なにをやっているのか
日本郵政グループが持つ、日本全国に広がるネットワークと、地域に根差してきたリアルな郵便局の人の力、私たちはこれに加え、最先端のデジタルテクノロジーとデータの利活用により、全く新しい「みらいの郵便局」を創り出していくことを目指しています。
▼JPデジタル株式会社
https://jp-digital.jp/
JPデジタルは「みらいの郵便局」の実現に向け、
・UX /UI
・データの分析活用
・AI等最新テクノロジーの実装
・デジタルマーケティング
・DX人材育成
の5つを軸に、日本郵政グループ内におけるDXを推進。リアルの郵便局ネットワークとデジタルを融合させ、お客さまの体験価値を徹底的に高める「顧客起点のDX」を体現していきます。
▼「みらいの郵便局」実現に向けた施策例
https://jp-digital.jp/business/1338/
▼新たな「デジタル発券機」の開発・アジャイル改善の実施
https://jp-digital.jp/business/1334/
なぜやるのか
■決まった形がない、だから、おもしろい
みなさんは郵便局を使ったことがありますか?
「郵便物を受け取る」ところまで含めると、郵便局と一度も接点のない人はいないと思います。
つまり、郵便局は社会のインフラであり、すべての人に便利であったり、喜んでもらうことが求められているということになります。
しかし、すべての人に役立つ画一的な郵便局を私たちは目指しているのでしょうか。
たとえば、いつも混雑している都心の郵便局なら、AIのチャットボットや事前予約ができるオンラインサービスが喜ばれますが、地方の郵便局を利用する高齢者にとっては必ずしも便利とは限りません。
このように、画一的な理想の郵便局を作るのではなく、世代や地域などさまざまな多様性に応じた「みらいの郵便局」を創っていくことが求められています。
正直、簡単なことではありませんが、同時にこうしたチャレンジができることに、私たちはワクワクしています。
■できること、やりたいことは、無限大
郵便物や年賀状の発行数が減少しているという話、みなさんも聞いたことがあると思います。
一方で、ゆうパックなど荷物運送の取り扱いは年々増えており、物流事業としての観点では、市場が成長し続けている状況です。
日本郵政グループにはそのほかにも、ゆうちょ口座(1億2,000万口座)、かんぽ保険(契約数2,000万以上)など、日本最大級のアセットがあります。
目下デジタルの力を活用して、「このアセットをどうやって活かせば成長事業に変えていけるのか」を試行錯誤中。できることは無限大、やりたいことも無限大、そして、日本を変えるというダイナミックなチャレンジにみんなで日々楽しみながら取り組んでいます。
どうやっているのか
全員が最大限のパフォーマンスを発揮し、継続的にチャレンジや成長ができるよう、制度や環境を整えています。
▼ジョブ型組織
JPデジタルの組織は、デジタルトランスフォーメーション(DX)企画、プロジェクト推進、エンジニアリング(開発・実装)、デジタルマーケティング、人材育成など、9つの機能で構成されています。
各領域のスペシャリストとコラボレーションすることで、高品質かつ効率的な開発や組織運営、個人・組織のパフォーマンス向上を目指しています。
▼スクラム運用
所属部署や役職とは別に、小規模で自律的に活動するチームを編成し、課題解決に取り組みます。
短い期間でのアウトプットやサービス価値の向上を目的に、各事業会社の関係メンバーとJPデジタルメンバーが一体となってスクラムを組み、検討や実装を進めています。
▼柔軟な働き方ができる制度
・リモートワーク
デジタル・DX推進に取り組む組織として率先して、新たな働き方の挑戦も含め、現在出社とリモートのハイブリットな働き方を実践しています。信頼関係の構築時期には必要に応じて出社していただいていますが、業務に慣れスムーズに業務遂行できるようになったら、半分以上は出社するというバランスで、リモートワークをOKにしています。