リノベーションで社会に貢献を。今話題の不動産の買取再販事業とは？

こんにちは、エンリード不動産の吉澤でございます！

今回はエンリード不動産が行なっている「買取再販事業」についてのご紹介です。

一口に不動産業界といっても職種はその分野によって様々ですよね。

「買取再販事業って？」という方、「不動産業界のことがまだよくわからない！」という方は是非チェックしてください！

買取再販事業とは？

『中古物件を買い取り、リフォームやリノベーションを施して売却』するお仕事です。

買取再販とは、個人や不動産会社から中古物件を買い取り、間取りの変更や設備の刷新、バリアフリー化、建物の省エネ化などのリノベーションを行ったうえで、新たな購入希望者に付加価値を付けた物件を届けるという事業。

買取再販業者とは、「買って、造り変えて、売る」スタイルの不動産会社と言うわけです。

また売り主としては、不動産会社が購入してくれるので、買い手を探す必要がない。

見積もりから現金化まで、早ければ1ヶ月で完了する。といったメリットがあります。

買取再販事業の現状と動向

中古住宅の買取再販市場は、今後もさらに拡大していく追い風の状態にあります。

中古住宅買取再販成約件数も増加しており、2025年には5万件に達する見込みなのです。

新築と比べ中古マンションは、

・建設用地の不足や、近年の資材高、人件費上昇の直接的な影響を受けにくい

・着工数が少なく、価格も上昇している新築物件に手が届かない層の代替需要が高まっている

などと今後も需要や販売数の勢いを伸ばしていくと予想されています。

リノベマンションで社会貢献？

買取再販は誰もが知っている仕事ではありませんが、実は社会貢献性の高い事業なんです。

そもそもリノベーション自体、とてもエコな事業です。

リノベーション住宅は建て替え工事と比較して、

・CO2の排出量が1/33

・産業廃棄物の発生が1/22

に抑えられた、環境負荷の小さい住まい。

さらに、中古住宅をよみがえらせることで、深刻化する空き家問題の解消に貢献しています。

つまり「リノベマンションに住む」という選択が、環境問題や空き家問題の解消へつながっています。

不動産業界の中ではあまり知っている方の少ない業界ではありますが、買取再販事業について、少しでも知って頂けたらな、と思います。

次に！買取再販会社の行っている具体的な仕事の流れについてご説明します。

買取再販業を行うエンリードの仕事の流れ

▼物件の仕入先を探す

電話や訪問でコンタクトを取り、仲介業者様などの物件仕入れ先を探します。一時的な関係ではなく、長くお付き合いできる関係性の構築を目指します。関係性構築により徐々に契約件数の獲得が可能になり、新規営業も減っていきます。

▼現地調査・買い取り

仲介会社様から情報をもらった後は、実際に物件を調査。「このマンションはどうリノベーションしようか」「どんな層から人気があるか」など、マーケットの状況を見極め、今後の動きを考えながら物件を見ていきます。

▼リノベーション

買い取りが終わればリノベーションを開始。どんな物件に生まれ変わらせるかはあなた次第。トレンドやニーズを把握し、自分自身で部屋の間取りやスタイルをプランニングしていきます。社内の施工管理部と協力しながら作業を進めるので連携がスムーズです！

築年数の経過している物件の取り扱いが多い為、基本的にはフルリノベーションを行なっております。

下記の例のように、壁付けのキッチンを対面キッチンにしたり、収納力を増やすために押し入れではなくウォークインクローゼットに変更したりと、現代的かつエリアごとにご購入いただけるお客様を想定し、使いやすい間取を作成します。

下記がビフォーアフター。（上の間取とは別物件になります）

▼販売する

すべての工程が終われば、情報サイトにて掲載開始。販売に際して個人のお客様へ直接アプローチすることはありません。仲介会社様がお客様を紹介してくれ、販売が決まります。

なんとなーくイメージできましたでしょうか？

不動産の仕入れ営業は不動産の知識のみではなく、内装や間取りの知識まで学べるので、不動産のプロフェッショナルになりたい方、キャリアアップしたい方ににとってもおすすめの業種です。