今回は、エンリード不動産 営業一課山本駿平さんにインタビューしました!
コロナ禍で人生の舵を切り、華やかな芸能界から一転、不動産業界へ転職。わずか数年で営業トップに上り詰め、2024年上半期、営業利益1位という輝かしい実績を手にした山本さんが語る、成功の秘訣とこれからの展望についてお話を伺いました。
<山本さんプロフィール>
株式会社エンリード不動産 営業一課 山本駿平
2021年12月入社。茨城県出身で、芸能の道を目指しながら飲食業で働き、その後、不動産営業に興味を持ちエンリード不動産に7名フェーズで入社。2024年上半期営業利益1位で表彰。
ー山本さんは芸能活動を行いながら飲食店でアルバイトをされていたと伺いました。その後、なぜ不動産業へと転職されたのでしょうか?
当時は茨城に住んでいたのですが、アルバイトの職場は渋谷で、通勤も時間のやりくりも非常に大変でした。朝9時から夜は23時半まで働き、その合間にオーディションを受けて……という生活をしていました。コロナ禍の2020年の終わり頃になって、「そろそろ考えないとな」と思うようになり、1年ほどしっかり考えて転職し、2021年12月に入社しました。
不動産業界に興味を持ったのは、友人が不動産の営業をやっていたことが大きいです。彼の仕事の話を聞いているうちに興味を持ち始めました。
ーエンリード不動産に応募されたきっかけは?
転職サイトの写真を見て、社員の皆さんがすごく楽しそうで、雰囲気がよさそうだなと思いました。ちょっと抽象的ですが、ベンチャーだけど今後すごく成長しそうだなと感じました。
ー不動産の営業って、営業の中でもすごく難しそうというイメージがあるかと思いますが、未経験での営業に不安はありませんでしたか?
不安はめちゃくちゃありました。あまりコミュニケーションが得意なほうではないと思っていたので……営業は多くの人と会って、さまざまな提案をしたりしなくてはならないですよね。
私は、頭の中ではいろいろなアイデアが浮かんでくるんですが、それを人に伝えたりアウトプットするのがあまり得意ではありません。考えを言語化するのが苦手なんです。さらに人見知りでもあったので、本当に大丈夫かなと不安でした。
ーその後、大きく躍進されて2024年上半期営業利益1位は素晴らしいですよね。「大きな仕事にやりがいを感じる」と自己分析されたとのことですが、どのような点でそう考えられたのでしょうか?
私は人を喜ばせることがすごく好きなんです。芸能活動を行っていたのもその一つなのですが、エンターテインメントとして人が喜んでくれることにすごく幸せを感じます。
大規模なプロジェクトには多くの人がかかわりますし、それが成功しチームメンバー全員が笑顔で喜んでいる姿を見ると、この仕事を選んで本当に良かったと感じますし、とてもやりがいを感じます。
ー入社後3ヶ月で名刺300枚を集め、「人とのつながり」を築くという目標を達成した背景を教えてください。さらに真冬でもコートを着ずに歩き回って人と会うことで「心と気持ちを温めた」とのことですが、その行動の原動力は何だったのでしょうか?
不動産業という全く新しい世界で、何も分からない状態からスタートしたため、まずはとにかく、がむしゃらにがんばりました。早く達成して次のステップに進みたいというハングリー精神だけで進んでいましたね。
門前払いもザラにありましたが、そんな中でもらえた一枚がすごくうれしくて。さらに物件の紹介などをいただけるときもあり、その喜びのためにがんばっているところも大きかったです。
あと、周りの先輩方は経験者ばかりだったので、早く追いついて同じ土俵で戦える人になりたいという気持ちが強い原動力でした。
ー2023年4月にチームリーダーに昇進した際、目標を達成できない時期が続き、プレッシャーや責任感から経営者意識が芽生えたとおっしゃっていますが、そのマインドの変化はどのように生まれたのでしょうか?
チームリーダーに昇進したのは、未経験で入社してからまだ1年もたっていない頃でした。
率直に嬉しい反面、不安も大きかったですね。ただ実績はそれなりに積んできていて、自信も少しずつついてきたところだったので、「やるぞ!」という気持ちは大きかったです。
でもなかなかうまくいかない時期が続いて……。個人としては目標を達成できた月もあったのですが、チームと考えた時に課題がありました。
最初のうちはチームの部下たちに「どうやったら稼がせてあげられるか」と考えていたのですが、途中で「自分がやらないといけない」と気持ちが決まった時に、ガラッと意識が変わりました。
具体的には、まず自分の数字をしっかり立てる。自分が数字を達成するということにフォーカスして、それができたら部下の案件や行動に対してコミットするということを行っていました。チーム全体の数字の達成はもちろん大事ですが、まずは自分がしっかりと達成しそのやり方を部下に見せることが大切です。そうすることでチーム全体の成長が期待できると思いますし、実際4か月目には目標を達成することができました。
ー「売れる物件を見極める力と嗅覚」が身についたとのことですが、そのプロセスを詳しく教えてください。
最初の1年、2年は苦労しました。確かに物件は買えていたのですが、赤字が続いていました。利益が出ている物件でその赤字を相殺する繰り返しで。
しかしある時、ある物件をきっかけに、状況が一変しました。その物件は、当社の過去の取引データ分析から得た知見に基づいて選んだものだったんです。物件の価格、立地、設備など、さまざまなデータを分析して、売れやすい物件と売れにくい物件の特徴を洗い出しました。
その分析結果を基に、利益率の高い物件を仕入れるための戦略を立て実行しました。また、物件の特徴を最大限に引き出すための営業トークなども、事前に練り上げることに注力しました。その結果、物件を見極めることができるようになってきたと感じています。
ー将来的には部長職を目指したいとのことですが、その理由を教えていただけますか?
そうですね。部長職を目指すのは、現状の立ち位置で満足していないのももちろんですが、やはり入社当時からずっと面倒を見てくださっていた松野さんの影響が大きいです。いつか同じ立ち位置に立てた時に、私からの恩返しになるんじゃないかなと思っているので、目標としています。
ー今の会社にはどんなリーダーが必要だと思いますか?
率先して業務に取り組み、その姿を見せることができるリーダーです。プレイングマネージャーという言葉がありますが、まさに実際に動くことができる、実務にコミットできる人間だと思います。
ー過去の山本さんと同じように未経験でコミュニケーションに自信がなくて、一歩を踏み出せない人たちへのアドバイスをお願いします。
まずはやってみることです。一歩踏み出すことによって、自分の知らなかった世界が広がります。良いことばかりではなく、悪いことや辛い経験をすることもあるかもしれません。でも、それらの経験を通して、必ず何かしらの気づきを得ることができるはずです。
山本さん、ありがとうございました!
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