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【社員インタビュー】製造業に革新を起こすプロダクト誕生秘話。マーケティング担当が語る

世界に誇る品質で日本経済を盛り上げてきた製造業が今、人材不足やDX化の遅れなどが原因で危機的状況にあります。
営業製作所は製造業復興に役立つプロダクトを次々と開発・リリースしており『Eigyo Engine』は約2年で導入実績が1,000社を突破。
続けて2024年5月には図面管理を一元化、業務効率化を促進させる『図面 Engine』をリリース。
中小の75%が赤字経営という製造業が少しずつ救われようとしています。

今回は100社から悩みを聞き、新しいビジネスを作る「百聴一創」の精神で作られたプロダクトの魅力を探るべく、マーケティングやエンジニアと連携しながらプロダクトの改良・開発を進めている社員にインタビューを実施しました!

H.Tさん
大学3年生の頃から営業製作所にインターン生として入社。
1年ほど営業を経験し、2023年4月から現在の販売促進部に配属。
潜在顧客の認知獲得やDM、展示会をはじめとした広報、マーケティング活動を行っている。

文字通り100社の悩みごとから生まれた『Eigyo Engine』

私は大学時代からインターンとして営業製作所で働いています。就活のときに大手よりもベンチャー志向が強かったのもありますが、一番惹かれたのが代表・西島本さんの事業に対する熱量。
当時はまだ今のようにプロダクトはありませんでしたが、製造業への想いとこれから大手企業になっていくんだという気概に感銘を受けましたね。

当社のミッションは「百聴一創」ですが、ものの例えではなく、実際に代表が製造業100社にアポイントを取って課題を聞いた結果『Eigyo Engine』が生まれています。もちろん、闇雲に聞くのではなく人手不足で営業活動ができていないという仮説を立てる必要があり、そのためには前提となる製造業への理解が不可欠で…と、やることが多い中で行動量が圧倒的ですよね。
結果、課題の核心を突いたサービスが生まれ製造業に革新が起きつつある。プロダクトが持つポテンシャルは私自身が実感していて、営業を始めて1ヶ月で受注をいただけたくらいです。

【Eigyo Engineサービス概要図】クライアントの強みからそれを必要とするクライアントを探し出し、商談機会を設けます。

といっても、試行錯誤の連続でしたし、今のプロダクトが完全なわけではありません。
最初にリリースしたのは、最適な取引先とのマッチングを図るというサービス内容は同じでしたが、システムは外部のものを使用していました。自社のエンジニアで作り込み『Eigyo Engine』としてリリースしたのは2023年の10月なんです。
以降もマッチングの精度を高めるべく、『Eigyo Engine』内にあるお客様情報の充実させています。当初はホームページのTOPにある情報、代表取締役の氏名や事業内容といった情報だけでしたが、3階層下のページまでピックアップできるように改良。工場の設備情報、お客様がどんな製品を作っているのかまで把握できるようになりました。
ほかには、お客様の話を聞く中で取引先との距離も重要だとわかり、GoogleのAPIと連携。お客様の本社から徒歩30分圏内の会社、という絞り込みも可能になったんです。
今後もAIを使い蓄積されている情報を細分化、精度を高めながらも社員が使いやすくお客様の成果につながるようなプロダクトに進化していくでしょうね。

改良を続け今後の伸びにも期待できる『図面 Engine』

2024年5月にリリースした『図面 Engine』は『Eigyo Engine』と同様、お客様から悩みを聞く中で生まれたプロダクトですが、今回はお客様の関係性があったので開発にあたり500社以上から意見をいただいています。
当初の構想では、お客様の失注・受注を左右する見積もりにフォーカスしたプロダクトになる予定でした。ただ、見積もり上の数字だけでは、失注理由を見出すのは難しいとわかり、製品情報が集約された過去の図面を整理することで受注傾向が見えてくるのではないかと仮定し、お客様から図面管理に関する悩み事を聞くことに。
管理方法は企業によってさまざまで、紙で保管している会社はもちろん、作業者がローカルデータで自己流の分類をしているケースもありました。
ヒアリングした情報をもとに私たちは

  • 紙で管理している図面のデータ化
  • 過去図面の検索機能
  • 見積書をはじめとした関連帳票とのひも付け
  • データと工程の管理

    を行うサービスが必要だと考えます。
    さらに、話を進めていくと図面には手書きで重要な情報が多く記載されていることも判明。パソコンでメモするよりも紙の図面に直接書き込むほうが楽ですし、後から見直したときわかりやすいですからね。
    自社のAIエンジニアと連携し、図面をデータ化する際手書き情報も読み込める仕様にしました。


【図面 Engineサービス概要図】手書き情報を含めた図面の管理を一元化することで、業務効率化に貢献します。

サービスの認知度を高めるべく、DMやWeb、リスティング広告といったあらゆる方法でマーケティングを行っています。
ただ、導入数ではやや伸び悩んでいます。マンパワーで営業活動をサポートするというコト売りの『Eigyo Engine』と営業手法が異なるのもあるのでしょうが、すでに基幹システムがあるお客様にどのように利用いただくか、という課題も出てきました。
案内する中でCADデータも読み込みたいという声を多数いただき早速エンジニアに連携し、改善しています。実装できれば、大きく伸びるのでは…と思っています。

マーケティング戦略を通して営業製作所の成長に貢献


日々新しい障壁は出ていますが、想定内であることも多いですし、何より営業製作所にはスピード感をもって改善できる風土があります。
お客様と海外企業とのマッチングを図る『Global Engine』は、現在仕様を固めており2025年にはリリース予定です。

マーケティング面でもDMやリスティング広告、SEO対策といったWebに注力しつつ、最近では展示会に参加し製造業の方とのネットワークを広げています。
展示会でも反応は上々でプロダクトに興味をいただけるのはもちろん、社名を覚えていただくいい機会になっているのかな、と。
色々な方と関わる中で、大手企業でも図面の管理に困っているということがわかり、プロダクトに自信が持てたのもよかったですね。

創業当初から考えていた海外進出も実現しつつあり、営業製作所はものすごいスピードで成長しているので、私も販促担当としてプロダクトの改善や、潜在顧客の発掘などを行い貢献していきたいですね。


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