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国際大会出場の元体操選手が、保育園の講師に!?体操を通じた子どもたちとのコミュニケーション・体操の楽しさを伝える工夫とは!

こんにちは!社会福祉法人みわの会、採用担当です!

本日は、外部講師として、
みわの会で体操を教えていただいている、
岡部紗季子先生にインタビューをしました。

実はこの岡部先生、、、
体操選手として明治大学で2大会連続ユニバーシアード代表に選出されるなど、
国際大会でも活躍されていたスゴイ方なんです!
より多くの人に体操の楽しさ・かっこよさを伝えるため、
2019年に株式会社W.O.Eの設立などもされています。

・どうして体操が保育に役立つのか
・体操を子どもたちにおしえる姿勢・方法
など、保育士になる方や、子どもに運動をさせたいと考えている方にも
参考になる内容満載のインタビューとなりました!

是非、ご一読ください!



指導というより、子どもたちとのコミュニケーション!体操を通じて、挨拶やルールの大切さ、身体を動かすことの楽しさを伝える!

―まずは自己紹介をお願いします!

岡部 紗季子(おかべ さきこ)と申します。
本日はよろしくお願いします!

みわの会では、外部講師として子どもたちに体操を教えています。
今年でちょうど7年目です。
私自身、もともと3歳の頃から大学まで体操をやっており、
選手の頃は、国際大会にも出場しました。

体操が大好きということもあって、
引退後には「体操の楽しさ、かっこよさを伝える」ため、
体操の指導をメインに活動をしています!


―子どもたちに体操を教えているそうですが、具体的にはどんなことをされているのでしょうか?

そもそも指導という感覚はないかもしれません。。
どちらかというと、子どもたちとコミュニケーションをとりながら、
身体を動かすことの楽しさを伝える役割、、というイメージです(笑)

具体的には、「走る」とか「ジャンプ」といった日常動作を中心に、
自分の思い通りに身体を動かすための指導をしています!


―体操というと、アクロバティックなイメージがあるんですが、日常動作中心の指導内容なんですね!

そうなんです!
どんなスポーツをするにしても必要になる
基本的な体の動かし方や感覚などを伝えるなど、
子どもたちが将来活かせる指導をしたいと考えています!

とはいっても、非日常的な動作を扱う体操のエッセンスも入っていて、
「高い場所から飛び降りるときにどんな感覚を持っておくべきか?」とか、
「突然転んでしまったときに、どうやって受け身をとるのか?」など、
ケガの防止につながるような内容もやっています。

―なるほど!他にはどのようなことを授業でやっていますか?

身体を動かすこと以外にも、
挨拶とかルールを守るとか、
基本的な部分も伝えていますね。

特に挨拶は、みわの会で大切にしていることもあり、
体操時間の初めと終わりに必ず行っています。

お互いに「ありがとうの気持ち」を伝え合うようにしているんです!

他にも、順番に割り込んじゃう子に対して、
「待っている人がどんな気持ちになるか」を伝えたりと、
本当に子どもたちとのコミュニケーションの連続です!(笑)


なぜ体操選手から、保育園の講師に!?発達障害の方々に体操を教えたことが大きなきっかけになった。

―岡部さんは、体操選手として国際大会に出場されるなど、素晴らしい経歴をお持ちかと思います。そんな中、子どもたちに体操を教えたいと思った背景やきっかけはあったのでしょうか?

体操の先生になること自体は、
子どもの頃からの夢だったんです!

それもあって、選手として引退した後は、
海外の有名なコーチのもとで指導法を学び、
体操選手を指導する仕事をしていました。

ですがあるとき、北海道の体操クラブで、
体操選手だけではなく、発達障がいを持った方々にも、
教えることになったんです。


―体操選手を目指されている方と、発達障がいを持った方々では、指導のやり方がかなり変わってきそうですね。

そうなんです!

そこでの経験は私にとって衝撃でした!
保育の先生と体操の先生で一緒に指導をするのですが、
今までの指導法が通じなかったんです。

体操そのものだけではなくて、体操をはじめるまでの流れ、、、
例えば、「コートを脱いでハンガーにかけて、その後に鞄にしまって、、」
といった一連の準備も含めて丁寧に教えていきました。

体操の教え方に関しても、
伝える細かさを変えたり、伝え方自体を変えたりと、
試行錯誤と工夫の連続です。

そんな経験を通して、

もちろん既に体操が好きな選手に教えるのも楽しいけど、
「まだ体操を知らなかったり、苦手な人に楽しさを伝えたい!」
そんな想いが強くなっていったんです!



体操に興味を持ってもらうための創意工夫の面白さ!みわの会でなら、子どもたちが自主的に運動を楽しめる指導・援助ができる!

―なぜみわの会で講師をしようと思ったのか、決め手があれば教えてください!

先程の話と重なるのですが、、、
体操をまだ知らない子どもたちに楽しさを伝えたかったからです!

それまで体操教室や体操クラブで働いた経験はあったのですが、
そこにくるのは当然、体操がもともと好きだったり、
親が体操をさせたいと思っている子どもたちです。

それとは違って、みわの会の子どもたちの中には、
体操をやりたくない子もいます。
当然その子の意思や気持ちは尊重し、
やりたくない子は参加しなくても大丈夫なんです。

でも、そのような子にも楽しんでもらえる指導ができないかと、
色々と工夫したり考えるのは楽しいですね!


―子どもたちに楽しんでもらえるように、色々と工夫されるんですね!

はい!
はじめは参加してくれなかった子たちが、
興味を持ってくれたときにやりがいを感じます!
先生(大人)主体ではなく、子どもたちにどう楽しんでもらうかがポイントですね!

例えば、体操の魅力を伝えるために、口で説明するよりも、
自分の動きを見せるようにしています。
体操は動きが派手なので、子どもたちの刺激にもなるかなと(笑)

また物語仕立てで指導をしたり、子どもたちが自分たちから
動きたくなるような指導を心がけています。

子どもたちの興味は変わっていくので、
色々と工夫し続けることが重要です。
指導者としては、新しいことに挑戦し続けることができる
素晴らしい現場だと思っています!


―岡部さんが感じる、みわの会の魅力は何ですか?

一緒に入ってくれる保育園の先生のサポートがすごいです!

私は、月2回の指導機会のため、どうしても子どもたちのことを知り尽くすことはできていません。
そんな中、毎日子どもたちと接している先生方が、
それぞれの子どもたちの性格などを事前打ち合わせで伝えてくれるので、
指導が非常にやりやすいです!

また、私がやりたいことを汲み取ってくれる先生も多く、
運動会や体育の発表会があるときも、
どのようなことをしたいかの相談をたくさん聞いていただいています。

みわの会の先生方には、本当に感謝しています!



子どもたちがもっと笑顔に!美術×体操で、子どもたちと一緒に何かをつくりあげたい!

―今後、チャレンジしたいことがあれば教えてください。

子どもたちと何かを一緒につくりあげたいです!

例えば、みわの会は美術の授業にも力に入れているので、
美術と体操の組み合わせで何かできないかと考えています。
子どもたちに体操の器具に絵をかいてもらって、
それを使って運動するとか、、、

子どもたちと一緒に体操・運動をしていく中で、
より皆が笑顔になる時間をつくっていきたいと思っています!

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