- リモート|長期インターン
- 組織コンサルタント
- 人事・採用
- 他30件の職種
- ビジネス
- その他
Onlyのメンバー紹介をします。
今回は、優しさの中に強さと凛々しさを兼ね備えたマネージャーのにっしーこと、西村結有(21卒)です。
曇りのないまなざしをする彼女ですが、そこには入社以降苦しみながらも信念を貫き通した1年間がありました。
目次
- 入社動機
- Onlyで身についたこと
- Onlyの魅力
- 入社を考えている人へメッセージ
入社動機
人は現状を変えることができる。その想いが空回りしていた入社前
私はOnlyに入る前、フィリピンのNPOで半年ほどインターンをしていました!
私の目標は、「貧しいフィリピン人の自走を後押しすること」でした。
私は、「どんな状況でも、人は可能性を切り拓ける」と考えています。
実はもともと私自身、小さい時は勉強もダメ、運動もダメ、おしゃべりも怖くて。
不器用な自分に落胆しつつ、悔しいと思って地道に努力を続けてきました。
すると、徐々に結果が出て、いつのまにかさらに挑戦できるようになりました。
だからこそ、取り巻く現状に諦めかけている貧しいフィリピン人を支え、現状を変えたいと考えていました。
しかし、現状を変えることは、全く簡単なものではありませんでした。
価値観の異なる相手と、議論を前に進められず、平行線を辿ったままの毎日....
時間をかけて、フルコミットしていても、現状に変化が起きない毎日....
どこか自分に違和感を感じていた私は、「帰国後、現状をより良い方向へ変えられる力をつける経験がしたい」と思い、
インターンを探し始めました。その過程で、Onlyの募集を見つけます。
「ここでなら、今の自分を変えられる。」
もう一度自分に期待を持つことができたインターン面接
フィリピンで感じていた違和感は、Onlyの面接で明確なものとなります。
当時の経験を面接官だった一雄さんに話すと、
「できないときに、なぜできないのか考えましたか?」
「改善をかけて、うまくいくようにするために、軌道修正はしていますか?」
当時はその時の精一杯で打ち込んでいた分、ど直球で”痛い”フィードバックをしてくださいました。
「頑張っているのに結果が変わらない」と嘆くだけだった当時の私は、この一言が突き刺さりました。
本来であれば見たくない自分の弱い部分を鋭く見抜いてもらいました。
この環境で自分を変え、目の前の変化を生み出すことができる人になりたいと強いました。
Onlyの価値追求に拘る文化、相互成長のためにフィードバックし合う文化に惹かれ、
生徒指導や組織運営を通して、自身のスキルやマインドを強化したいと感じ、入社を決意しました。
Onlyで身についたこと
自分で結果を出す力
Onlyでは、「自分自身で結果を出す力」が身についたと考えています。
この力をざっくり分けると、『課題解決力』と『コトに向き合うスタンス』です。
成長エピソードの一つである、入社初期に担当した女子生徒のエピソードを紹介します。
●立ちはだかった壁① 『課題解決能力』
体験授業へ自信なさげにやってきた女の子。
かつての私と同じように、自分の努力しても伸びない現状に落胆していました。
私は彼女の気持ちが分かるため、寄り添うことができ、すぐに仲良くなれました。
しかし、ここから、私自身に壁が立ちはだかります。
渾身の授業設計をしても彼女の結果に結びつきませんでした。
・ゆっくり何度も説明しても理解ができない。
・授業でできるようになって、一緒に喜んでも、帰宅した途端習ったことを忘れてしまう。
・『塾は楽しみにしていますが、学校が怖くて溜息をついています』という保護者様のご感想。
生徒の学びにおける課題が全く解決されていない現状にぶち当たり、初めて思考を繰り返しました。
・生徒が理解できない要素はどこか。
・生徒が理解するまで何回説明が必要か
・覚えたことを自宅で思い出すために、どのようにノートに記録をとるか etc
このような仮説検証を2ヶ月続け、一定生徒の特性を掴むことができました。
こうして、「授業+自宅学習」のサイクルが回り始め、定着に近づくような授業を展開できるようになりました。
保護者様から「学校に行きたくないと言わなくなりました!」とご報告をいただいた時は非常に嬉しかったです。
●立ちはだかった壁②『コトに向き合うスタンス』
自分に自信がついていた女子生徒ですが、一方で、テストに対して怖がってしまう部分を解消することができずにいました。
怯え甘えてしまう生徒に対して、私自身も、生徒を傷つけてしまうこと・生徒に嫌われることを恐れ、踏み込んだアプローチをすることができませんでした。
ある日の振り返り。当時のマネージャーのまこさんが、『コトに向かえず、成果を追い求められていない』と私にフィードバックをしてくださいました。
『目標達成を最優先にした判断ではないよね。』
『徐々に変化が出たとしても、最速 / 最大の価値ではないよね』
『ゆうちゃんが変わろうとしていないのに、生徒に変われると期待をかけることができるのかな?』
3時間に及ぶ振り返り。自分自身が成果ではなく、自身の安心する方に流されていることに気づくことができました。
これを受け、結果を出すための細かい授業設計を行いました。生徒が怖がる原因を再度洗い出し、生徒の性格や咀嚼能力を加味しながら、授業の導入・中・最後・授業後のフローに分けて設計をしました。想定される懸念も洗い出し、先手をどう打つかを考えました。
当時は、思考する習慣がなく、唸りながら整理をしていました。自分なりに練った設計は、1.5時間の授業に対して6時間ほどかけました。それでも足りない観点が多く、2時間ほどマネージャーのフィードバックをもらいに行ってから授業に臨みました。
その後も思考や議論を重ね、継続してアプローチをとった結果、生徒も、徐々に挑戦をしようと思えるようになり、最終的には苦手な算数で100点を取るまでになりました。
目標に向かって思考と行動をし続けたことによって、結果を出すことの喜びや、向き合うことの責任と可能性を感じるようになり、難しいことにもチャレンジできるようになりました。
Onlyの魅力
変化を生み出すには、主体性が必要であること
Onlyで学んだことは、「自分から行動を起こせば、変わることができる」ということです。
逆に、環境に身を任せているだけでは自分で成果を出すことはできません。
環境に依存するのではなく、主体的に行動を起こす必要性を知ることができました。
そのうえで、”Onlyという環境” の魅力は、以下の2つだと考えています。
①本音で議論する文化
Onlyは、生徒に価値を出すために本気で議論をする文化があります。
インターン生全員が本気でミッション達成を目指す組織だからこそ、生徒へのアプローチ・組織運営を行う中で互いに妥協せず議論やフィードバックを行います。
②自分から行動を起こせば変わることができる環境が整っていること。
Onlyのインターンの特徴は、「自由」と「責任」が大きいことです。
・フルリモートの環境で自己コントロールをしながら進める業務
・「誰が言うか」ではなく「何を言うか」という文化で議論する姿勢
・保護者対応も含めた生徒指導の責任の大きさ
・採用・研修・広報といったプロジェクトをインターンで回せる裁量権の大きさ
私はこの環境で、思いきり挑戦と失敗を繰り返したことで、失敗する勇気を持つことができ、主体的に行動することができるようになったと思います
入社を考えている人へメッセージ
必要なのは、全て受け止めつつ、それでも自分を信じる勇気だけ
入社後、生徒指導の授業設計や目標設定は、ゼロベースでの思考が必要です。
また、第2創業期のため、ノウハウが蓄積されていないプロジェクトがたくさんあります。
そして、成果を出すために、やるべきことに期限を決めて行動したり、自分でPDCAを回して自分の思考/行動に磨きをかける必要があります。
必然と自分の弱みに向き合うことには、必然となります。
ここには、頑張ろうとするあなたに向き合ってくれる仲間がいます。
でも、本当に変わりたければ、自分から動くしかありません。
実際、仲間に囲まれていても、私自身も何度か変われない時期がありました。
どんな時も、自分の人生を変えるのは、自分自身しかいないんです。
スタートラインを気にする必要はないと思います。
でも、どんな状況も乗り越えると自分に約束してから応募してください。
本気の人はメンバー全員、本気で向き合います。
誓える方、一緒に活動しましょう。
*他インターン生のインタビュー記事はこちらから