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従業員が働きやすい環境とお客さまの最適な買い物体験を両立する倉庫オペレーションを求めて

インタビュー:イオンネクスト株式会社 CFC オペレーション部 副部長 鈴木寛和

イオンネクストが2023年7月にオープンしたネットスーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」。その核となるのが、英国Ocado(オカド)のテクノロジーを活用した顧客フルフィルメントセンター、CFC(顧客フルフィルメントセンター)だ。24時間365日、多くのスタッフが働くCFCでは、オペレーションの改善を重ねながら、従業員がいきいきと働ける環境づくりを進めている。CFC オペレーション部の役割や働き方、求める人物像について、CFC オペレーション部 副部長の鈴木寛和に聞いた。

Green Beansの一大物流拠点「CFC」の拡大と改善を担うオペレーション部

CFCは、イオンネクストがネットスーパーのパイオニアであるイギリスのOcado Solutions社と業務提携し、最新のAIやロボティクスの技術を用いた「Green Beans」の物流拠点です。ロボットによる商品のピッキングで24時間稼働を実現。徹底した配送管理と温度管理で、お客さまは朝7時から夜23時まで1時間単位で配送時間を指定でき、生鮮品も新鮮な状態でお届けすることが可能です。

CFC オペレーション部のミッションは、2023年7月からすでに稼働している千葉県の誉田CFCをさらに発展させていくことと、今後開設予定のCFCをスムーズに立ち上げること。現時点で2026年度には八王子CFC、2027年度に埼玉県に久喜宮代CFCの開設を予定しています。

CFCはOcadoのソリューションを基盤にしながらも、国内の物流環境に合わせてより良いオペレーションを実現すべく、稼働後も改善を続けています。

その一環としての活動例が、CFC オペレーション部の有志のメンバーで行う「レビュー会」です。現場の声を集め、様々な意見を出し合いながら、より効率的に、お客さまに最適な品質を提供できる仕組みを目指しています。

人による野菜・果物の“目利き”がラストワンマイルの品質を守る

CFCでは品物のピッキングや搬送はロボットが行いますが、野菜・果物の場合、最終的な検品には必ず人の目が入ります。私が過去に関わったロジスティクスでは、検品は専門の品質管理部が行うのが一般的でした。一方で、CFCでは、入出荷のスタッフ全員に検品の知識が求められてきます。野菜・果物の検品については、野菜や果物の種類によって、鮮度の見分け方は異なるものです。休憩スペースのサイネージには常に目利きのポイントを解説した動画が流れていたり、野菜・果物店出身のスタッフが周囲に教えたり、全員で検品の精度向上を目指しています。効率重視の淡々とした仕事ではなく、人がラストワンマイルの品質を担うため、責任感とやりがいを感じられる職場です。それに、検品で養った目利きの力は普段の買い物でも活かすことができて、生活が豊かになりますね。

また、CFCでは働く人が仕事もプライベートも充実した生活を送れるように考えた結果、一部職種では4勤3休制を採用しています。4日しっかり働き、3日たっぷり休むというワークスタイルはスタッフから大変好評です。

職場の雰囲気はオープンコミュニケーションでお互いの意見を伝えやすく、非常に活気があります。「部長」や「課長」といった役職では呼ばないことをルールにしていて、全員が「さん」付けで呼び合うことで、フラットな関係性を実現しています。物流業務というと分業化されたルーティンワークをイメージする人もいると思いますが、CFCは急激な事業成長に合わせて環境も変化し続けているので、飽きることがなく刺激と高揚感が溢れる職場です。

お客さまの声に耳を傾け、より良いオペレーションをともに目指して欲しい

CFCには、物流業界での経験の有無を問わず、多様な人が活躍しています。全スタッフに共通しているのは、イオンに脈々と続くお客さま第一主義の精神に共感していたり、それを吸収しようとしたりしているところです。

「Green Beans」はネット専用スーパーでありながら、お客さま一人ひとりの声が現場に届きやすい仕組みになっており、個別で対応することや、全体のオペレーションを改善する場合もあります。そのため、スーパーマーケットのような小売店で、直接お客さまを接客した経験がある方はやりがいを感じながら活躍しやすい職場だと思います。

また、規模が急拡大するCFCは環境変化のスピードも速いので、1人で黙々と決められた作業をしたいという方よりも、周囲とコミュニケーションをとりながらチームワークで状況に応じて柔軟に対応できる人が望ましいです。

拡大フェーズに突入し、一人ひとりのチャレンジがより重要になる

これからの拡大フェーズでは、一人ひとりが自ら考えて行動を起こすこということがより重要になっていきます。そういった環境下で自分自身が新しい挑戦をしてみたいと思える方はぜひご応募ください。

私はCFC オペレーション部の副部長として、誉田CFCの立ち上げから携わりながら、全スタッフが健康に、プライベートも充実して働ける環境を模索し続けてきました。これからも、みなさんのチャレンジを後押しできるようにより良い環境を目指していきます。


プロフィール

サードパーティーロジスティクス、国内通販企業等で物流、品質、製造管理のマネジメントを経験後、知人の紹介で2021年8月にイオンネクストに入社。イオンネクスト1号センターとなる誉田CFCでは、センター立ち上げまでの物流プロジェクトを牽引。





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