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【経営陣インタビュー】元アナウンサーの私が思う、人生の切り拓き方

プロフィール
2013年 NHK秋田放送局 放送部 アナウンス 
2016年 テレビ山梨(TBS系列) 報道制作局 アナウンス部
2018年 株式会社リード・イノベーション
2021年 株式会社N 設立
2023年 LUF株式会社 JOIN
2023年 9月より、LUF株式会社取締役に就任

原 綾香のキャリア遍歴

大学卒業後、NHKにアナウンサーとして入局。
NHK放送局長賞を2度受賞した後、民間放送(TBS系列)に転籍。
その後、ビジネスの世界を志し、コーチング・コンサルティング会社に転職。経営者に対するコーチング・コンサルティングとそれらのサービスを展開する営業に従事し、サービス提供しながら年間売上200%を達成。
「S-1グランプリ」にて、女性として初の完全優勝を果たす。(2020年 第4回大会)
2021年、独立し自社の経営をスタート。
2023年2月にLUF株式会社にCHOとして参画。
2023年9月より、LUF株式会社 取締役に就任。

※「S-1グランプリ」とは
毎年1,000名以上が視聴する「日本一の営業パーソンを決定するイベント」であり、営業に興味を感じている視聴者の参加型による投票と営業の第一線で活躍する著名な審査員たちが優勝者をジャッジする。

LUF株式会社 CHO(Chief Hapiness Officer)として参画/その後、取締役へ

現在、LUF株式会社にて、取締役を担っています。

参画当初は、執行役員・CHO(=Chief Hapiness Officer)として、ジョインさせていただきました。
CHOとして約半年間、セールスチームマネジメントを行いながら、事業統括責任者として、顧客開拓や会社全体の数値などを管理していました。その後、2023年9月に取締役に就任させていただきました。より責任あるポジションに就いたことで、自身が元々成し遂げたかった「女性活躍推進」事業をさらに加速させていきたいと考えております。
取締役に就任したことにより、顧客、社会へのインパクトを高めることができ、自身が目指す女性活躍社会に近づく一歩を踏み出せたと思っています。


ファーストキャリアは「アナウンサー」

わたしは元々キャリア思考が強く、学生時代にアナウンサーを志していたのも、「自分の足で立っていけるかっこいい女性になりたい」という理由からでした。

私が学生だった頃は、転職が当たり前になってきている時代だったため、

「ファーストキャリアで一生働くことは可能性として低いのかもしれない」
「だとしたら、20代のうちにしか経験することができない仕事、且つ、『元〇〇でした』と言えるキャリアがいいだろう」

と考え、頭に浮かんだのがアナウンサーという職業だったのです。

アナウンサーになれば、おそらくどこの世界に行っても必要になるであろう、プレゼンテーション能力やヒアリング能力、度胸が身につけられる。また、個人としてはなかなか会えない著名な方でも、「アナウンサーの原綾香です」といえば、インタビューという形で、直接お話をお伺いすることができ関係性も築ける、というなんともしたたかな理由でした。笑

ビジネスの世界に飛び込み、日本一を経験

その後、アナウンサーとして働く中で、ありがたいことにNHK放送局長賞を二度受賞させていただくなどの経験をし、次なるキャリアを模索していました。

さまざまな方への相談や、自身と深く向き合うなかで「ビジネスの世界に飛び込もう」と決意。コーチング・コンサルティング会社に転職しました。

ここでも、アナウンサー時代と同じように、自他ともに認めるいわゆる”バリバリ”仕事をしましたね。

「S-1グランプリ」という、日本一の営業パーソンを決める大会にも挑戦し、女性初の完全優勝という貴重な経験もさせていただきました。

<優勝トロフィー受賞の瞬間>

絶好調なキャリアのなか、訪れた転機

そんな中、結婚し、子供がほしいと思っていたタイミングで「流産」を経験。文字通りの「絶望」を体感し、「目の前が真っ暗になる」という経験を初めてしました。

このとき気付かされたのは、

仕事だけが人生ではない。プライベートも仕事もその両輪が充実してこそ、人生は初めて豊かになる

ということでした。今思えば、至極当たり前のことですが、20代の頃はなかなか気付けていないことでしたね。

一連の経験から、それまでとは大きな気持ちと考えの変化がありました。
キャリアだけでなく、プライベートも充実した人生を送りたい。世の中の女性もそうであってほしいという思いから、脳科学や心理学をベースとした、自らのマインドから変容していただく女性向けの研修プログラムを構築し、株式会社Nを設立しました。

1年間ほど、「真の女性活躍を」をミッションに掲げ、活動してきましたが、人的リソースや資金面を考えると、なかなか“面で広げていく”ことに限界を感じていた時でもありました。

そこで、以前から存じ上げていた弊社の堀尾会長に「日本の女性たちの幸福度をあげる新たなサービスを展開したい」と自身の構想をお話したところ「一緒にやろう!」とお声がけいただき、JOINを決めました。

LUFでの事業を通じて世の中に与えたい価値

お伝えした通り、私は「人生レベル」で、皆さんの幸福度を上げるお手伝いをしたいと思っております。

昨今、日本では女性活躍が叫ばれて久しいですが、それはあくまで「社会進出」の側面だけを謳っているように感じ、女性たちが心から「私は幸せだ!」と言えているのかというと、疑問が残ります。(これは男性に関しても同じことだと考えています)

そのため、キャリアとプライベート両面からみなさまを支えるサービスを今後LUFとして展開し、働く全ての方々の幸福度を上げていきたいと考えています。

さいごに

人生生きていれば、楽しいことも辛いことも当然あると思います。
私も「元アナウンサー」「S-1グランプリ優勝」という、聞こえはいいキャリアを歩んできましたが、その裏では当然歯を食いしばった事や苦しい・悔しい経験もありました。

また、流産という不条理な体験は、「命の尊さ」「人生とは何か」を深く考えるきっかけとなり、今の私の生きる糧となっています。

人生には色んな困難があります。
それでも諦めず、自らの人生を切り拓き、ご自身の人生を歩んでいただきたい。
そのためのサポートをブレずに行ってまいります。

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