新卒入社2年目の春！努力でつかみ取った異動は、飲食事業部の専属広報！

当社の新卒はITサービスに携わるメンバーがほとんどなのですが、僕はただ1人飲食事業部で広報を担当している後藤といいます。

僕も入社当時は漠然とITサービス事業部でCORDYに関わる仕事をしている未来を思い描いていましたが、さまざまな経験をするうちに、自分にしかできない仕事で活躍したい気持ちや、同期を横目に「負けたくない」といった思いが強くなり、それまで新卒では異動も含め配属されたメンバーがいない飲食事業部の専属広報に挑戦しています。

子どもの頃から一度決めたら何を言われても愚直に突き進む性格で、就活中も何をするかより誰とするかが大切だと思って選んだ会社だったので、学生（内定者）時代の僕は、ハイパーが世の中に発信する情報は全て細かく確認し、先輩方の名前や経歴や記事での発言内容などを完璧に覚えているほどでした。同期や先輩から”ハイパードライブオタク”と少し引かれていました。笑（媚びようとか意識的に覚えようとしたわけではないので、先輩方一人一人に魅力を感じたことで自然と記憶に残っただけです！）

とにかく僕は「ハイパードライブ」という会社が大好きで入社をしました。

会社に貢献できるならどこの部署でも頑張れる自信がありましたし、配属された場所で全力で仕事に取り組もうというやる気に満ち溢れて配属の日を迎えました。

広報PRに配属され、先輩達がCORDYのSNS運用をメインで行う隣で、飲食事業部のSNSの更新を担当することになりました。はじめのうちは、わからないことを勉強しながら必死の毎日でしたが、だんだん本社でSNSの更新というタスクをこなしているだけの自分に対して「これでいいのか？」と自問自答するようになりました。「飲食の各店舗の現場の雰囲気やお客様のお顔を目の前で見ていないのに、何を発信できるんだろう？」「店舗のスタッフとお客様の関係性も把握できていないのに、どうやってブランディングに関わっていけるんだろう？」手伝いの域を超えられない僕のInstagramの発信に魅力が詰まっているはずもなく、フォロワーが増える気配はまるでありませんでした。

広報PRの上司と飲食事業部長にお願いして、店舗の見学に行くことから始めました。直接店舗に足を運ぶようになると、いろいろなことがわかるようになりました。時間帯によってはヘルプでお店に入らせていただけるようにもなりました。飲食店でのアルバイト経験すらない僕でしたが、商品開発の先輩に電話して素材のこだわりや他社との違いを聞いたりしているうちに、どんどんのめり込んでいきました。

SNSで「いいね」の多いメニューと実際に人気のメニューは違うこと、営業時間などSNSで流すべき情報が発信できておらず、店舗に問い合わせがきて困っていることなど、現場に入らなければ気づけないことがたくさんありました。配属されてからの僕はただSNSの知識が増えただけで、本当のSNS運用はできていなかったのだと思い知りました。

休日の趣味は食べ歩きになり、一眼レフカメラを購入して写真の勉強も始めました。メニューやチラシを作るためのイラストレーターを使う業務は、触ったことがあるレベルだったのに「やれます！」と言って、業務終了後に勉強したりデザイナーの先輩に教えてもらったりして、自分が担当する仕事を増やす努力をしました。

月に一度の店長会議に初めて参加させてもらった日のことは忘れないと思います。広報の先輩は誰も呼ばれたことのない会議に呼ばれたのです。漠然と感じていた飲食事業部と広報PRの間の壁のようなものがなくなっていく気がして、これまでで1番嬉しかった出来事でした。（実際のmtgはわからない単語ばかりで内容のほとんどが理解できていなかったですが笑）

もっと自分に実力がついたら「飲食事業部に異動したい、専門的に飲食のSNSを中心に成果に貢献したい」そう伝えようと思っていたある日のことでした「彪吾、一緒にやるか？」飲食事業部長から掛けてもらった一言で僕の異動は決まりました。まだ実力不足な自分でも見ててくれる人はチャンスをくれるんだと思い、異動した先の全く予想のつかない未来にワクワクしました。最近では集客のためのインフルエンサーマーケティングや、食べログや公式LINEの運営など、仕事の幅がさらに広がっています。