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社内報を公開します!|バリューチェーンを理解しよう

こんにちは!
オータム代表取締役の内山です。

オータムでは週に1回のペースで社内報を発信しています。
役員の会社に対する想いやビジネスについてのノウハウやマインドについて、会社の方針についてなど、内容は多岐にわたります。

今回はそんななかのひとつを公開します。

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今回はビジネス観点を高めるためのバリューチェーンというフレームワークの話です。

まず、フレームワークについて簡単に触れておきます。

プログラミングにおいても用いられる考え方なので、皆さんフレームワークという言葉については耳馴染みがあり、かつなんとなくどういったものかは理解されていると思います。

ウィキペディアではフレームワークの概念を”システムなどの開発・運用や、問題解決・意思決定を行う際に、その基礎となる特定の規則・構造・アイディア・信念・思想などの集合のこと。”と定義されています。

プログラミングにおけるフレームワークとは開発のために用いられる機能をあらかじめ備えた枠組みのことです。

対してビジネスフレームワークは意思決定、分析、問題解決などを行うときに活用でき、経営戦略や問題解決、業務改善などに役立つ、共通の考え方や思考の枠組み、分析ツールのことを指します。

今回はそんなフレームワークのなかからバリューチェーンについてお伝えしようと思います。

◯バリューチェーンとは
バリューチェーンとは、直訳すると「価値連鎖」という意味で、企業における各事業活動を価値創造のための一連の流れとして捉える考え方です。企業の事業活動は原材料調達から製造、流通、販売を経てアフターサービスにいたるまで多岐にわたります。それぞれの事業活動が役割や機能を持ち、価値を創出しています。しかし企業が創造する付加価値は、活動ごとに生み出された価値を単純に合計したものではありません。それらが複雑に絡み合い、全体最適化されて生み出された連鎖(チェーン:Chain)する価値(バリュー:Value)と捉えます。

こうした付加価値は、競合も模倣しにくくなります。そのためバリューチェーンを分析することで、競合との差別化戦略や経営資源の集中戦略が検討しやすくなります。また、バリューチェーン分析をする際には事業活動を機能別に分類・レイヤー化して可視化するため、自社の優位性や劣位性が明確になります。重要な課題が把握できるため、経営戦略や事業戦略の見直し、改善にも活用できます。
引用元

バリューチェーンは価値創造のための事業活動にかかわる一連の流れを領域ごとに洗い出したものです。

バリューチェーンを用いることでサービスの提供における活動の機能を分類して明確化することができ、他社と比較したり新たな事業活動の形を見出したりするのに役に立ちます。

下記構成要素は一般的なものですので、特にWebサービスなどでは主活動の構成要素が変わってきます。

◆バリューチェーンの構成要素
◯主活動
購買物流、製造、出荷物流、販売・マーケティング、サービス
◯支援活動
全般活動、人事・労務管理、技術開発、調達

普段生活するなかでこういったビジネスフレームワークに触れること、考えることは少ないかと思いますが、理解しておくと日常にあふれる様々なサービスの収益性や強みがわかるようになるのでおもしろいです。

またバリューチェーンを理解することは日々の業務を遂行するうえでも大きな意味を持ちます。

バリューチェーンはその機能の一部のひとは自分の業務が最終的にどんな目的・価値創造のための仕事7日を知ることができるだけでなく、前後の利害関係者の存在も明確に理解することができます。

仕事が自分だけで完結するものでないこと、完結した先にどんな価値が想像されるのかを考えることはまさにオータムが目指す起業家目線のエンジニアに近づくための第一歩です。

ぜひ、今自分が取り組んでいる業務をバリューチェーンを当てはめて考えてみてください。

それを踏まえた上で、最終的な価値を高めるために自分がどのようにするべきか、また前後の機能(特に後ろの機能)のひとたちに対して、自分がどんな行動をとることが最善かを考えることが、ひとつ目線の上がったマネジメントポジションの考え方の習得にもつながります。

ビジネスフレームワークについてはこれからも紹介していきますので、まずはバリューチェーンを覚えてください!

内山

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