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【職員インタビューver.9】一般企業から保育士へ。~子どもの「やりたい!」を叶えるこの場所で私が目指すもの~

━本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。

箕輪雛と申します。正規職員として担任を持ったのは今年の4月からなので1年目ですが、2020年の11月からアルバイトとして週2回働かせて頂いていたので、その期間も含めると2年目になります。
今は、1歳児クラスの担任をしています。

━一般企業でのご経験があるとお伺いしました!そこから、なぜ保育士を目指すことになったのでしょうか?

順を追ってお話すると、まず大学で管理栄養士の資格を取り、卒業後は洋菓子メーカーへ入社しました。最初は店舗スタッフとして働いていたのですが、ある日、本部に呼ばれて、外販営業というポジションに異動することになりました。

少し特殊な営業で、自社の商品を売るだけではなく、違う会社のプライベート商品とかけ合わせて商品開発するという仕事をメインに任されたんです。もともと、いつか商品開発をしたいと思って入社していたのですが、実際に仕事をやってみると自分の想像していたものとはなんか違うなと感じていました。

そんな中、私生活では姪が生まれまして、もともと中学生の頃に保育士になりたいと言っていたくらい子どもが好きな私は、とにかく姪が愛おしくてたまならかったんですよね。

昔、保育士になりたいと言っていたものの、ざっくりとした夢というか、そこまで本気で考えられていなかったこともあり、その道を目指すことは無かったのですが、姪が生まれて子どもを身近に感じて、「やっぱり保育士になりたい」そう思うようになりました。家庭の事情で姪は、0歳のうちから保育園に預けなければいけなくなりました。「預けるのであれば安心・信頼のできる保育士のもとで生活してほしい。」と思うようになり、このような思いを持っている親はたくさんいるのではないか?と考え、自分も安心・信頼のできる保育士になって、社会の役に立ちたいと思いました。

今の仕事に対しての気持ちと、保育士になりたいと思ったタイミングがたまたま重なり、3年目に退職をし、保育士の資格を取るために学校に通い始めました。



━昔から保育士になりたいという気持ちを持たれていたんですね。その後、社会福祉法人みわの会とは、どのようにして出会ったのでしょうか?

学校で勉強していく中で、机上で学ぶだけではイメージが湧かないなと感じたのがキッカケでした。
実際に子どもが目の前にいるわけではないので、ただテスト勉強の為に言われたことをそのまま覚えて、それを回答するということだけをしていても今後活かせるインプットになってないなと思ったんです。

ゆくゆく実習もあったのですが、アルバイトで少しでも子どもとの関わりをもとに今のインプットを実務に繋げられるより良いものにしていきたいと思って、保育士補助のアルバイトを探しました。

将来、卒業後にはその保育園で働くことも視野に入れてじっくり探していたのですが、一番いいなと思ったのが社会福祉法人みわの会でした。ホームページには採用募集のことが載っていなかったのですが、思い切って電話をして、一度見学をすることになり、雰囲気が良いと感じたので採用面接を受け、早速アルバイトさせて頂くことになりました。

━アルバイトで入る段階から、将来はここに就職しようという気持ちはあったのですか?

視野には入れていましたが、正直アルバイトだから合わなければ辞めていいかなという感覚で、働いてみないと実際のところは見えてこないだろうという気持ちで入りました。でも、実際に働いてみて、就職もみわの会がいいと思うようになりました。

━どんなところでそう感じたのですか?

子ども主体の保育を重んじているところです。子どもの姿から先生方が考えて作っている手作りのおもちゃは温かみがあると思いました。

そして、子ども達の意見をしっかりきいています。子どもたちが、安心できる保育者のもとで、やりたい遊びを生き生きと楽しむ姿を見ていく中で、ひとりひとりの子どもの個性や思いを受け止め、寄り添う保育が大切にされていると実感し、魅力を感じました。

もちろん危険なことは理由を伝えた上で断ることもありますけど、なるべくやりたいことをさせてあげられるこの場所は、とても素敵だなと感じています。

だから、この場所で子どもと毎日関わって、子ども達がやりたいことをやってる姿を見守っていきたいなと思い、みわの会で正規職員になることを選びました。

保護者の方も安心できる場所に、子どもに対してだけではない努力。

━やりたいことをやって成長していく子どもたちを見守れるのは素敵ですね。実際に正規職員として働いてみて、アルバイトの頃と変わったことはありましたか?

アルバイト時代は保護者の方々と関わることが少なかったのですが、正規職員になってからはその機会がとても増えましたね。安心して預けていただけるように、自分が保護者だったらと考えて、発言・行動するように気をつけています。

具体的には、子どもの様子や成長を感じた部分はエピソードもつけて連絡帳に書いたり、今日はこんなことがあったんですよ、と送迎時に一言添えるように意識したりしています。

自分が保護者だったら、子どもが自分の傍にいない時間ってすごく不安だと思うんです。家にいる時間よりも保育園にいる時間の方が長いですし。だから、園の様子を少しでも多く伝えて、皆さんに安心して頂けるようにそのような工夫をしています。

その甲斐あって、先日「こんなに見てくれていてありがたいです。」と保護者の方に喜んでいただけて、とても嬉しかったですね。

━努力が結果に繋がっているんですね!

受け止めてあげられる存在になりたい、全ては子どものために。

━今後、チャレンジしていきたいことは何ですか?

これから行事や係の仕事も増えてくるので、アルバイトの頃には関われていない初めての仕事となりますが、他の先生達とも協力しながら創り上げていくのが楽しみです。子どもたちと一緒に楽しみたい。

あとはもっと、子どもの思いを受け止めてあげられる存在になりたいと思っています。

子どもは、私たちが思っている以上に本当に色々なことを考えています。その考えを大人の都合で駄目だと押しつぶしてしまってはいけないと思います。しっかりと考えを受け止めることで、もっと子どもたちとも信頼関係を築いていきたいですね。

保育士は、子どもの為の存在ですから。子どもの〝最善の利益“を考えて、日々の保育を行い、出来る限り保護者の方にも協力をして頂けるようにする。「全ては子どものために」を常に考えながら、これからも頑張っていきます!

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