新制度・クラスチェンジシステムを利用してゲーム開発者にキャリアチェンジ | カルチャー&制度
2022年11月から始まった新制度「クラスチェンジシステム」はIT部門でスキルを磨いているメンバーから有志を募り、ゲーム開発の実務に近い研修を受けて一定の基準を満たした人をゲーム開発のプロジェク...
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フリースタイルは、2022年から社内転職制度「クラスチェンジシステム」を導入しました。
毎年特定の時期に公募を実施し、一定期間研修を経たのち、基準を満たせば正式に希望部署への移動となる仕組みです。
昨年の10月に第一回目となる公募を行いました。そこから2名のメンバーがITソリューション事業部からゲーム開発事業部へメンバー登用されることになりました。お二人に公募に参加してみた感想などをインタビューしました。
【プロフィール】
⇑稲垣さん(ITソリューション事業部⇒ゲームプログラマ)
入社3年目。好きなゲームは女神転生、ゼルダの伝説、SIREN。
⇑坂口さん(ITソリューション事業部⇒3Dデザイナー)
入社4年目。好きなゲームはモンスターハンターシリーズ、FGO。
稲垣)入社当初、「いつかゲーム事業部に入って、面白いゲームを作りたい」という目標がありました。しかし、この3年間、「目標のために具体的に何か行動した」と言えることがないな…と思っていました。そんなときにこの公募の話を聞いて、「このタイミングを逃したら、ずっと自分で何か理由をつけて逃げていきそうだな」と思ったので、何か一つでも自分の目標に近づけることをしようとチャレンジを決めました。
坂口)自分は何か現状を変えるきっかけが欲しかったからです。以前からデザインの課題を出してもらってそれに取り組んではいたのですが、あまり進んでいる手ごたえを感じられていませんでした。次のステップに進むチャンスと思って参加しました。
稲垣)研修に参加していない時間帯にどのように勉強していくかというところの時間の使い方を工夫しました。「朝早く起きて勉強しよう」と目標を立てても、「眠いしな~」とサボっちゃう…というのがよくあるパターンで。そのやり方だとずっと続けていけないと気づいたので、やり方を変えることにしました。
私は通勤時間に電車の中でスマホゲームをすることが多かったのですが、その時間を調べ物する時間に充てるようにしました。そうした工夫で、無理なく勉強時間を確保できるようになりました。
坂口)自分は研修に参加する回数がいちばんわかりやすい指標だと考え、とにかく「その場に行く」ということを意識していました。以前から勉強会などに参加する中で、環境を変えることが有効だと感じていたので。
振り返ってみると休みの日以外はほとんど参加してました。
あとは、基準を満たすことに加えて登用メンバーの枠に限りがあったので、絶対その枠を勝ち取る!という気持ちで頑張りました。
稲垣)研修が始まって1月ぐらいは、何か困ったことがあっても、間違ったことを言ってしまったら恥ずかしいだとか、「こんなことも調べられないのか」と思われるのではないかと思ってしまっていました。
そのため、課題をすすめる中で困ったことがあっても、なかなか相談できないことが多かったです。
しかし、「本気でやるというのは、全部、誰にも聞かずにやることなの?」と指摘されて「それは違うな」と。「困ってるときは誰かに助けを求めてでも、ちゃんと仕事を進めないと」と思い改めるきっかけになりました。
他の人からすると、難しくないことかもしれませんが、そういった自分の行動を見つめ直したり、改善するために誰かに相談したりできるようになったところが、一番成長できたところかなと思います。
坂口)指摘を受けたときに、最初は自分の足りていない部分が明確になりとてもしんどかったのですが、ここで凹んでいてはこれまでの自分から変わることはできないと気づきました。
足りないところは改善して、技術や能力をどんどん身につけなければ先輩方に追いつけないなと感じてからは、感情を挟んでいる場合ではないと思い、受け入れられるようになりました。
稲垣)チャレンジするか悩んでいるのであれば、「結果はどうなってもいい」と割り切ってやってみる価値があります。社内転職へのチャレンジは、今よりマイナスの結果になることはありません。自分の不足している部分に否が応でも気づくことになるので、成長のきっかけがたくさんありました。
坂口)人それぞれ環境や状況が違うので、自分なりのキャリアの道があります。自分に合った方法を選択していくのが良いと思います。その中の選択肢の一つとして、社内転職制度の利用を考えてみるのもおすすめです。
フリースタイルではそれぞれ自分に合ったキャリアを描けるよう、この他にもさまざまな制度を用意しています。
具体的にどんなキャリアパスが描けるのか知りたい方はぜひカジュアル面談でご相談ください!