてきたアンケートで上記を徹底してきたからこそ、relationではアンケートを「相互理解を深めるツール」としてフル活用することが出来ており、その証拠に、自由記入欄にはアンケートの選択項目に当てはまらなかった様々な意見が寄せられています。
中には会社に対する厳しい意見もありますが、それに対して経営陣が苦言を呈すことは勿論なく、むしろ喜ぶべきことだと私たちは考えます。なぜなら、会社への不満や意見を社員が発信できるということは、相互の信頼関係が築かれている証。社員は会社や経営陣に対してゴマをする必要もなければ、不満をひた隠す必要もありません。建前だけではない、本気のぶつかり合いをモットーに、これからもrelationはITの働き方最前線歩み続けます。
今の環境で、何らかのジレンマや不自由を感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話しましょう。ご連絡をお待ちしています。