1
/
5

【SOZOWで働くメンバー紹介】子どもの成長に立ち会える瞬間がやりがい

今回は、オンラインフリースクール「SOZOWスクール小中等部」で「メンター」として子どもの活動のサポートをするメンバーのご紹介をします。

目次

  1. SOZOWスクール小中等部 メンターとは?
  2. 人の心に寄り添いたい。SOZOWスクールでのメンターの仕事
  3. 子どもの成長や保護者の涙を通して知った、子どもと接する仕事のやりがい

SOZOWスクール小中等部 メンターとは?

SOZOWスクール小中等部は、小学校4年生から中学校3年生が通う、オンラインのフリースクール。ひとりひとりの「好き」を大事に、安心できる居場所を提供し、子どもたちが自分らしく生きる力を育てる場所です。
メンターは、1on1(=オンラインでの子どもとの1対1の対話)を通じて子どもたちに直接関わり、興味や得意を応援し、安心して活動できるようサポートをします。社員だけではなく、副業として別の仕事を持ちながらメンターを務める方も多くいます。

ご紹介するのは、「近所の仲良いお兄さんキャラ」で人気な「たくちゃん」です。

子どもたちから慕われているたくちゃんですが、元々は子どもと関わることに関心があったわけではないそうです!
なぜSOZOWに関わり、やりがいを見出しているのか?たくちゃんのエピソードに迫ります。

人の心に寄り添いたい。SOZOWスクールでのメンターの仕事

ーーまず、簡単に経歴を教えてください。

東京生まれ、東京育ちです。
大学時代はアカペラサークルに所属していて、とにかく歌が好きだったのでカラオケ店でもバイトをしていました。

大学卒業のタイミングで、親がスペインに住んでいたので、1ヶ月半ほどスペインに滞在しました。そこで、日本って豊かだけど精神的に満たされていないなというのを感じたんです。スペインの人たちは失業率は高いけど、みんな楽しそうで家族仲もいいのが印象的でした。

スペイン滞在中の写真

日本は自殺率も高いですし、経済的な豊かさよりも、精神的な面での向上が必要なんじゃないかと感じ、人の心に興味を持つようになりました。

調べていくと、臨床心理士や公認心理士という職業があるのを知ったんです。生きづらさやしんどい気持ちを抱えている人の手助けをしたいと思って、資格取得を目指し始めました。
大学は商学部を出ていたのですが、今は通信で心理学を学んでいて、大学院を目指しています。

そんな中、友人からSOZOWを紹介してもらいました。将来、人の心のケアをする仕事に就くにあたって、フリースクールで子どもをサポートする経験が役立つのではないかと思い、SOZOWで働き始めました。

ーーSOZOWスクールのメンターとしてどう活動しているか、教えてください。

メンターとして、今は8人の小中学生を受け持っています。それぞれ、週1回30分の1on1(オンラインでの面談)を行っています。

僕は他の仕事もかけ持ちしているので、曜日によって午前中や夕方以降など、自分が稼働できる時間帯で調整しています。土日に実施している子もいますね。基本、毎週固定の時間でそれぞれ対応しています。

1on1での過ごし方は、雑談をしたり、勉強やゲームをしたりと、様々です。

写真を撮るのが趣味な子がいて、その子は毎回いろんな写真を見せてくれます。1人で電車に乗って静岡や山梨の方まで行って、撮ってくる写真がもうプロレベルなんですよ。

SOZOWスクール生の作品。季節の花と富士山を組み合わせて撮影することにこだわりがあるんだそう。

保護者さんからは、1on1で写真を見せるようになってから、すごく元気になったと言ってもらっています。

他に、中学生になって勉強を頑張りたいと思い始めた子がいて、その子とは一緒に勉強をして過ごしています。プリントの画像を送ってもらって、それを見ながら、分からないところを教えるという感じですね。

ーーSOZOWスクールでは1on1以外に様々な活動がありますが、メンターとしてどんな風にサポートをしますか?

SOZOWスクールには「探Q活動」という時間があります。子どもが自分の好きなことをテーマに企画を立てて仲間を集めて活動するのですが、最初は自分で企画をするのが難しいことも多いので、どう進めればいいか相談に乗ったり、アドバイスしたりします。
例えば「どうやったら一緒に活動する仲間を集められるか?」とか。

ある子は、マインクラフトを仲間と一緒にプレーする探Q活動を主催していて、そこに参加してくれる子とうまくいかないと悩んでいました。
そんな時は、どう伝えればいいかとか、じゃあ主催者としてどういうルールを作ったらみんな気持ちよく活動できるか、というのを一緒に考えました。結果的にその子の活動がうまくいくようになったので、よかったです。

バーチャル空間のキャンパスでアバターとなって1on1をする様子。

子どもの成長や保護者の涙を通して知った、子どもと接する仕事のやりがい


ーーどんな時にやりがいを感じますか?

子どもたちから信頼してもらえていると感じる時ですね。
また、子どもたちが成長していくのを日々見られることにもやりがいを感じます。デジタルスキルが驚くほど身につき、コミュニケーションに自信が持てるようになって色々な活動に積極的に参加したり、他の子を誘えるようになったり…。そんな瞬間に立ち会えることがとても嬉しいです。

例えば、ある子はいつも1on1でゲームをしていたんですが、毎回僕と2人でするのも飽きてきたよね、となって一緒に他の子を誘い始めました。そうすると、その子の1on1の時間にどんどん他の子が参加するようになって、多い時は7、8人も集まるように。(笑)
元々とてもシャイな子だったので、学年も様々な子とそんなふうに交流できるようになったことを保護者さんも「まさか」って感じで。とても喜んでくれました。
それをきっかけに、その子はリアルのフリースクールにも通い始めたそうです。オンラインでの繋がりが心のエネルギーになって、リアルでの人間関係作りへのモチベーションになったんですよね。そんな目に見える変化も嬉しいです。

また、保護者面談で「今まで自分ひとりで悩んでいて孤独を感じていたけれど、オンライン越しに一緒に悩んでくれる人がいて嬉しい」と泣いてくれた方もいました。本当に嬉しかったですね。

嬉しかったエピソードを話してくれるたくちゃん

ーー素敵なエピソードですね…!最後に、メンターとして大事にしていることを教えてください。

子どもと対等な目線で接することですかね。

子ども一人ひとりを尊重して、っていうと重たくなりますが、自由に意見や感情を表現できる雰囲気作りを心がけています。そうすることで、子どもたちは「認められている」と感じ、自己肯定感が育つ。そこから、「やってみよう」という行動力に繋がっていくと思っています。

必ずしも子ども好きである必要はないと思います。子どもっぽく振る舞おうとする必要もなくて、自分らしさを持ったまま、子どもと対等な関係を築ける人がメンターに合っているんじゃないかな。

ーーなるほど。たくちゃんが子どもたちから信頼される理由がよくわかる気がします。

いえいえ。(笑)
でも、SOZOWで働くまで特に子どもに関心があったわけではありませんでした。メンターの仕事を通じて、子どもと接するのがこんなに楽しいんだって気づき、自分には相性がいいとも感じています。今では、心理学の資格が取れたら子ども関係の仕事で活かしていきたいと思っています。

ーーー夢に向かってSOZOWスクールでの活動も、勉強も頑張って欲しいです!今日はありがとうございました!

SOZOWでは一緒に働く仲間を募集しています。
たくちゃんのように、これまで子どもと関わった経験がない方でも大丈夫!
今回ご紹介したSOZOWスクールのメンター以外の職種もあります。詳しくはWantedlyのページをご覧ください!

このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
好き・得意を活かして子どもの好奇心を解き放つ!|オンラインメンター大募集!
SOZOW株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

村松 和美さんにいいねを伝えよう
村松 和美さんや会社があなたに興味を持つかも