COLUMN #04：『LLM（大規模言語モデル）』は業界と社会をどう変えるか。代表とエンジニアが語り合ってみた！

こんにちは！アヴァント採用担当の望月です。
今回も引き続き、6月23日(金)に行った『AVANT MEMBER SUMMIT』の様子をお届けします！
今回は、エンジニア出身の当社代表と現役エンジニアである2人によるトークセッション『LLM（大規模言語モデル）とは？』の内容をしっかりリポートいたします✨

▼『AVANT MEMBER SUMMIT』第1部の記事はこちら！

REPORT：アヴァントのエンジニアが大集結！第1回『AVANT MEMBER SUMMIT』を開催しました◎ | アヴァント株式会社

こんにちは！アヴァント採用担当の望月です。今回は、6月23日(金)に行った『AVANT MEMBER SUMMIT』の様子をお届けします！新型コロナウイルスも第5類となり、対面での交流も増えてき...

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＞＞実際のトークセッションの様子＜＜

今回の、トークテーマは『LLM（大規模言語モデル）は業界と社会をどう変えるか』。このトークテーマを元に『LLM（大規模言語モデル）の現状整理』『LLM（大規模言語モデル）は業界をどう変えるか』『AI普及後、エンジニアはどう生き残るべき？』の3点について、お話いただきました。

そもそも『LLM（大規模言語モデル）』とはなんなのでしょうか？

ー『LLM（大規模言語モデル）とは？』
大規模言語モデル（LLM：Large Language Models）とは、大量のテキストデータを使ってトレーニングされた自然言語処理のモデルのことである。一般的には、大規模言語モデルをファインチューニングなどをすることによって、テキスト分類や感情分析・情報抽出・文章要約・テキスト生成・質問応答と言った、さまざまな自然言語処理（NLP：Natural Language Processing）タスクに適応出来る。大規模言語モデルの代表例としては、2018年にGoogleが発表した『BERT』や、2020年にOpenAIが発表した『GPT-3』などが挙げられる。2022年12月に発表された『ChatGPT』は、2022年初頭にトレーニングした『GPT-3.5シリーズ』をチャット（対話）向けにファインチューニングしたものであり、大規模言語モデルの応用例のひとつである。

さて、この内容を元に、実際に当社代表と当社エンジニアが意見交換をしてくださいました。エンジニア出身の代表と、現役エンジニアの社員。それぞれの視点での意見が大変勉強になりました✨

＞＞ LLM（大規模言語モデル）は業界をどう変えるか？＜＜

1つ目のテーマは『LLM（大規模言語モデル）がどう業界を変えていくか』について。当社が属する『IT業界』では、やはり『コーディング』と言う単純作業が少なくなってくると予測されています。その上で、IT業界以外でも業務が効率化され、今まで身に付けた『知識』や『経験』の価値が低くなっていくのではないか、と現役エンジニアは予想しています。では、そのような状況下で、我々『IT業界』だけでなく、エンジニアが生き残っていくにはどうしたら良いのでしょうか？

＞＞ AI普及後、エンジニアはどう生き残るべき？＜＜

続いて『AI普及後、エンジニアはどう生き残るべき？』について。当社代表の見解は『固定のお客様を掴みなさい』と言うことです。当社で言えば、不動産業界はもちろんのこと『金融業界』や『Salesforce』など、特定分野の顧客と業界に対する『業務知識』を極めておく。それにより、特定の顧客を掴んで生き残っていく。それが特に重要となるのではないかとのことでした。
また、早いうちから『上流工程』に関わったり、あるいは『戦略的なポジション』に付くチャンスを増やしていくことも大切です。積極的にコミュニケーションを取り、様々な顧客や仲間と仕事をしていき、その中で自身のポジションを確立させていく。いわゆる『開発力』以外のスキルを身に付けて行くことが重要なのではないでしょうかと、当社現役エンジニアは考えていました。
アヴァントとしても『AIを使用して新たな事業を行います』と、断言していた当社代表。当社の完全子会社である『レガシーフリー株式会社』とも連携し、AIをふんだんに活用した事業を立ち上げていくことにより、当社エンジニアの将来の選択肢を増やしていきたいとのことでした。
AIやChatGPTなどの『新しい波』にしっかりと対応し、会社としても更なる成長を遂げていきたいとアツく語ってくださった当社代表。5年後・10年後の『アヴァントの成長』がとっても楽しみです！