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技術力とコミュニケーションスキルに課題と成長を感じた1年

〈プロフィール〉

伊藤康紀

南知希

2022年4月に入社して約一年が過ぎた伊藤と南。新入社員研修を経てこれまで、彼らはどんな経験を積んできたのでしょうか。現在の職務内容から目まぐるしく過ぎた1年を振り返ってもらいました。

ー現在の仕事内容を教えてください。

南:パートナー企業は開発・販売している分析ツールを導入されたエンドユーザー様に対して、操作方法のサポートや分析業務のコンサルティングを担当しています。導入の際に行うキックオフミーティングはパートナー企業、エンドユーザー様、D5cの三者で行い、私がファシリテーターとなってツールの使い方や分析業務の方針などについて説明も担当しています。現在はエンドユーザー様8社を担当しており、その業種は半導体製造業・建設業・通販業など多岐に渡ります。

伊藤:私は某大手通信企業ファイナンシャル部門のマーケティングチームから業務委託を受けて、クレジットカードや電子決済の利用顧客を対象にしたデータの分析・抽出を行っています。D5cとしてスタッフ含めて15人程のチームで対応しており、月毎の集計はもちろん、マーケティング施策に応じたプログラミングの変更、新規作成に取り組んでいます。

ーこれまで大変だったお仕事はどんなことですか?

伊藤:膨大かつ重要なビックデータを取り扱うため、データ抽出には時間がかかります。どのくらいの時間がかかるか想定しつつ、同時に他の業務も行うマルチタスクの管理が大変でした。データ抽出中に起こったエラーへの対応はもちろん、そもそも抽出要件の条件指定が依頼内容とはズレていたということも…。

南:技術的な面よりも、コミュニケーションスキルが課題でした。エンドユーザー様に対して分析結果への期待値を上げ過ぎたことや、数値の捉え方についての説明が難しく感じました。特に意思決定されるエンドユーザー様の上席の方々とお話しさせていただく際は、分析結果と事業施策の方向性について踏み込んだ意見交換をすることもあります。正直まだ慣れなくて大変だなと感じています。

ー成長を感じた部分はありますか?

南:先輩から「答えを一人で考え過ぎない方がいいよ」と教えてもらいました。エンドユーザー様とのミーティングの際、話をどう進めるかに囚われ過ぎていたんですね。相手としっかり対話をすること、キャッチボールを意識するようになって初めて成長を感じました。

伊藤:正直苦手だったプログラミング技術ですが、クライアン様に分析結果を説明させていただく際にロジックからしっかり組み立てられた事に成長を感じています。当初、プログラミングの全体像を把握する意識はなく、変更点だけを理解していればいいのだと思っていたのですが、仕事内容そのものへの理解が深まり、業務全体が見えるようになってきたかなと思います。

ーD5cの魅力を教えてください。

伊藤:1年目からビッグデータに触れられた経験は大きいですね。生活の中でも目に触れる機会が多いので、自分の仕事の一つが何かの役に立ってる実感があり貴重な経験だなと思います。そして会社の雰囲気が時代に合っていると思いました。基本的には残業はないですし、プライベートも確保できるのは自分に合っているなと思います。

南:私のプロジェクトはフルリモートで仕事ができて、自由なのが魅力です。時間の使い方も自由だけれど、もちろん個人の裁量に任せてもらえるのが自分には合っていると思っています。もちろん自分からやりたいことを相談する際はしっかり時間をとってくれますし。

ーこれからの目標はなんですか?

南:ミーティングの中でお客様の発言の本質を見抜く力を高めたいです。要望の本質にいち早く気づいてヒアリングできることでもう一歩上の提案ができると感じています。そのためには業界知識はもちろんですが、準備期間で方向性を決めつけすぎずに、「余白」「余裕」といった部分を自分で意識して「聞く力」を高めたいですね。

伊藤:お客様の納得度が高い成果物を提供できる技術力を向上させたいです。これまでの既存案件を参考にしつつ、全く新しいものを作りたいとも思っています。研修で習得した言語と、そうでない言語もあります。先輩が都度手厚く教えてくれます。

南:技術よりもコミュニケーション、論理的なトレーニングが研修プログラムに含まれているのでとても役立っています。

伊藤:理系の人ってコミュニケーションが苦手な印象だったが、ロジック説明の際もしっかりお客様にわかりやすく伝えてるから言語化能力が高いな、と思います。

ー学生の皆さんへメッセージをお願いします。

南:就職活動の「動き出し」は早いほうがいいです。3月解禁の前にはある程度の下調べは済ませた状態でいることをお勧めします。私の場合は出遅れてしまって、その分どうしても周囲に流された経験があります。企業研究する時間が十分に取れないと、ミスマッチな現象を誘発するリスクがあると思います。

伊藤:就活の時に据える「軸」に囚われすぎない方がいいかと思います。あくまで仕事なので。実は自分の学んだ学問よりも、皆が率先してやらないことの方に仕事としての「価値」があることも。就活中の今だからこそ、持ってないスキルやできないことにチャレンジすることも決して無駄ではなく、むしろチャンスだと思います。プログラミングが全くできなかった僕が言えることですね。

まとめ

今回は1年目社員の二人にお話を伺いました。入社当時と比べてどこか精悍な頼もしい顔立ちに変わり、自信を持って業務に取り組んでいる様がインタビューを通して感じ取れました。それぞれに悩みながらも、先輩や環境に刺激されこれからも成長を続けることでしょう。D5cでは一緒に働く仲間を募集しています。是非一度話を聞きに来てみてください!

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