佐々木 晃 鳥取県出身。大学卒業後は新卒でアパレルメーカーに入社。業界未経験であったがUターンでアート建工入社を機にインテリアコーディネーターへジョブチェンジし現業でもお客様へ向き合いながら資格試験の勉強にも奔走中。
『アート建工メンバーインタビュー』とは?
鳥取の住まいづくりの次に目指すのは、住みやすく快適な山陰の街づくり。そんな街を、山陰のよりよい未来を願う人と共に創りたい。地方創生のモデルケースを体現するアート建工のメンバーにフォーカスを当て『アート建工がどのような会社か』『どんな人が働いているのか』を少しでも知って頂きたく社内のメンバーでしか聞けないことをインタビューしありのままを発信していきます。
現在のお仕事内容を教えてください。
インテリアコーディネーター(以下IC)として業務に励んでいます。お客様と外壁や床、クロスなどの色や素材を相談しお家のデザインを決める手助けをしています。他には電気コンセントの位置を決めることも我々の仕事ですし、協力会社様への依頼、お客様との打合せ準備として事務作業もしています。
佐々木さんは中途のご入社ですが前職からICのお仕事をされていたのですか。
いいえ。実はアパレル関係の仕事をしていましてICとしてはアート建工に入社してからキャリアをスタートしました。学生時代に洋服の販売をしてみたいと考えていました。学生時代、色彩検定の勉強をしていたのですがその際にICという仕事のことは知っていましたが、アパレルの仕事をするために勉強していました。
転職されたきっかけを教えてください。
元々、30代前半には地元に帰ってきたいというのは大学進学時から考えていましたが一昨年コロナウイルスが流行した直後から、アパレル業界は大きな岐路に立たされたと感じました。実際に店舗で購入されるお客様も激減しましたし、来店して下さったお客様と会話していても「購入してもあまり出かける機会もないから。」と購入を控えられる方もいらっしゃいました。もちろん仕事自体は自身が望んでいた職種でしたし、前職のメンバーとの関係性も良かったのですがプライベートで“おうち時間”も増えていく中、実家にも帰れない日々が続きました。これから先に不安を感じていた中で地元の友人と電話やLINEで相談する機会も度々ありました。友人の一人がアート建工で働いており、もし興味があるならということで紹介をしてもらいオンラインで面接をしていただくことになりました。
自身も自宅で過ごす時間が増える中で“家”という存在について改めて考えた際に、人の暮らしの中心である住まいを自身の力で少しでも住みよい環境にできる仕事に魅力を感じ未経験でしたが入社を決意しました。
未経験でのご入社では苦労されたことも多かったのではないでしょうか。
入社直後は営業の補助をしながら、商品のことや事業、お客様のことなど基本的なことについて学ばせて頂きました。苦労という苦労とは思っていませんでしたが、知識や経験もない中で知らない用語も多く覚えることは大変でした。お客様からしたら私もスタッフの一員なので色々質問もされましたが全く答えられませんでした。(笑)
見学会の現場にいることも多く、色々なお客様と触れ合ったことは今でもよく覚えています。何度も足を運んで下さるけど購入までなかなか踏み出せないお客様を見ると、本当に“一生に一度の買い物”なんだなという気持ちが強くなりました。また、実際にお住まいになられる商品はもちろん誰から買うか。という点も非常に大切な要素だと感じましたし、自身の前職にも通じるものがあると感じました。
一緒に働くメンバーについて教えてください。
オンとオフの切り替えがしっかりしていると感じます。みんなそれぞれのプロとしてお仕事はしっかりされる方ばかりですが、遊ぶ時もしっかり遊ぶという印象ですね。例えば社内に部活動も結構あるんですが、バドミントンだったり登山だったり部署や拠点も横断してやっています。私も学生時代部活動等ではやっていなかったのですがバドミントン部に所属していましてノー残業デーに社内のメンバーと活動しています。
コミュニケーションの気持ちよい人が多いです。特に私の所属している部署もそうですが、質問を先輩や上司にした際にみんな手を止めて丁寧に教えてくれます。「これ聞いてもいいのかな…」といったことがあまりないので結果として業務の円滑化にはつながっているのかなと思います。
山陰出身のメンバーとしてこの街の魅力は何だと思われますか。
やっぱり海の幸ですかね。カニやノドグロなんかも有名でおいしいですがハマチやブリも絶品です。私の先入観もあるかもしれませんが地元を離れていた頃はあまり魚介類を食べなかったんです。きっと地元で食べる方が美味しいと思って。(笑)
佐々木さんの目標や夢等ありましたらお聞かせください。
短期の目標としてはICの資格試験に合格することです。夢は…あまり具体でこれをなしとげたい!とかではないのですが、インテリアコーディネーターとして活躍し続けたいと思っています。これはまだまだ先のお話ですが、将来的には今のアート建工で提供しているコンセプトだけでなくそこを飛び越えられる提案ができるようになれればと思っています。建物や家具、インテリアは時代によって変化することもあると思いますが、私の中では入社直後に感じた“住まい”に対するお客様の熱量にどんな時代にも応えられるICであり続けたいですし、そのためには自社はもちろん他社さんや世の中のニーズをちゃんと学び続けていきたいなと思っています。
佐々木さんありがとうございました!