新年あけましておめでとうございます!
今年も株式会社IMOMをどうぞよろしくお願いいたします。新たな一年が始まり、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、改めまして自己紹介をさせていただきます。株式会社IMOM人事本部採用チーフの祖父江でございます。新しい年を迎えるにあたり、IMOMもさらなる進化を目指しております。その一環として、このたび加藤さんがIMOMの取締役に就任されました。
さらに、人事本部長の伊藤と加藤取締役による面談も実施いたしました。和やかで前向きな会話が繰り広げられ、その一部始終を皆さまにもぜひお届けしたいところですが、今回はその中から一部だけを公開させていただきます。「えっ、一部だけ?」と思われるかもしれませんが、その分、濃い内容をお届けしますのでお楽しみに。
これからも、IMOMは社員一丸となって邁進してまいります。今年一年が、皆さまにとって素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
加藤取締役×伊藤人事本部長 IMOM CROSS TALK#2
加藤さん、これまでのキャリアについて教えていただけますか?
その中でも特に大切にされてきたポリシーや価値観についてもぜひお聞かせください。
加藤さん:私は大学院を卒業後、中京テレビ放送という名古屋のテレビ局に就職しました。ただ、仕事をしていくうちに「もっと挑戦してみたい」という気持ちが芽生え、当時名古屋では珍しかったITベンチャー企業の株式会社エイチーム(Ateam)に最初の転職しました。そこで未経験ながら、人事のお仕事をすることになりまして、人と組織に強く興味を持つようになりました。
伊藤さん:加藤さんのお話を聞いていて、自分も似たような経験を思い出しました。私は大学院で流体理論や数値シミュレーション、災害シミュレーションといった技術畑を学んでいて、建設コンサルタントとして就職しようと考えていました。でも、いざ就職したら「お前、人事やれよ」って言われて(笑)。
加藤さん:えええ(笑)。それ、似てますね!
伊藤さん:そうなんです(笑)。いきなり人事に放り込まれて、最初は「何するんだろう?」という感じでした。スタート時のギャップ感が大きくて、何をどうしたらいいのかわからなかったんです。
加藤さん:ですよね!本来はもう少し現場でバリバリやりたい気持ちがあったのに、突然違う道を求められる。でも、それが意外と新しい可能性につながることもありますよね。
伊藤さん:テレビ局という安定した環境からベンチャーに挑戦されるのは、大きな決断だったのではないですか?
加藤さん:そうですね。テレビ局の仕事は楽しかったですし、給料も良かったのですが(笑)、「新しい環境で挑戦したい」という気持ちが勝りましたね。エイチームでは、人事の仕事をしながら新規事業を0から企画して立ち上げたり、取締役として上場する経験も得られました。こうした事業立ち上げや会社の成長の経験を通じて、経営や組織運営の難しさと楽しさを学ぶことができたので、今も感謝をしています。
その後、スタメンを創業されたと伺っていますが、どのような思いで立ち上げられたのですか?
加藤さん:新規事業の立ち上げ経験を通じて、私は「良いチームを作れれば、良い事業が生まれる。ということは、人と組織こそがビジネスの核ではないか」との仮説を持つようになりました。そこで2016年に株式会社スタメンを創業し、チームビルディングのためのサービス「TUNAG(ツナグ)」を立ち上げました。
私のポリシーとしては、ビジネスモデルそのものよりも、「どれだけ強いチームを作れるか」「良い組織を構築できるか」を大事にしていますね。元々すごい能力の人を集めて成功を目指すのではなく、(成長力はあるものの)まだ未完成な仲間と共に、会社を成長させたいと常々思ってやってきました。その結果、素晴らしい仲間に恵まれ、着実に成長をすることができ、2020年に東証マザーズ(現在のグロース市場)に上場することができました。まぁ、運がいいんですよね(笑)。その後もありがたいことに順調に成長をする中で、創業仲間に社長を譲る形で2023年末を持って会社を卒業し、私自身も次の夢へ進むことにしました。
自ら創業したスタメンでの成功を経て、なぜ次のステージとしてIMOMに非常勤取締役として参画することを決められたのでしょうか?
加藤さん:理由は2つあります。まず1つ目は、IMOMの松田社長の人柄です。松田社長は穏やかでありながら、とてもまっすぐな方ですよね。「1番になりたい」「こういう理念を達成したいんだ」という目標をストレートに語る姿勢に感銘を受けました。その誠実さや情熱に触れて、「この人の目指すところを応援したい」と思ったんです。
伊藤さん:松田社長には確かにそういった魅力がありますよね。人を引きつける力というか。
加藤さん:そうなんです。2つ目は、IMOMのビジネスモデルです。就労継続支援B型事業とスペシャルティコーヒー事業という、一見距離があるように見える2つの事業を組み合わせて、しっかりと実績を上げている点に感銘を受けました。私は見たことないものを見てみたい、学びたい、という好奇心が強いタイプだと自負しているのですが、まさにIMOMはその中身をもっと知りたいと思ったんですよね。
これからのIMOMの成長や変革に向けて、どのような点に注力されていきたいとお考えですか?
加藤さん:やはり会社の目標としては、まずは上場を目指しているとのことなので、そこに向けた準備を着実に進めていくことが一つの大きな課題です。ただ規模が大きくなるにつれて、これまでやれていたことがやりにくくなる部分や、不自由さを感じる部分も出てくると思います。そんな中でも、IMOMが持つ良いチームの雰囲気や社員の前向きさを守りつつ、さらにいい方向でバージョンアップしていくことが大切だと考えています。
0から100に一気に進むのではなく、一つひとつの課題を丁寧にクリアしながら、より上場に耐えられる強い組織作りに貢献したいですね。
伊藤さん:私も、良いチームを作ることが結果として事業拡大や発展につながると信じています。加藤さんが仰るように、0から100を急ぐのではなく、着実に進めていく姿勢はとても勉強になります。個人的には、会社としての目標やビジョンがあって、それに対して個々人が持つ「やりたいこと」の円が重なり合う部分が多いと良いと感じています。
加藤さん:本当にその通りですね。社員一人ひとりが、自分の目標と会社のビジョンが重なる部分を感じられる環境を作ることが重要です。会社が大きくなると、「自分のやりたい方向と会社が目指す方向がズレてきた」と感じてしまうこともよく聞きますが、そうならないような成長の仕方をしていきたいですね。
伊藤さん:是非是非、その辺は教えていただきたいなと思っています。
最後になりますが、IMOMの社員、そしてこれから一緒に働く仲間になるかもしれない方々に伝えたいことなどがあれば教えてください。
加藤さん:そうですね。私もIMOMでは初めてのことが多いので、単純にいろいろ教えてもらいたいと思っています。そして、達成感をみんなで共有したり、一緒に喜んだりできるような、そんな仲間として働きたいです。
また、僕のポジションについても、内部で頑張っているメンバーや、これから加わるメンバーに良い形で譲れるようになったら最高ですね。
まずはIMOMの一員としてやれることを楽しみながら頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!