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最新のソリューションに触れ新しい買い物体験のITインフラを支える

インタビュー:イオンネクスト株式会社 IT部 フロントエンドグループ サービスオペレーションチーム マネージャー 霜田真実

イオンネクストが2023年7月からスタートしたネット専用スーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」。英国Ocado(オカド)のソリューションサービスを基盤に、先進的な技術を多数採用している。そのITインフラを司るIT部のマネージャー、霜田真実にその役割やミッション、働き方や求める人物像を聞いた。

130以上のITシステムを管理し、さらなる改善や新規導入を推進

 IT部は、イオンネクストが事業を運営するうえで必要なあらゆるIT資産を管理しています。当社が展開するGreen Beansの核となるOcadoのソリューションサービスをはじめ、会計や人事、労務管理といった業務システムなど、130を超えるシステムが管理対象です。

IT部の中で、私がマネージャーを務めるフロントエンドグループ サービスオペレーションチームは、主にマーケティング関連システムやカスタマーサポートで使用するCRMシステムの管理を担っています。事業の立ち上げから1年が経った現在は、関連部署からの要望をヒアリングしながら、これまで使用してきたシステムの改善や新規のツール導入に注力しているところ。2026年以降の拠点拡大に備え、ITインフラの地盤を固めることがIT部に課せられた重要なミッションです。

 最先端のネットスーパーを下支えすることは、IT部門としての誇り

 Green Beansは、AIやロボティクスなど、最先端の顧客フルフィルメントセンター(CFC)を活用した国内で例のないネット専用スーパーです。基盤となっているのはOcadoのソリューションですが、本国の仕組みをそのまま流用しているわけではありません。日本のマーケットにフィットするように、Ocadoやその他の開発ベンダーと密にコミュニケーションをとりながら、調整を重ねています。

国内の小売業をリードしてきたイオンが、これまでにない新しい買い物体験を目指し、業界の注目を集めながらスタートしたのがGreen Beansでした。その基盤をIT部門として下支えすることは、私にとって大きな誇りです。また、様々なシステムを通して自分がこれまで出会ったことのないような最新の技術に触れ、入社から2年間で急速に自己成長しているのを実感しています。

今後、Green Beansが目指すのは、会員数や注文数、配送数など、様々な指標での数十倍規模の事業拡大です。それを実現するために、常に5年先をイメージして、未来志向で今何をすべきかを考える必要があります。会社全体でビジョンを共有し、同じ目標に向かう一体感とワクワク感はこれまでのキャリアの中でも味わったことがありません。

 働きやすい職場環境も気に入っています。オフィスはワンフロア、フリーアドレスで他部署との隔たりがなくコミュニケーションも活発です。セクションの壁を超えて同じ課題を共有し、一緒に解決していくムードがあります。マネージャーの立場としては、部下がストレスや不安を抱えることなく仕事ができているかという視点も欠かせません。デイリーで1on1を行い、相談に乗っています。

私の部署ではハイブリッドワークを採用しており、通勤距離や、子育て・介護といった家庭の事情などによって、オフィス出社とリモートワークのバランスは様々です。チャットツールやタスク管理ツールといった業務アプリを使い、誰もがシームレスにつながりながら快適に働いています。

グループが人材のスキルアップを後押しする「イオンビジネススクール」

 従業員一人ひとりが学べる環境が整っていることもイオンネクストで働く魅力です。「自分のキャリアは自分で切り拓く」という考え方に基づき、挑戦意欲のある人材が目指すポストを獲得し、自己実現できる「イオンビジネススクール」​では、人事や財務経理、店舗の新規物件を担当する開発コースなど、10〜15のコースが用意されています。自ら手を挙げて、選ばれた社員が半年間、対面やオンラインで、専門講師による講義を受け、それにもとづくグループおよび個人ワーク、そして成果発表を経て学びを深めていくことが可能です。私はこのスクールでデータサイエンティスト・UI/UXデザイナーコースを受講しました。新卒でエンジニアとしてキャリアをスタートしてから、やがて企画やプロデュースなどの上流にシフトしていきましたが、ここで改めてテクニカルなノウハウを深掘ることで、IT部マネージャーとしての価値をさらに発揮できると思います。社会に出た後で働きながらキャリアアップできる機会を与えてもらえるのは本当にありがたいことですね。

失敗を恐れずに挑戦する姿勢が、人とビジネスを成長させる

 家業だった岡田屋呉服店を、ジャスコからイオンに発展させた小嶋千鶴子さんが残した「不正には峻、失敗には寛」という言葉があります。これはつまり、「不正は厳しく対処すべき。一方でチャレンジした結果の失敗は寛容に受け止めるべき」というメッセージで、私がイオンネクストに入社して学んだ大好きな言葉です。

イオンネクストはイオン内のベンチャー企業として、特に失敗を恐れずに挑戦する姿勢が欠かせないと思います。前を向いて走ってつまずいたとしても、小嶋さんの理念が息づく社内に、それを責める人は誰もいません。必ず周囲がフォローする空気がありますので、転ぶことを恐れずに挑戦できる人は、イオンネクストでの仕事を存分に楽しめると思います。

与えられた業務をこなすのではなく、積極的に自分ができることを考えて取り組む姿勢も重要です。ITインフラにおいてはまだまだ課題も多く、事業の成長に合わせてアップデートしていかなければならない点がたくさんあります。ご自身の知見からアイデアを出し、お客さま第一の精神で共にGreen Beansを盛り上げてくれる方を求めています。

成長フェーズならではの高揚感を一緒に楽しみましょう

 Green Beansは2023年の7月にスタートしてから約1年が経ち、次の拡大に備える重要な時期を迎えています。急成長に向かっていく独特の高揚感を味わえるのは今だけです。変化を楽しみながら、前のめりの姿勢で一緒にこれからの新しい買い物体験をつくっていきましょう!

プロフィール

新卒から大手証券系シンクタンクのシステム部門でエンジニアとしてキャリアをスタート。結婚・出産後、フリーランスとしてWEB制作やDTPに携わる。その後、ヤフー株式会社(現:LINEヤフー株式会社) でサービス企画に従事。特集サービスやライフスタイル系サービスでサービス企画、プロデューサーを務める。退社後は株式会社ぐるなびでディレクター、プロデューサーとして、飲食店業務支援サービスやインバウンド事業、その他新規事業の立ち上げなどを担当。2022年8月にイオンネクストに転職し、現職。

 

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