今回のストーリーでは、ゲーム業界での活躍を目指す方からよく質問をいただく制作の流れをまとめました。
案件によって違いがあるので、今回は自社の開発における流れを説明します。
フリースタイルでの自社タイトル開発の流れ
①ゴール設定
目標や目的を立て、誰に何を届けたいのかを決めていきます。(主にプロデューサー)
どんな遊びや体験を創りあげるのかはディレクターやメインプランナーの方で考案します。
②プロトタイプの開発
ゲームの根幹となる根っこ部分のプロトタイプの開発を進めていきます。
初動は2~3人規模で走り始めます。
イメージしていたときは「最高に面白い!」と考えていたのに「作ってみたら面白くなかった」が一般的です。
なぜ面白くないのだろう?をしっかりと分析しながら改善を進めていきます。
③本開発開始
プロトタイプで本開発承認がおりると、ゲーム全体に対して、実現するために必要な要素を見えている範囲で全て洗い出します。
④スケジュール化
全体と各セクション単位のスケジュールを立て完成までの道を見える化します。
計画通りに全て順調に物事が進む…なんてことは、まずないので定期的に調整・更新をして進んでいきます。
⑤開発&テスト
提案→実装→テスト→分析→改善
このサイクルを開発中まわしつづけることになります。
また、社内テストも随時行いつつユーザー目線を忘れないようにして試行錯誤しながら開発を進めていきます。
時間は有限なので効率的なテストやツール等、開発中も多岐にわたる提案や調整を行います。
🌟一発で面白いものに仕上がることはない
上記がざっくりとではありますが自社開発の流れとなります。
諦めずに「どうすれば面白くなるのか?」「なぜ伝わらないのか?」
ゴールを見続けあきらめずにひたすら改善を繰り返します。
なぜ?と疑問が生まれるところを特に重点的にチェックしています。
❓プロジェクトの規模感
「オバケイドロ!」の開発は15名ほどのメンバーで制作を行いました。
目標や目的によってゲームの規模や期間は大きく変わります。
弊社の自社タイトル開発では1年~1年半で1本創り上げるぐらいを概ねの目安と考えています。
運用フェーズではアップデート1つに対し、3カ月程度での開発期間で進めています。
いかがでしたでしょうか?ゲーム制作についてイメージする一助になれば幸いです!
みんなで一つのものを作り上げていくゲーム制作は、自分の個性や強み、アイディアをいかにチームとしての目標達成に活かせるかといった視点で考えられる人にとって、やりがいを感じられる仕事になると思います。
気になった方はぜひ募集ページもご覧ください。ご応募お待ちしております。