なぜ、毎日、貴重な朝の15分を使って、全員で清掃に取り組むのか？

しっつでは、毎朝始業時刻の最初の15分をオフィスの清掃にあてています。自社ビルの１階から５階まで、オフィス内からビル前の駐車場や玄関まで、役員を含む全社員が交代で清掃してから、個人の仕事に入ります。

清掃は分担制で、今日はこれ、明日はあれ、と毎日変わりますが、自分にあてられた役割の中で、やるべきことは一人ひとりに委ねられています。毎日同じ場所を機械的に拭いているだけでは、そこは清潔が保たれるかもしれませんが、いつも磨いていない場所にはほこりがたまりますし、第一、そんな機械的で義務的な清掃は、やっていて楽しくありません。だから、個々人が工夫するのです。ひっそりと。

普段、手の届かない高い場所を掃除してみるとか、置いてあるものを退けて掃除機をかける、トイレの便器の後ろ側まで手を伸ばして拭く、駐車場に水を撒いてブラシでこするなどなど、いつもやっていないことを自分で考え、率先して行動してみると、楽しいものです。成果は見える形ですぐに出ますから、満足感も得られます。他のスタッフのそういう姿を見て、「ああ、そこがあったか！」と気づくことも少なくありません。

一人ひとりが自分で考え、判断し、行動する習慣をつけるために、毎日15分間の全スタッフによる清掃は、とても大切な仕事の一つなのです。

もしお時間があれば、平日の朝９時～９時15分に、京都市伏見区、大手筋商店街そば、駅から徒歩２～３分にあるしっつのビルの玄関前まで散歩がてらお越しいただき、どのように清掃しているのかを覗いてみてくださいね。