今回は私たちエンタライズに非常にかかわりの深いグループ会社、PTWジャパンのCEO寺尾さんをお迎えして、エンタライズとグループ会社のかかわり方などをインタビューしていきます!
ーーーーーどうぞよろしくお願いします。
PTWジャパン株式会社 CEO 寺尾 拓人
大学卒業後、2008年ポールトゥウィン営業部入社 国内営業、海外事業部を経て、2014年PTWUK赴任。海外子会社のマネージメントに従事し、グループ内でも一目置かれる存在に。2019年2月帰国、PPHD海外事業推進担当。2020年2月新設されたPTWジャパン代表に就任
エンタライズ株式会社 CEO 高尾 博史
大学卒業後、2007年ポールトゥウィン営業部入社、デバッグ・翻訳の営業を経て、2010年翻訳事業部部長代理、2011年同事業部部長、現場マネージメントを経験。グループの次世代を担うリーダーとして社内外から認知される。2016年ポールトウウィン翻訳事業部とエンタライズ株式会社の合併の際に、エンタライズ株式会社のGMとして転籍、2020年同会社代表に就任。
――――――今日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございます。
最近は、寺尾さんが毎週1回はエンタライズに顔を出してくださっているので、身近な存在になってきているのですが、業務以外でお話を聞く機会はないと思うので、エンタライズを代表して、私が色々聞かせていただきたいと思います。
〇まずは、PTWインターナショナル(PTWI)とPTWジャパンについて簡単に紹介していただけますか
寺尾:PTWIとはポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス(PPHD)の海外事業を主幹事業としている会社です。
海外拠点12か国にまたがって、ゲーム関連の海外展開サポート事業を提供しています。
取扱サービスは、言語QAも含めたQA、翻訳、音声収録、カスタマーサポートが主になります。最近では、プラットフォームポーティング、などの開発補助業務のお手伝いやeSportsチームのスポンサーもさせていただいています。
PTWジャパンは、PTWIの日本法人として日本企業から多言語ローカライズ、カスタマーサポートサービスなどの営業窓口として設立された会社です。
〇エンタライズのメインビジネスは英日ローカライズですよね。
ーーーーーどのような関わりがあるんですか?
高尾:エンタライズは主に、英語から日本語の営業と現場を担当していましたが、2019年に日本語から多言語をターゲットにしたGlobal Localization Division(GLD)が新設し、海外拠点と連携し、多言語ローカライズのハブ役として、進行管理・品質管理も行うようになりました。その営業活動を、PTWジャパンが対応してくれていますので、GLDのメンバーとは深く関わっています。
〇営業と現場が違う会社なんですね??
寺尾:もともとPTWジャパンはポールトゥウィン株式会社の海外事業部という部門でした。当時は国内クライアントへの海外展開サポートサービスの営業を担当し、実務業務は、海外拠点に直接お願いしていました。
日本から直接海外拠点に様々な指示出しを行っていましたが、時差や言語の壁があり、スムーズな意思疎通に課題がありました。
当時、ポールトゥウィンの海外事業部では営業業務の他に、進行管理品質管理などの業務も多少は行っていましたが、エンタライズの方がローカライズ関連のオペレーション実務にナレッジがある。そこでエンタライズにGLDを新設し、業務を切り分けた方が、よりクライアントの要望に答え、良いローカライズサービスを提供できると考えたのです。
ーーーーー違う会社とはいえ、かなり密接した関係性なんですね。。。
〇全然話は変わりますが、そもそも2人がポールトゥウィン株式会社にジョインを決めたのはどうしてですか?
寺尾:もともとゲーム業界に興味がありました。デバッグのアウトソーシングをする会社があると知り合いから聞いて、知ったのがポールトゥウィン株式会社でした。それまで海外を意識して就職活動をしていたわけではなかったのですが、影の支え役を担っている会社がある事を知って、日本のコンテンツの発展に一躍買いたいと思い、応募しました。
高尾:転職活動している時に、自分の関心がある業界の会社じゃないと長続きしないなと思って…「ゲーム」ってワードを入れたら、ポールトゥウィンが出てきた(笑)
求人内容をみて、会社の事を調べているうちにゲームローカライズというサービスも知りました。それまでは知らなかった世界でしたがどんどん興味がわいてきて、面接の時にそれを伝えていたので、今に至っています。
寺尾:確かにローカライズって事は知らなかったですね。
海外生活をしている時に日本のゲームが現地の言葉で販売されているのは見て知ってはいたのですが、深く考えたことはなかったです。
―――――確かに、私もこの会社に入るまでは「ローカライズ」について全く知りませんでした。
〇ポールトゥウィン株式会社にジョインして、どんな時にやりがいを感じていましたか?
高尾:ユーザーとしてゲームはかなりプレイしていました。そのゲームがどのように作られているのかを知り、それに自分も絡んでいる事に業界の魅力を感じましたし、やりがいもありました。いくら好きでも、関係者になる事は難しい業界なので。。。
寺尾:私もかなりのゲーマーでしたので。(笑) 遊んでいたゲームの開発に関われることにやりがいを感じていました。
今は、自分たちがローカライズ業務として関わったゲームが世界のユーザーに届いていく事は、自分もローカライズされて世に出たゲームを楽しんできた一人なので、無くてはならない仕事だと思っています。
海外に行くと、日本のゲーム、アニメなどのコンテンツが求められていると再認識します。日本の誇れる文化が海外で産業として成り立っていて。その一部分ではありますが、自分たちが重要な役割を担っているという自負もあります。
―――――お2人のローカライズへの熱い思いが伝わってきました。ありがとうございました。