優れたリーダーには、何が必要だと思いますか?
この記事を執筆するにあたって、マーカス・バッキンガムの「最高のリーダー、マネージャーがいつも考えているたったひとつのこと」という本でリーダーについて学びました。その中で、最高のリーダーは「未来に向けて仲間を団結させる能力」に長けていると主張しています。
今回は「リーダーという存在」を焦点に、弊社の事業部長にインタビューさせていただき記事を執筆しました。現在に至る苦労や、今後の会社・個人として成長を牽引する事業部長のマインドに迫りました。
~profile~
氏名:菅井拓樹
受賞歴:2021年MVP、年間売り上げMVP・2022年MVP、2022年value賞受賞
スポーツ歴:サッカー10年間
座右の銘:伸念(何をするにも、今の自分の心を伸ばすこと)
目次
・菅井さんが大事にしているのは「縁」
・「絶対に諦めない」精神からくる考え方とは
・リーダーとしての責務とはなにか
―「どこで」ではなく「誰と」はたらくのか。
清水:まずは、大学時代の過ごし方についてお伺いします。
菅井:大学一年の時は中学・高校でサッカーをやっていたので、サッカーサークルに所属していました。しかし、サークルが飲みサーだったということもあり、数か月でやめてしまいました。
大学2年になってからは、とにかくバイト三昧の毎日でした。渋谷の居酒屋でバイトをしていたのですが、仕事終わりに仲間と飲んでいたのが一番楽しかったです。
清水:そこからどのようにしてOnfleekに入社したのですか?
菅井:実は半年間、大学を休学していたことが一番大きな理由だと思っています。
理由は大学を卒業する前の半年間、現同僚の大島さんの下で、下請けで仕事を頂いてました。働くうえでの熱量や人柄を気に入って頂き、Onfleekの正社員として役員からスカウトして頂きました。
清水:大島さんと一緒に働いていた際に、仕事に対する誠実さを評価されOnfleekに入社されたのですね。入社してからの休日の過ごし方なども教えていただきたいです。
菅井:最近は、水族館にいったり、上司とゴルフに行ったりと、かなりアクティブに活動しています。旅行が趣味なので、3連休などでは遠出することが多いです。最近でいうと金沢に旅行しました。自分は地酒が好きなので旅行先でお酒を嗜むことが多いです。
平日にも共通して言えることなのですが、毎日起きる時間は同じになるように心がけています。”一日を寝て過ごすのはもったいない”という考え方なので、朝まで飲んでいても毎日同じ時間に起きています(笑)
清水:自分は逆に夜遅くまで起きて、朝起きるのは10時とかそれくらいです(笑)朝強い方は本当に尊敬しています!では次に、Onfleekに入社した理由をお伺いできればと思います。
菅井:そもそも人材業界で働こうと思ったのは、世の中の色々な人と関わりたいからです。大学4年半バイト三昧で、渋谷の中でコミュニティが完結していた自分を振り返ったときに、「世の中のことをまだまだ知らないな」と気づきました。だからこそ、様々な業界、多種多様な業種の知見を得ることができる人材業界で働こうと思いました。
※ 左:菅井さん 右:大島さん
その中でもOnfleekで働こうと思ったのは、自分がどこの会社で働くかよりも”誰と働くか”ということを重要視していたからです。
尊敬する先輩である大島さんが選んだOnfleekだからこそ、入社することを決意しました。
―後輩より仕事しない自分は「カッコ悪い」
清水:菅井さんは創業8ヶ月目で入社したと思うのですが、立ち上げフェーズだからこその苦労があればお伺いしたいです。
菅井:当時は、採用支援をさせて頂ける企業様の母数が少なく、入社し4ヶ月経つまでは自らアプローチをかけ続けなければいけないことが一番苦労しました。
月に平均で30件以上の会社様とアポイントメントを取り継ぎ、その業績が認められ、4ヶ月目からついに求職者様の転職支援にも携わる業務を任せて頂きました。その時の感情は言葉に表せられないほどうれしかったのを覚えています。
清水:30件以上のアポイントメントを取れたのは努力の賜物ですね。4ヶ月目から念願のキャリアアドバイザーとして働き始めてからはいかがでしたか?
菅井:自分自身があまり面接の経験がなかったこともあり、面接対策のやり方がわからなかったのでとても苦労した記憶があります。
それを克服できたのは持ち前の「絶対に諦めないという強い精神力」だと思います。”トライ&エラー”を繰り返して、自分なりの正解を見つけていきました。
正直当時は、目の前の利益に囚われがちでしたが、試行錯誤する中で、関わらせて頂いている方の幸せも考えていく事が大事だと気づきました。
清水:では、先輩社員のいる中で、どのようにして事業部長という役職に就いたのですか?
菅井:2022年の1月にOnfleek内で「制度改革」がなされたことが大きなきっかけでした。それまでのOnfleekは役員はいたのですが、役員以外の役職は存在していませんでした。そこで、”リーダーシップを明確にする”ために社内で組織編成が行われました。
その時期からありがたいことに、社員の中で一番安定した業績を維持することができていました。自分が順調に業績を伸ばしているからこそ、同期や後輩の教育やマネジメントをすることができると思い、役員に「部署の成績をさらに伸ばすために、自分が事業部のリーダーになります。」と役員に提言したのが、今のポジションに就いたきっかけです。
そこから、5ヶ月間は事業部のマネジメントを行いながら、To B営業、To C営業どちらも従事していました。一年半ずっと赤字続きの事業部でしたが、責任者となってからは「半年で黒字化」することができ、2022年の”MVP”にも選出されました。
清水:マネジメントも行いながら、キャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザーとしての業務を行うのはとても大変なことだと思います… MVPといえば、value賞である「遊びも全力。仕事も全力。」も受賞していましたが、その秘訣は何ですか?
菅井:「遊びも全力」の部分からお話しします。自分はフットワークが軽い方なので、休日は絶対に外に遊びに行って同僚や役員と呑んだり、ドライブをしたりしています。
「仕事も全力」に関しては、最後までオフィスに残って仕事をしていました。自分の中で、後輩より仕事をしていない自分はすごくカッコ悪いという気持ちがあり、必ず、”後輩よりも仕事をする”ように心がけています。
清水:確かに、仕事終わりにオフィスで大島さんと晩酌されている姿を先日お見かけしました!今は事業部のリーダーとして後輩の育成にも注力されていると思いますが、部下が成長するために気を付けていることをお伺いしたいです。
菅井:「考えられる人間に成長できる」環境をつくれるように、オープンクエスチョンをして、考えさせて、実行して、できなかったらヒントを与えて…というように、「正解を言わないこと」を心がけています。せっかく一つのキャリアとして”Onfleek”を選んでくれたからこそ市場価値の高い営業マンになってほしいと考えています。
仕事に正解はないからこそ、自分の強みを活かした営業スタイルを確立して、「個性豊かな最強のセールスマン集団」になってほしいですね。
清水:なるほど。では取引先の企業様と信頼構築をする上で大切にしていることはありますか?
菅井:「真摯であること」これ一択だと考えています。つまり、正直にクライアント様と向き合うことです。無理難題を言われたときに、見栄を張って「できる」と言ってしまうと、お互いの利益にはなりません。無理である場合は、そこで弊社が力添えできる分野や代替価値を提案して、お互いが納得できる解決策を模索します。
クライアントに寄り添って自分達がお力添えできることを常に考え、いわゆる”win-winな関係”を構築しています。
―困っている人がいてどうして助けないのか。
清水:これからの部署の将来像を教えてください。
菅井:現在、両面型エージェント(キャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザーを兼務)なので、これからは「分業型エージェント」にしていきたいと考えています。
また、営業部のメンバーの個性や専門性を育成するうえで、「属人化を防ぐ」ことを課題としています。そのため、「セールスイネーブルメント」に注力することでこの課題を解決していきたいです。つまり、営業ノウハウを組織全体として共有し、組織全体のレベルを上げていく事でサービスの品質向上を図っていきます。
この2つを実現することによって、業務の効率を上げクオリティを追求でき、さらに営業メンバーの育成環境の強化をしていきたいです。
また、これからは人材紹介のみならず、人事代行や人事コンサルティングにも注力していこうと考えています。人材紹介はスポット型の課題解決方法ですので、長期的かつ持続的な目線での課題解決方法にも着手していきたいです。
清水:なるほど。では最後に菅井さん自身の将来の夢をお伺いします。
菅井:プライベートの面では、海がきれいな場所に別荘を建てて、庭で友人の家族とBBQをするのが夢です。
仕事の面では、「多くの草鞋(わらじ)」を履いていたいです。つまり、Onfleekの「中途人材事業部長」だけにとどまらず、友人の会社の採用人事や実家の呉服屋の手伝いもしたいなと思っています。
そう思えるのは、自分が今まで沢山の人に助けられて生きてきたからです。だからこそ、”今度は困っている人がいたら自分が助ける番”です。
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