今回はマネジメント職の女性社員のインタビューをお届けします。
マネジメント職の業務内容や、やりがい、キャリアの考え方など素直な声を聞きました。
プロフィール
林奈央 株式会社アンティル 第4ビジネスユニット ビジネスユニット長
大学卒業後、教育関連企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
その後アンティルに入社し、PRコンサルタントとして化粧品メーカー、アパレルメーカー、エンタメ企業、製薬会社、大学、外食チェーン、ディスティネーションなど、大手国内メーカーの消費財からエンタメコンテンツ、スタートアップ、政府系機関など幅広いジャンルの案件に従事。PRおよびコミュニケーション戦略の立案から実行だけでなく、コンテンツ制作(SNSコンテンツ、オウンドメディア、動画、カンファレンス、その他クリエイティブなど)の企画立案から実行も手掛ける。
「圧倒的な成長環境」を感じ、アンティルに転職
― 林さんは、中途で入社されていますが、前職はどのようなお仕事をされていたのでしょうか。
林:子どもアパレルメーカーに勤めていました。
1年目はアパレルメーカーの中にある保育事業に、保育士資格を持ってないのになぜか配属され(基本新卒は店舗配属スタート)、教育メソッドの組み立てや、プリスクール・幼児教室の立ち上げを担当。プリスクールに事業部のオフィスもあって、毎日子どもたちと触れ合いながら(保育はなし)仕事をし、9:00-17:30の定時勤務がほとんどでした。
2年目はCIオフィス(コーポレートアイデンティティ、いわゆる広報/PRチーム)で、保育事業の広報立ち位置として、国内旗艦店の立ち上げの保育関連のリーダーを担当。保育/幼児教育の観点から旗艦店のコンセプト立案から入り、幼児教室の立案・講師選定/アサイン・集客・運営管理など一貫して担当してました。
― 同じ会社ながら、2年間で結構異なるお仕事をされていたんですね!なぜ転職しようと思ったのですか。
林:業界として成長鈍化への不安です。
子ども業界は少子化でどの会社も業績が厳しく、給与が上がらない傾向があったうえに、家族経営で常に手探りな状態でした。新卒2年目で会社の今後を掛けた一大プロジェクトをほぼ責任者のように任されていたことに、やりがいを感じるとともに自分の天井が見えた気がして焦りを感じたので、転職を決意しました。
子どもが好きで会社理念にも心から共感して取り組んできた2年だったので、天職だと思っていたけれど、自分の成長や目標に対しての現在地を考えると、自分自身のレベルの低さを感じて、第二新卒のうちに転職して20代は挑戦できる環境に身を置き、30代で自分で好きな仕事を選べる状態になりたいと思ってました。
ー理念に共感できるかも大切ですが、自身の成長環境があることも大切ですよね。そんな中でなぜ転職先としてアンティルを選んだのですか。
林:圧倒的な挑戦環境があったことです。
転職を考えたときに、上記理由から「挑戦できる環境」があって「手に職をつけて何者かになる」ために最適な場所を選びたいと思っていました。
「手に職を」というのはよくある話で、前職の経験から、こんなに天職だと思うほど好きな仕事・商品・サービスなのに、知られていないと意味がないし売りが立たないと企業としてやっていけない、と痛感したことから、PR業界に興味を持ちました。
「挑戦できる環境」は、最終面接で入社当初の上司が、「手取り足取りサポートはしてあげられないけど、食らいついて来る人にはいくらでもチャレンジできる機会の提供ができるし、一緒に頑張るメンバーもいるよ」と言ってくれて、この一言で他企業の就活はすぐに止めて、アンティルに行こうと決めました。(懐かしい…)
ー前職の仕事の中で、「好きだからこそもっと知ってもらえる力をつけたい」と思って、PR会社に興味を持つ方は、アンティルの中でも多い印象です!また、アンティルのチャレンジできる環境が決め手となって、転職先される方も多いですよね。実際にアンティルに入ってみて、どうでしたか。
林:(まだ30歳なったばかりなので、ひとまず)20代をアンティルで過ごせたことは、心から良かったと思ってます!若手に裁量権がある、といろんな会社で言われてますが、アンティルは出る杭を打たない会社。大小問わずチャレンジしたい、なにかやり遂げたい、そう思っている人には縁が舞い込んでくるし、その挑戦を会社としてもチームとしても、隣の席の人も応援してくれてる。それがアンティルの良さだと思ってます。
そして志は多種多様でも、同じようにこの会社にいる意味を持って働いている人たちが多い分、人に助けられることも多いなと思います。
仕事としても、自分が元々やりたかった子ども領域にも関わる機会もありますし、いろんな人がいるからこそ、就活時期にはわからなかった自分の特技・特性も見えてきて、幅が広がっている実感もあります。
クライアントの「理想共創」ができるチームを作ることがリーダーの仕事
ーアンティルに入ってからの仕事内容を教えてください。
林:現在、入社6年目(社会人8年目)なのですが、キャリアとしては以下です。
- 入社2年目下期~ マネージャー職
- 入社3年目~ マネージャー職(部長不在)
- 入社4年目~ 部長職
- 入社5年目下期~現在 ビジネスユニット長
よく担当している業界は、入社当初は外食や大学関連が多かったのですが、今はアパレル・美容・家電・大手のコーポレート・toBのベンチャーなど幅広く担当しています。
入社当初はコロナ前だったので、雑誌社やTV局などに潜入して複数媒体・番組を一気にアタックするメディアプロモートなどもやっていましたが、今はプロジェクトマネージャーのポジションで企画提案から実行までを担当しつつ、チームマネジメントを行っています。
ーリーダーといっても会社によって求められる役割は様々だと思います。リーダーとしての仕事内容を教えてください。
林:アンティルのリーダーはプレイングマネージャーです。それはPRコンサルタントとして常に最前線を知りクライアントの理想を叶えられる状態であるために、必要な要素だとも思ってます。
リーダー像は様々だと思いますが、私のスタンスとしてはクライアントの理想共創ができる“チームを作る”のがリーダーの役割だと思っています。
▼アンティルのスローガン「理想共創」について詳しく知りたい方はこちら
ー「理想共創」はアンティルのスローガンでもありますね!リーダーになって変わったこと、意識の変化はありますか。
林:自分だけがどんなに頑張ってもなし得ないことがたくさんあることを学びました。特にPRの仕事は1人でできることはあまり多くなく、それぞれの得意が積み重なったとき、クライアントにとっても自分たちにとっても、大きな成果につながる活動になったりします。それが楽しくて、チームをつくるリーダーの役割が自分には合ってるなと思います。
ーリーダーとしてのやりがいを教えてください。
林:上と被ってしまうんですが、チームを作っていった先に、また新たなリーダーや、専門性の高い人材を生み出せたときにやりがいを感じます。自分のメンバーが誰かに必要とされたり、外部(社内・クライアントなど)から褒められたときは、結構本当にうれしいです!
ー自分のみに留まらず、メンバーの成長を実感できるのはリーダーならではの醍醐味ですよね!リーダーをしている中での苦労はありましたか。
林:最初は無意識に自分のクローンを作ろうとしてしまってたくさん失敗しました。林さんみたいにはなれないとはっきり言われたことも…。それぞれが仕事に対するマインド・モチベーションは違うけど、クライアント向き合いをするPRコンサルタントとしては同じ気持ちを持って働きたい、というバランスを取るのが難しいなと、未だに感じます。
ー仕事において大切にしていることを教えてください。
林:1つ目は、こだわることです。誰よりもクライアントの理想にこだわり、成果にこだわり、過程にこだわる人でありたいと思ってます。
2つ目はリスペクトすること。チームで活動していることもあり、誰が偉いとかではなく、私のチームには必ず人それぞれ得意領域を持ったメンバーが集まっているので、個々の得意分野や考えにリスペクトの気持ちを持つことは大切にしています。
30代でどのようなライフステージにいても自分らしく働きたいと思い、リーダーに
ーリーダーになる上で、悩む方も多いと思います。リーダーの打診を受けたとき、どのような悩みがありましたか。
林:自分に務まるか未知でしたし、どうしても慣れないうちは量で賄わないといけない瞬間もあることが想像できたので悩みました。
しかし、30代でどのようなライフステージにいても、自分らしく働ける人でありたいと思っていたので、そのためには自分でできる範囲を広げていくこと、価値を発揮できるポジションを見つけることが必要と感じ、やったことないことにチャレンジしようと思い、決断しました。
どのステージアップも、チームメンバーが助けてくれたので、乗り越えられてきたなと感じています。
ー今後のキャリアについて、どのように考えていますか。
20代のうちは、先ほどお話した、「30代でどのようなライフステージにいても、自分らしく働ける人になっていたい」という目標に向かって、走り抜けてきました。
30歳になったので、ここからはPR業界で自分の得意をより鋭角にしていきたいです。
ー最後に、どのような人と一緒に働きたいか教えてください。
人と一緒に何かを成し遂げることを喜びに感じたり、一緒に作り上げる過程を楽しめる人と一緒に働きたいです。あとはポジティブで明るい人!アンティルはなんだかんだ前向きな人が多いと思います。
裁量権を持って働きたい人はもちろんですが、前のめりのメラメラでなくても、うちに秘めた青い炎系の人もたくさんいるので、自分の意志をしっかり持ちつつチームで働くことを楽しめる人は向いているんじゃないかなと思います。
ありがとうございました!興味を持ってくださった方、ぜひお話ししましょう!
このストーリーを読んで
・PR業界に興味を持った方
・アンティルでのリーダーとしての仕事ついてさらに知りたいと思った方
・アンティルについて話を聞いてみたいと思った方
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