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なぜ”数字で報告”するのか


今回はなぜ仕事において”数字での報告”が求められるかについて書いてみようと思います!

突然ですが、1,000円のランチって高いと思いますか?安いと思いますか?
私は少し高いなーと思うんですが皆さんはいかがでしょうか?
この1,000円のランチが”高い”と思うか”安い”と思うかは個々人の感覚によって変わります。

年齢や住んでいる地域によって、またランチの内容によってもその感覚は変わるでしょう。
仕事において”数字での報告”が求められるのはこれが理由です!

高い/安い、大きい/小さい、早い/遅い、すごい、とても、ほとんど、など、これらの形容詞には明確な数量的定義がなく、ひとによって言葉から得る印象は異なります。

先日、会社のメンバーとの会話で実際にこんな事がありました。

引っ越しを控えたAさんの交通費について、定期券を買うべきか日割の交通費を精算すべきか質問され、金額によって判断をしたいので聞いたところ「ほとんど変わりません」と返答がありました。

”ほとんど変わらない”というのが果たしていくらくらいの差なのかが分からず、明確な金額を計算してもらって改めて判断しました。
結果的に私も”ほとんど変わらない”と思える差だったのですが、数字を出してもらわなければ私の想定以上に大きな差があったかもしれないですよね。

このように、数字は客観的に事実ベースで判断ができますが、形容詞はそれぞれが持つ主観次第で数字の捉え方が変わってしまうので、正しい判断ができなくなってしまいます。

改めて伝えられると「当たり前のこと」に感じられるかもしれませんが、意外と無意識にやってしまうひとが多いのでぜひ意識してみてください!

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