なにをやっているのか
▼わたしたちの事業
・配合飼料製造
・堆肥製造販売
・牧場運営
・食品卸
・飲食店経営
【人と自然にやさしい牧場】
・配合飼料製造
地元沖縄ならではのオリオンビールの発酵飼料を独自に開発、製造。私たちの最も根幹となる配合飼料であり、もとぶ牧場の全てはここから始まりました。
牛にとって消化の良いエサは、牛たちの下痢をおさえるため負担を軽減し、すくすくと成長するだけでなく排泄物の臭いも軽減してくれます。地元のオリオンビール工場と連携し、廃棄処分となる絞りカスを使うことでサステナブルな飼料製造を実現。地産地消にこだわりました。
・堆肥製造販売
牧場を運営する上で切り離せない牛糞は堆肥として再利用し、沖縄の赤土で作物を育てるために必要な栄養素として循環サイクルを構築しています。
私たちがつくる堆肥は、一般堆肥に比べ腐植のもとになるリグニンを大量に含んでいるため、土壌の団粒化が進み、通気性、透水性、保水性が改良され、根の発達促進、養水分の吸収力が高くなるという特徴があります。土壌の改善が図れるということで、沖縄の農業の発展に寄与しています。
・牧場運営
沖縄の中でも数少ない大規模農場で、約2,000頭を飼育しています。
各牛舎は担当制で、繁殖から育成、肥育までの全てを実施しています。異業種からの転職者も多く、日々仲間同士で意見交換をしながら「いかに良い牛を育てるか」を追求し、切磋琢磨しながら取り組んでいます。
【沖縄ブランド牛を国内全域へ届ける】
・食品卸
丹精込めて育てた和牛を百貨店や商社、飲食店などの法人へ卸しています。一定水準を超えた和牛は、大手百貨店で名産品として取り扱われるなどそのブランドを確立しています。
余談ですが、牧場経営の中で課題とされる"世帯年収"。正直、肥育だけではなかなか利益は上がりません。だからこそ、食品卸や飲食店経営まで自己プロデュースすることで、働く社員やその家族を守ります。
生産者が消費者まで届ける一気通貫の仕組みをつくり、企業として盤石な体制を整えています。
【沖縄の観光価値を“食”から盛り上げる】
・飲食店経営
一生懸命育てた和牛を「地元沖縄を盛り上げるきっかけにしたい」という想いから飲食事業をスタートさせました。自分たちで育てているからこそ、自信を持ってお客様に提供できます。
焼肉店をメインとしており、お客様の「美味しい」を間近で実感できるのは何よりも幸せです。近い将来「沖縄といえばもとぶ牛」と呼ばれる日は遠くないと自信を持って言えます。
もとぶ牛が沖縄の観光価値を一層引き上げる存在となります。
《 地元の名前がついているブランド牛を、
地元のエサ、自社の農場で育て、そして自社のお店で提供できることが自分たちの誇り” 》
なぜやるのか
【沖縄 もとぶで生まれ育てた、安心安全の国産黒毛和牛】
今でこそ、循環型農業という言葉に分類される私たちですが、これは日々「何ができるか」を考えた結果の姿であると思っています。
・どうしても出てしまうオリオンビールの搾りかすの活用方法はないか?
・良い牛を育てるにはどうしたらいいか?
・地元の人にも愛される和牛にするにはどうすればいいか?
こうした課題に自力で向き合ってきた結果です。環境と牛に優しいエサをつくり、一流の和牛を育てていくには到底採算が合わないという危機に直面し、必死になって目の前の課題を解決してきました。
私たちの想いは創業した時から一貫して変わらず、「もとぶ牛」の品質を高めることを追及しています。それが沖縄のため、ともに働く社員のためになると信じているからです。
今までもこれからも、一流の国産黒毛和牛の生産者として誇りを持って取り組んでいきます。
【沖縄の観光業を盛り上げる一端を担いたい】
私たちが見据えているのは、国内外から集客できる沖縄の魅力をより強く発信することであり、沖縄を出発点として最終的には日本の観光業を盛り上げていくことです。
2019年、3000万人まで伸びた訪日観光客に対し、政府は2030年には6000万人という目標を掲げています。これからより一層の観光資源が必要になるなか、今改めて注目されているのが沖縄県です。
・2025年に新設予定のテーマパークに隣接するエリア
・ハワイと並ぶ観光人口
・アジアの南国リゾートとしてのブランディング
・手付かずの原生林が残る豊かな自然
国内外の観光客を魅了するべく、さまざまな施設の建設が進んでいます。
私たちはただの焼肉店ではなく、地産地消の沖縄ブランドを届ける会社として日々チャレンジを続けています。
どうやっているのか
【"できることはないか?"を常に考える】
まだまだやりたいことは尽きません。気づけば6次産業化していたように、私たちはどんなときでも「もっとできることはないか?」を考え続けてきました。
私たちの強みは牧場と店舗・卸、生産と提供の両方を担っていることです。店舗スタッフは牧場に、牧場スタッフは店舗に。それぞれがお互いの現場に足を運び、「もっとできることはないか」と考え続けて取り組んでいます。
常に考え続けて自分の力で道を切り開く。そんな“もとぶ魂”を持って、どんどん新しいことに挑戦していきます。実際、組織も拡大中で、権限と共にやりたいことを実現できるサポートも充実。国際通りにも新しい焼肉店をOPENし、新店長が日々試行錯誤しながらお店づくりをおこなっています。
牧場・焼肉店・営業など、社内でジョブローテーションも可能で手をあげれば誰にでもチャンスが巡ってくる環境です。また、より一層グローバルな環境になっていくことが想定されるので、英語・中国語・韓国語などの言語を勉強したい方や活かしたい方には最高の現場になるでしょう。
一緒に沖縄の観光業を盛り上げてくれる人を、心からお待ちしております。