こんにちは!
記念すべきWantedly1記事目です!
今回は、木下理事長にインタビューしてきました!
みわの会が目指す保育の在り方、みわの会が運営している保育園で働く魅力をお話頂きました。
理事長が保育園を設立しようと思った原体験など、熱い想いに触れることが出来るrインタビューでした!
それでは、いきましょう!
―まず初めに、木下理事長のこれまでの経歴を簡単に教えてください!
経歴は特にこれといった経歴は無く…笑
単なる子育てをしていた主婦でしたね!
―そうだったんですね…!そこから、2003年に法人設立まで至ったと思うのですが、そこまでの経緯や、設立に対する想いを教えていただきたいです!
最初は、自分の子供を入れたい保育園を探していたところから始まりました。当時から待機児童問題など、色々と保育に関しては問題が増え始めている頃だったので、母としてそういった部分には詳しくなっておかなければならないのではという想いがありました。
そして、当時の保育の状況や、国が出している保育指針に関してかなり勉強していました。
その上で、保育について勉強をつづけながら、いろいろな保育園・保育所を見て回ったんです。その中で感じたのが、「この環境には子供をおいて仕事なんていけない。」という想いでした。当時を考えると、時代背景に合った保育の在り方がその形だったのかもしれません。
しかし、親が自分の子供を仕事のために仕方なく預けるのではなく、「この保育園だから自分の子供を預けたい。」そう思って預けてもらえる保育園があっても良いのではないかと思ったんです。
保護者側の視点に常に立ち、子供を主体とした保育を軸にした保育所を作りたい。
そう思って設立したのが社会福祉法人みわの会です。
―なるほど…!木下理事長の中で、こんな保育園が良いというイメージはあったのですか?
最初から今みたいな保育園の形のイメージはできていませんでした。しかし、自分の子供の保育園を探すなかで、色々な保育園見させていただいていたので、こういう保育園にはしたくないという部分はしっかりとしたものがありました。
加えて、保育に関して、日本は保育指針があるので、そこを非常に深く勉強し、その部分は外さないことを大切にしてきました。その部分は、みわの会の法人理念としてもあるMIWAの、Mの部分すなわちマインドにしっかりと織り込んで作りました。
保育園の理念と国の方針が違うような保育をするようでは、保育士さんも迷ってしまいます。また、学校などで学んでこられた保育士の卵の方も、これから活躍していくにあたって、学んできた保育指針を基盤として活かしていってほしいと思っています。そのために外してはけない部分として、マインドの部分にしっかりと織り込んでいます。
―保育指針に関してなど、木下理事長の中には保育に関して確固たるお考えがあるかなと思うのですが、理事長が思う保育の理想の姿ってどんなものなんでしょうか?
理想の姿で言いますと、子供主体と言う部分が一番大きいです。例えば、おむつを替えるという行為を取ってみても、子供一人一人に向き合って、眼差しを見つめながら、話しかけながら、一人の子供に向き合って欲しい。それが保育であって、ただおむつを変える動作という訳ではない。それがあるべき保育の在り方だと思っています。
もっと言えば、預かった子供だけに責任を負うのではなく、その保護者の方々にも目を向け続ける必要もあると思っています。機械的に子供を預かるという仕事ではなく、子供を預けるという選択をしながら、生活の基盤を作っていこうとしている保護者の方々。そういった方々を支える子育て支援の部分が保育としては非常に大切だと思っています。
その部分がみわの会のMの部分で強く語っている部分です。
―いま、みわの会の理念であるMIWAのMの部分の話が出てきたかなと思うのですが、他の3つ、I、W、Aについても教えて下さい!
まずはI、アイデンティティです。
このIは、みわの会の一人一人が意識してほしいことです。
先程お伝えしたマインドの部分を土台にし、アイデンティティとして、すべての子供・人に寄り添いますよ、思いやりますよという想いがIの部分。みわの会の一員として、私たちはこんな思いを持って保育をさせていただきますという宣言文のようなものです。こちらに関しては、毎年全体会を通して全体で読み合わせを行っています。
みわの会の、保育士を始めとしたすべての人が、それぞれ強い想いを持っています。できる限り子供を楽しませてあげたい、子供の1日がこんな日であったら良いのではないだろうか、そういった想いは保育士のそれぞれが持っていて、とても大切な宝物です。
その上で、みわの会として想いを一つにして、同じ理念の下で、理念を実現することで社会貢献していく。軸さえブレなければ、そこを中心にそれぞれの想いをどんどん活かしていくことができます。だからこそ、軸の部分だけは皆で共有していたい。それがIの部分です。
―すごく素敵ですね…!Wのウィズの部分にはどういった思いが込められているのでしょうか?
ウィズに関しては、人は人の中で生きているという想いを込めています。私たちも、子供という小さい人をお世話している、更にその後ろにいる大人、すなわち保護者の方々の想いもくみ取りながら、ヒト対ヒトで暮らしています。
そういう意味で、保育園は非日常ではなく、毎日の日常の生活の場所です。
だからこそ、子供を預かり、一緒に生活しながら、保育士が子供や大人と同じように学びあっている。それが人は人の中で生きているということだと思っています。子供と共に、保護者や地域と共に、私たちは常に誰かと支え合いながら、この世界で生きているんです。その意味を込めたのがWのウィズです。
―最後にA、アットホームについても教えて下さい!
最後のAのアットホームは、簡単に言えば家庭的なという意味です。いろんな施設や部屋を充実させるというよりは、子供たちが落ち着いていられる空間を目指したいと思っています。
もっと言えば、子供たちだけでなく、大人も含めてそれぞれに居場所が必ずある。例えば、拗ねて何となく一人になりたいなという場所、ちょっとみんなでなにかをやりたいなという場所。そういったように、子供を初め、保育士や保護者などの大人にも居場所があるようにしたいという想いを込めて、最後のアットホームを作りました。子供、保育士、保護者、すべてに居場所がある。そういう想いがこもっているのが最後のアットホームです。
―とても素敵なMIWAでした!ありがとうございます。最後に、これから現場のスタッフの方々やこれから保育士を目指す方にメッセージをお願いします!
当園は子供に寄り添う保育を掲げると同時に、園で働く先生たちの幸せも大事にしています。保育を志すみなさんが輝ける環境が当園にはたくさんあります。
入社後の、ブラザーシスター制度もご用意していますよ!
ぜひ安心して、保育へのワクワクを持って一歩踏み出してほしいです。