我々がこの地域のことを本気で考えたからです。
住まいに関わる事業を総合的に展開してきた我々は、おかげさまで順調に成長をとげ現在では山陰地方で住宅選びをする際に『選んでいただける候補の1社』にまでなることができました。しかし、人が生活をするということは、ただ食事や寝るためだけの場所があれば良いわけではありません。働く場所や買い物をする環境、医療、福祉、余暇の時間に子供たちの教育環境等、色々な要素が必要となります。鳥取県は日本でも1番の人口が少ない県であり、今日現在も人口は減り続けています。我々が本業でエリアシェアを上げるということはできますし、事業会社として目指す一つの目標ではあります。しかし『住まい』という人の生活の中心に関わる者としてそれだけでは良いのかを考えていました。あるべき真の答えはまだわかりませんが、少なくとも減りゆく人口と元気の無くなっていく街をただ見ていることはできませんし、自分たちが中心となり山陰の人たちと山陰に興味を持ってくれる他府県の人たちでこの街の最良の姿を一緒に考えて行動したい。私たちはそう考えています。