こんにちは!
オータム代表取締役の内山です。
オータムでは週に1回のペースで社内報を発信しています。
役員の会社に対する想いやビジネスについてのノウハウやマインドについて、会社の方針についてなど、内容は多岐にわたります。
今回はそんななかのひとつを公開します。
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僕が日々生きるうえで、また仕事をする上で大切にしている価値観はいろいろありますが、そのなかでも日常的に意識して大切にしているもののひとつがギブアンドテイクの精神です。
老子の言葉で「奪わんと欲すれば、まず与えよ」というものがあります。
また、よくビジネス書に登場するフレーズには「与えよ、さらば与えられん」というものがあり、これは新約聖書に登場する言葉です。
どちらも、ひとからなにかを得ようとするのならば、まずは与えることで見返りを得ることができるという意味の言葉です。
もちろんひとに与えるばかりでは、自分自身の幸福は掴めませんし、身内を幸せにすることはできません。
ただ、ひとから奪うことを念頭に置くのではなく、与えていれば巡り巡ってきっとお返しが来るだろうと考えられるかが重要だと思っています。
(ギブをしていれば必ずテイクできると思ってもいけません!あくまでもギブは無償のつもりで!)
実際、仕事のパートナーでもこちらの時間をガッツリおさえてくる上に情報はガンガンもらっていく割に、こちらに提供し返す気のない人や、友人関係でも一生懸命企画したイベントに対して「おもしろそうかどうか」だけで判断して、企画してくれた友人への感謝をしないひとは多くいます。
僕はそういった人のことを見ると「テイクが強い」とよく表現します。
そういった人間と付き合っていると、自分自身はその状況に耐えられても、身内や友人にまで不快な思いをさせたり、本来もっとギブすべきひとに対して使う時間や労力が無駄に削られたりもします。
結果的にそういった人の周りからは友人は仲間が消えていき、本当に困ったときにギブしてくれるひとがいないという状況をよく見ます。
以前、運のいい人の特徴を書きましたが、まさに運のいい人はそれまでにギブをたくさんして、周りの人からテイクするタイミングが巡ってきているんだと思います。
少しまとまりがない文章になりましたが、長いキャリアプランを築くうえでも非常に重要な考え方だと思ってますので、ぜひご自身の日常の行動や思考性がテイクに寄ってしまっていないかを振り返ってみてください。